気になったニュースと音楽(2025年1月12日)
2日連続ですが、今週気になったニュースと音楽を振り返ります。
1月6日(月)
ゴールデングローブ賞、真田広之氏と浅野忠信氏が日本人初の主演と助演男優賞 「SHOGUN」4冠達成
普段はカルチャーメディアのみが取り上げるゴールデングローブ賞。今年は「SHOGUN」のブームもあり、大手メディアもこぞって取り上げました。
願わくば、日本人が絡んでいないときも報じてほしい。今回も「SHOGUN」以外の報道はほとんどないので、全体像を伝えてほしいなと思います。
1月7日(火)
日本郵便、下請け法違反 不当な違約金、公取委指導 誤配・苦情時
年始早々、日本郵便の不祥事です。報じられた内容を目にして、未だにこういった「不当な経済上の不利益の提供要請」をOKだと認識していることに驚きを隠せません。
「一部の」郵便局ということで、最も重い勧告は見送られたそう。ただ日本郵便は「一部の」ということで済ませず、しっかりと対策を練ってほしいと思います。
1月8日(水)
トヨタ次世代都市、秋に本格始動へ
知り合いも関わっているプロジェクトですが、トヨタによる「モビリティ・カンパニー」の全体像がいよいよ形になることだと思います。
なんとなくイメージするのは、神尾楓珠さんが2022年に主演して話題になったNHKドラマ「17才の帝国」でしょうか。“実験”が実験にとどまらず、良い影響が社会に波及することを期待しています。
1月9日(木)
中国BYD、PHVで躍進 24年販売427万台、ホンダと日産超す勢い 海外市場拡大、米欧は警戒
私にとっては“ダークホース”のような存在だったのですが、ここまで勢いがあるとは。テスラ社の業績が低迷している中、海外市場で存在感を示している中国BYD。めまぐるしくゲームチェンジャーが変わっていく予感です。
1月10日(金)
介護業倒産、最多172件 24年 物価高騰でコスト増
前々から報じられてきましたが、やはり年間で過去最多を計上しました。
毎日新聞は「物価高騰でコスト増」を主要因としていますが、訪問介護81件ということは、訪問介護の基本報酬の引き下げが大きいように思います。毎日新聞は、年始からエッセンシャルワーカーに関する記事を立て続けに出しています。政府に忖度することなく、ジャーナリズムとして原因の追求をお願いしたいものです。
1月11日(土)
世界気温、昨年1.6度上昇 産業革命前比 パリ協定目標超過
2015年に定めたパリ協定の目標数値を逸脱する結果となったようです。「1850年以降で〜」といった文言もありますが、要はここ最近の世界気温上昇の“愚かさ”を問うべきで。
国際政治のあり方も含め、何とも歯切れの悪い「指摘」になっているのを感じます。
1月12日(日)
東京都、10月から無痛分娩の費用助成へ 最大10万円 都道府県初
さすが東京都というか。(表現に語弊はありますが)女性がリーダーであることの強みが発揮された取り組みのように思います。
地方自治体がそれぞれ競争することは「少ないパイを奪い合うこと」だと批判の声もあります。ただ、やはり良い施策はしっかりと講じるべきで。私の地元の栃木県は、県をあげて婚活支援をやっているのですが、東京との違いに頭を抱えてしまいます。
もちろんこの取り組みだけで少子化対策の成果になるわけではありません。それでも、ひとつでも良い施策を打ち出そうと努力する東京都の姿勢はやはり讃えるべきだと思うのです。
今週気になった音楽
(G)I-DLE「Queencard」
Franz Ferdinand「Hooked」
Franz Ferdinandのニューアルバムがリリース。変わらずワクワクさせてくれる音楽なのですが、「Official Audio」とはいえ、再生回数が1万に満たない事態に。
一方で、(G)I-DLEの「Queencard」は3.7億回再生に。グローバルアーティストならばめちゃくちゃ多い数字ではないものの、勢いの差は感じてしまいます。
私はどちらも好きなので、来日公演あれば足を運びたいです。((G)I-DLEは3月にフェス出演があるそうですが、若干敷居高いな……と)
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3連休で、ようやく2025年に入ってからのニュースに追いつきました。
日々、じっくりとニュースに向き合いつつ、自らの「偏り」を補正できるよう努めたいと思います。