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2021年秋冬、行きたい展覧会メモ

2021年夏、創業したこともあり美術館に殆ど行くことができなかった。

仕事が落ち着く気配はないのだが(だからこそ)、たまにはアートに触れる時間を設けたい。

無意識のうちに根付いた固定観念を、ベリっと剥がすような時間を。小説や映画も似たような「効能」はあるのだけど、それらとは異なる次元でアートは心を震わせてくれる。

アートは、美しいものばかりとは限らない。見たくないもの、見えてはいけないものもズカズカと心に迫ってくる。その作品の前後で、間違いなく僕は変わってしまっている。その変化は、時々僕を飛翔させてくれる。

ということで、備忘録なメモを。

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いちはらアート×ミックス

2020年、コロナ禍で開催延期に。何度の中断を経て、ついに今秋に開催が決まった。僕と妻にとっても思い出の場所で思い入れのある芸術祭、今年は家族4人で遊びに行く予定だ。

地方の芸術祭があちこちで開催される中、コロナ禍という歴史的なパンデミックを経て、改めてどんな価値を提供するものなのか。色々な文脈で気になっています。

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松江泰治 マキエタCC

東京都写真美術館で開催、色々な方が「必見」と評価の高い企画展。1つのルールをもとに展開される写真たちに、何を感じるだろうか。

同館で開催されている「記憶は地に沁み、風を越え〜日本の新進作家 vol.18〜」にも足を運びたい。ここ数年、同じシリーズを鑑賞していて、ささやかながら定点観測となっているので。

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和田誠展

村上春樹作品の表紙、挿絵も手掛ける和田誠さん。惜しくも亡くなられてしまったが、和田さんのこれまでの作品がズラッと見られる機会は貴重だろう。安西水丸さんの企画展行けずだったので、この企画展は何とか時間を割いて行きたい。

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フェミニズムズ / FEMINISMS

社会イシューとして若干食傷気味なフェミニズム。ただ実は何の解決もされてなくて、食傷気味になっている場合ではないんですよね。金沢は遠く、行ける可能性は低いのですが。アートはいつもフェミニズムの新しい扉を拓いてきたので、その軌跡を目にしたい思いが強いです。

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富野由悠季の世界

いやあ、これ知らなかったな。

ガンダムで知られる富野さんの世界を見れる貴重な巡回展。メカニックデザイナーの大河原さんの企画展も以前行ったのだけど、もう圧巻でした。アニメとアートは同じではないですが、重なるところも多い。庵野秀明さんの企画展と併せて、見に行きたいところ。

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引き続き、地方美術館を訪ねるのは叶いそうにない。でも少しずつ外出も増やしていけたらと。引き出しに、インプットを詰めていきたい。

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過去の「行きたい」メモはこちら。

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