見出し画像

商品回収や配送に特化することで、環境に配慮した独自サービスが可能になる

最所あさみさんがツイートしていた配送サービス、かなり気になります。

今日もAmazonから荷物が届きましたが、やっぱり段ボールで梱包されていると心が痛むんですよね。壊れ物に配慮してプラスチックのエアー緩衝剤が入っているのも悲しくなる……

*

記事の概要をまとめると、

・eコマースが始まって25年、未だに一方向で物が配送され梱包によるゴミが大量発生している
・小売店で購入した商品を1つのトートにまとめ、指定した時間に配送する
・トート内の商品を受け取ったら、空のトートは玄関先に置いておく(Olive側がピックアップしてくれる)
・Oliveは数百ものブランドや小売店と提携して配送サービスを提供する
・小売業者には配送に関して追加コストはかからない(売上の10%をOliveが回収する)
・消費者側も配送コストは無料
・小売店が単独で環境に配慮した配送を実施しようとすると物流コストが2倍かかってしまう。まとめてOliveが引き受けることでスケールメリットを出せる
・包装をなくすだけでなく「トラックの走行距離」の効率化や再配達が発生しないようなオペレーションにも工夫を凝らしている

という感じ。

本来であればAmazonなどeコマース大手が実施するのが早いし、それこそスケールメリットがあるのだが、これほど巨大企業の場合、オペレーションの変更には時間を要するだろう。倉庫などは持たず、商品回収や配送に特化することで独自性を高めることが可能というわけだ。

ぜひAPI連携などで、eコマース大手も巻き込んでほしい。

実際、数円単位で配送コストを切り詰めているのが現状だろう。どちらかがマイナスを引き受けるのはあまり想像できないものの、環境配慮への緊急度は非常に高い。

1日も早く、消費者、メーカー、eコマース事業者、物流業者それぞれがWin-Winの関係を築けるような仕組みを作ってほしい。

いいなと思ったら応援しよう!

ほりそう / 堀 聡太
記事をお読みいただき、ありがとうございます。 サポートいただくのも嬉しいですが、noteを感想付きでシェアいただけるのも感激してしまいます。