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気になったニュースと音楽(2024年9月29日)

早いもので、もう9月が終わろうとしています。

秋から冬へ。10〜12月もあっという間でしょう。2024年、何か達成できたかな。できていないと思うのなら、残り3ヶ月で挽回しなくちゃ……な時期です。

9月はどうしても政治関連のニュースが中心になりました。ただ忘れてはならないのが、議論ばかりしていて、政策も予算も一歩も前に進んでいないということ。石破さんが自民党総裁になり、週明けには内閣総理大臣に指名される(その後、天皇陛下から任命される)見込みです。早くも主要ポストや閣僚の報道もありますが、忘れてはいけないのが、今回の総裁選は「裏金」などの不祥事に端を発して岸田首相が辞任を決意したという背景があること。「けっこう良い人事じゃん」なんて、余裕かまして高みの見物をしているのはあまりに楽観的で。

石破さんも「自民党を変える」と言ってきたわけですから、有権者はその行方をしっかりと見定めていく必要があるでしょう。


9月23日(祝)

日本、総合力4位に転落 アジア太平洋 豪研究所調査、印が上昇

「軍事力」「防衛ネットワーク」「外交的影響力」は上昇したものの、「経済力」が他国よりも大きく低下したことが原因と記事にはあります。アベノミクスの時代から経済成長を掲げてきた自民党政権ですが、その“一丁目一番地”がグラついていたら話になりませんね。

chelmico「Sunburn」

先週に続き、chelmicoブーム。サマーチューンを意識した曲で、どこか懐かしくもある。プロデュースはTAZZY BEATS。富山県を拠点にしているザ・おめでたズのビートメーカーの方だそう。

9月24日(火)

安保理改革「緊急の必要性」 公正なAI開発でも一致 国連サミット

急速に進化する人工知能(AI)の影響やリスクを独立して評価する「国際科学パネル」を国連に新設する方針」とのことで、私の記憶する限り、国連がAIにある種の危機感を表明したのは初めてのように思います。

成果文書に各国における拘束力はないものの、評価の枠組みを設けようと努めているのは重要な一歩でしょう。

曽我部恵一 & Junes K「Breath」

レバノンへの空爆が最大被害と報じられました。バイデン大統領も含め、辻褄合わせに終始。政治家は誰もガザへの虐殺を止められないのでしょうか。そんな無力感を携えながら、曽我部恵一がラップをしたため歌っています。

9月25日(水)

「一極集中是正」で綱引き 自民総裁候補に提言書 知事会、一丁目一番地の課題/東京都、パイ増やすこと重要

自民党総裁選のメディア報道をつぶさに眺めると「誰が優位か」以外にも、色々な論点が示されているのが分かります。

毎日新聞で報じられていたのが、全国知事会による緊急の提言書。総裁候補を続々訪ねて、提言書を手渡したそうです。一国の総理大臣とはいえ、47都道府県の意向は無視できないもの。

「一極集中是正」の問題は、少子化や経済対策などにも波及効果があるので、ぜひ本格的に着手してほしいと思います。

Metronomy x Porij「Petit Boy」

実は2009年にLate of the Pierのオープニングアクトとして初来日したとき(いやあ、豪華な組み合わせだったな……)に、取材の機会もいただきました。アルバム「Nights Out」が出たばかりだったのに、「次の作品が気になるんですが……」なんて失礼な質問もしたのですが、笑って答えてもらいました。

以降、バンドメンバーの変遷をたどりながら、ローンチごとに全く別の作品を生み出すMetronomy。フロントマンのジョセフ・マウントさん、機会があれば彼の映画音楽も聴いてみたいです。

9月26日(木)

[書店の減少]出版文化、基層の危機

大型書店の閉店が続く中、ジャーナリストの森健さんがコラムを寄稿。

「本屋なんてオワコン」なんて語る人や、書店の再興を諦める人も多い中、草の根で「本屋を守ろう」という動きをしている方々の声は、ちゃんと私も受け止めていかないといけないなと思いました。そしていずれは、影響力をもって発信できる立場にもなりたいなと思います。

8otto「赤と黒」

1830年に刊行されたスタンダールの長編小説を皮切りに、「赤と黒」をモチーフにして様々なアーティストが作品をつくってきました。8ottoはドラマーボーカルのフロントマン、マエノソノの色気によって艶のある作品に仕上げています。

9月27日(金)

オープンAI、ムラティCTOが退社 幹部の流出相次ぐ

昨年は営利企業への転換を強烈に進めるサム・アルトマンCEOの解任劇が話題になりましたが、復帰後は、オープンAIの幹部の退社が相次いでいるようです。

アメリカの非営利団体は、かなり利益をあげているところも多いので、日本で考えるような「営利なのか非営利なのか」という議論は成立しないと思いつつ。利潤に惑わされず、社会に対して“よきもの”をつくっていこうという個人の価値観を想像できるような一連の動きのように感じます。

米津玄師「さよーならまたいつか!」

NHK連続テレビ小説「虎に翼」、最終回を迎えました。実は、途中から観れなくなっていたので、落ち着いたタイミングで堪能しようと思います。

9月28日(土)

8割に在留特別許可 日本生まれ、強制送還になりうる子 法改正で特例

見出しがポジティブのように映りますが、もともとは6月に施行された改正入管難民法の“ひずみ”が原因でしょう。なんせ「就学年齢に達していない」子どもに対しては、強制送還されてしまうわけですから。

私は小学1年生と保育園児の息子がいます。長男には在留特別許可が認められ、次男が認められないという事態は、人権が尊重された行為といえるのでしょうか。

Galileo Galilei「MANSTER」

ガンダムAGEの主題歌にもなった「明日へ」の洗練されたドライなサウンドも良いですが、どこかスガシカオさんを思わせるゴツゴツしたテクスチャもGalileo Galileiの真骨頂のように感じます。同名アルバムの発売をきっかけにライブツアーも始まるようです。

9月29日(日)

「高齢者、ATM前携帯禁止」 大阪府検討の条例は防犯か、制約か

「ATMの前で高齢者の携帯電話使用を禁止する」という、にわかに信じがたい条例を大阪府が検討しているようです。リスクがあったら、利便性を低くする施策を迷いなく講じる。政治家の基本スタンスが透けてみえるような記事に、週末ながらうんざりします。

Digitalism「Café Del Mar(Rework)」

週末にDigitalismの新作が届きました。週明けの仕事時のBGMに重宝しそうです。

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今週の「気になったニュース&音楽」は以上です。ぜひ皆さんの気になったニュースも教えてください。

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