気になったニュースと音楽(2024年10月6日)
こちらにも書きましたが、なかなかハードで頭の痛い1週間でした。
木金くらいはスローダウンしましたが、また来週から仕事に臨みます。新聞を中心としたニュースまとめも順調に進んでいます。こういった作業は、「編集」の良いトレーニングになっていいです。毎日の“切り抜き”が楽しい。スクラップブックも4冊目に入り、見返すと色々な再発見もあります。
ということで、今週の「気になったニュースと音楽」を紹介します。
9月30日(月)
常任理に日本、露外相が否定 印ブラジルには支持
欧米とともにウクライナ支持を明言している日本にとっては、「ロシア憎し」が高まる報道でしょう。ただ、確かに21世紀の民主主義を鑑みた際に、いわゆる「非欧米」な立場であるインドやブラジルを常任理事国に加えるというのは、決して非現実な打ち手ではないでしょう。
「枠組み」そのものが見直しを迫られている国際情勢。国内ばかりでなく、世界の動きを「線」で追いかける必要があると思います。
Mega Shinnosuke「あの子とダンス feat.chelmico」
またまたchelmico関連の曲ということで。もう完全に好きっぽいです。
10月1日(火)
最賃上げ、異例の後押し 徳島県84円↗知事、審議会に要求
徳島県にとっては思い切った打ち手でしょう。とはいえ私も中小規模の経営者なので、最低賃金押し上げによる事業者の影響というのは非常に気になります。1日8時間で週3日のパートタイマーだった場合、ひとり13,000円の人件費増。なかなか無視できない数字です。
こういった動きは「少しずつ」進んでいくのが理想です。合意形成を急がず、丁寧なコミュニケーションをとりながら政治的な解決を目指してほしいと思います。
Franz Ferdinand「Audacious」
来年、新しいアルバムがリリースされるとのことで、その中の1曲が先行配信されました。フロントマンのアレックスも52歳。円熟を感じます。
10月2日(水)
フリーランス新法 違反認定で社名公表 公取委が方針
事業者にとっては見逃せないニュースでしょう。もちろん公正な取引を進めるための施策ではありますが、あまりに強引な進め方は、コロナ禍で休業要請に応じなかったことで公表された事業者の例を思い出します。
syudou「あいきるゆぅ」
遅ればせながらテレビドラマ「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!」を。オープニングはsyudouです。このMVは、基本イメージは静止画が扱われていて、文字やギミックを動かして映像にしていること。予算の関係なのか、こういったショットが流行っているのか。
10月3日(木)
イラン、イスラエル攻撃 弾道弾180発超、一部着弾
いよいよ中東諸国の情勢が本格的に悪化してきました。アメリカ大統領選ではトランプさんがここぞとばかりに「私だったら、こんな事態にならなかった」と民主党を批判しています。
新しく首相となった石破さんも、これまでの流れを踏襲してイスラエル支持を変えていません。ハリスさんもまた「イスラエル支持、だけど攻撃は自制するように」という条件付きです。
誰がどのようにリーダーシップを発揮し、解決に向かうのか。あるいはリーダーシップ不在で状況改善が見られるのか。いずれにせよ、希望が見えないのが辛いところです。
くるり「California Coconuts」
なんと、くるりがメジャーデビュー以来、共に歩んできたビクターエンターテインメントとの契約が満了したとのこと。2024年は、くるりにとっても新しいスタートなんだなと。
初代ドラマーである森信行さんが21年ぶりに楽曲制作に参加したアルバム「感覚は道標」も、また違った響きに感じられます。
10月4日(金)
スーパー株売却検討 セブン&アイ、経営効率化向け
消費者にとってはセブン&アイのブランド効果が魅力だったわけですが、経営視点だと総合スーパー事業は厳しいようです。首都圏ではイトーヨーカドーの閉店も相次いでおり、暮らしに直結するセブン&アイの意思決定からはしばらく目が離せません。
The Weeknd、Playboi Carti「Timeless」
ため息ついてしまうほど格好いいですね。保育園送迎の帰り、歩みのペースを落としながらイヤホン越しで音楽に耳を傾けました。なかなか日本まで足を運ぶこともなさそうですが、パフォーマンスを生で観れたら感動するだろうな……。
10月5日(土)
発達障害の通級指導 高まるニーズ
毎日新聞の「くらしナビ」のコーナーで、発達障害の通級指導のニーズの高まりが報じられました。この問題は「インクルーシブ教育」と逆行するのでは?という懸念があります。記事では通級指導によって、「もっと勉強したい」という児童・生徒側の声が挙がっていると記されています。
通級指導と原学級保障というふたつの考え方(対立するものではないと頭では理解しつつも)、どちらにもメリットやデメリットがあり、現時点で私は何が正解か分かりません。今回の記事をきっかけに、考えを深めていきたいと思います。
Tele「包帯」
こちらもテレビドラマ「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!」。エンディングの楽曲です。ボーカルの優しい歌声が沁みます。個人的には、syudouよりも作業用BGMに適していて、何度もリピートして聴いていました。
10月6日(日)
吃音が問うもの・1/100人の障害 障害者手帳、取る選択
とても丁寧な記事でした。
障害者手帳を取得することで、「周囲に支援を働きかけるには有効な手段」と記事に記されています。もちろん手帳取得の有無によらず、環境が変わっていくことが理想です。とはいえ時代は3倍速では進まない。一歩ずつ、当事者や関係者ができることをすり合わせていくのが大切だと思います。
レキシ「KMTR645 feat. ネコカミノカマタリ」
思いがけない場所でレキシが流れてくると、選曲した人のセンスに嬉しくなります。心なしか、その場にいた人たちも盛り上がっていたように感じました。
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来週は朝霧JAMです。今年は次男の保育園の運動会と重なってしまったので、行くことができず。しばらく行けてないのが残念だなあ。
何も考えず、生音をこれでもかと浴びたい気分。毎週そんなことを言っている気がしますが、その願いが叶うまでしつこく言い続けます。