「5分だけ」で、何でもできる。
今年の3月、ライター、コラムニストのいしかわゆきさんが、noteイベントに登壇されていた。
「書く習慣が身に付く」ということだが、まあ、僕はnoteも毎日更新してるしな……と思いつつ、何か直感的なものを感じ、アーカイブを視聴してみた。
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イベントでなるほどと思ったのは、いしかわさんの「5分マジック」というもの。
タスクには色々種類があって、サクッとやろうと思えるものもあれば、無意識的に先送りしているものもある。悲しいことに、人生を生き抜くためには「やりたくないこと」もある程度こなさなければならない。
そんなときに「まずは5分だけやろう」は、励みになる言葉だ。
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例えば、僕が先送りにしてしまうことは、
・苦しんでいる原稿の執筆
・請求書、領収書の整理
・新しい企画のアイデア出し(ひとりブレスト)
・マラソンや筋トレ
・読書ラジオの構成案検討
・契約書の精査
・洋画を観ること(字幕なので、邦画に比べて「ながら試聴」ができない)
などなど。
ほぼ全部のタスクじゃん!と思ってしまうほど、意外と、腰が重くなるタスクが多いなと実感する。
ちなみにこのnoteも、下書きのまま放置していて、イベントを視聴したときから時間が経ってしまった。「5分で書いてみよう」と思い立ち、キーボードを叩いているという次第だ。
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また、より時間を意識したい場合は「Time Timer」というツールを使うのもアリだ。
iPhone、Androidそれぞれでアプリがある。時間がじわじわ減っていくのが可視化されることで、「早くやらねば!」という気持ちになれる。
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僕は、もともと「時間に縛られたくない」という性格だ。のんびりというわけではないのだが、ある程度時間に余裕がある状態でいたいと望んでいる。
そういう人は、定期的に、時間管理について意識する時間を持ちたいと思う。書籍でもウェブでも、時間管理に関するノウハウは山のようにアーカイブされている。
自分の価値観と相反する記事も多いけれど、「あ、こうやると早く終わるな」という気付きを少しでも持つことで、仕事の効率は格段に上がる。
「5分だけ」で、何でもできる。
このマジックワードを、しばらくは意識的に発動させていこう。
*追記*
「Time Timer」がイマイチ使い勝手が悪かったため、いまは「ルーチンタイマー」というiPhoneアプリを使っている。
アプリ使用時に、
・音楽やPodcastがバックグラウンド再生されたまま
・アプリ使用時に画面オフにならない
という点が気に入っている。(というか標準機能だと思うのだけど)