ピンチを楽しく。
湘南みやじ豚を生産している宮治勇輔さんが、Facebookで以下の投稿をしていた。URL紹介と共に、シェア希望とのことなので全文転載する。
なんと、たった1時間で60件ものコメントが。
食べ物との提案だけでなく、「整体と交換どうでしょう?」とか「9歳の次女が作ったコーヒー豆との交換は?」とかユニークなものもチラホラ。やり取りを見ているだけでワクワクしてしまう。
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「ピンチをチャンスに」という言葉は、いまや手垢がつくほど一般的な表現だ。
一方でこの言葉には具体性が乏しく、どのようにチャンスに変えていくかの処方箋は示されていない。
宮治さんは「「物々交換」できたら楽しいかな」という具体的な提案を示している。ピンチと楽しさは並列でもMECEでもない。ロジックではなく感性であり、それゆえに周囲を明るく巻き込めるのではないか。
「やばい!」という感じのピンチは、1年に2,3回ほど訪れるもの。
ピンチに真面目に向き合うのも大切だけど、そこに「楽しさ」を注入してみるのはどうだろうか?
例えばセミナーで押さえた会場の日付が間違ってしまっていたら。前日でそのことが発覚したとき、会場を無理やりキャンセルするのが妥当な判断だが、「会場間違って押さえてしまったので、軽食込みのイベントやりませんか?」なんて呼び掛けるのはどうだろう?「せっかく来てくれるんだったら、名刺だけじゃなくて、作りかけの商品とかプロジェクトの資料とか持ってきてよ」なんて伝えたら、即席のプレゼン大会が始まるかもしれない。
ピンチだからこそ、そこに「楽しさ」という熱を込めるチャンスだ。
そう考えてみると、なんだかピンチが待ち遠しくなる。なにごともマインドセット次第だなと思う事案でした。
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