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感想 | ほりそう

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世の中の「もの」「こと」に関して、感じたこと / 想ったことを綴ります。
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#コラム

冬を、取り戻す必要があるのか。

2023年2月11日、日本経済新聞のコラム「春秋」の内容に考えさせられた。 JR東日本の駅で「冬…

堀聡太
2年前
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「あいうえお」の本をつくる。

いつか、どこかのタイミングで「あいうえお」の本を作りたい。 言葉が生きているような、そし…

堀聡太
2年前
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息子と読んだ絵本10選(2回目)

2年前に、当時3歳だった息子のこれまでの絵本遍歴をまとめました。 次男が生まれ、嬉しいこと…

堀聡太
2年前
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「満を持して」とは?

編集やメディアの仕事に携わっているが、編集者として、あるいはひとりの読者として、健全な批…

堀聡太
2年前
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勝利者意識を持つことの危うさ

2023年1月20日(金)朝日新聞 朝刊に掲載されていた「オピニオン&フォーラム」。元ソ連大統領の…

堀聡太
2年前
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あなたの人生がイケてない理由は何か?(深沢真太郎『わけるとつなぐ』を読んで)

いきなり喧嘩を売るようなタイトルでごめんなさい。 「あなた」というのはあなたかもしれない…

堀聡太
4年前
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息子と読んだ絵本10選

子どもは遊ぶことが仕事だ。 父親になって3年、そのことを実感する。 ブロックも図鑑もままごとキッチンもトミカもYouTubeも、遊んでいるとき、とにかく夢中になっている。最近では食事の時間も遊ぶことを考えているようで、椅子に座るのが惜しいほどにオモチャと対話している。 とりわけ息子が好きなのは、絵本だ。 お気に入りの絵本を何度も「もう1回!」と頼んでくるし、絵本を通じて憶えた言葉もある。彼の成長に、絵本は欠かせない存在だった。 不思議なことに、息子が大好きになる絵本は

アウトプットすることの怖さ

2013年に『星とビール』という短編小説を書いた。 親しい知人にも言っていなかったので驚かれ…

堀聡太
4年前
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「逃げ恥」平匡さんに圧倒的共感する私、そしてドラマでは語られなかったことについて…

新春放送のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」を観た。 選択的夫婦別姓、男性育休、LGBT、無痛…

堀聡太
4年前
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2020年に読んだ書籍10選

もしコロナウィルスがなかったら。 東京五輪は予定通り開催されていただろう。 安倍晋三さん…

堀聡太
4年前
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急に具合が悪くなったら、僕はどうなるだろう。

哲学者の宮野真生子さん、人類学者の磯野真穂さん共著『急に具合が悪くなる』を読んだ。生死を…

堀聡太
4年前
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買って良かった / 使って良かったもの10点(2020年Ver)

昨年にも増して物欲がなかった。 今年は「良い消費を心掛ける」という目標を掲げ、なるべく意…

堀聡太
4年前
7

2020年に読んだnote10選

12月は、今年の振り返りにじっくりと時間を費やす。 昨年の自分を思い出しながら、できるよう…

堀聡太
4年前
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無力さを感じることの意味(映画「浅田家!」)

久しぶりに映画を観ながら、涙を流した。 確かに僕はそれなりに涙もろい性格なので、いわゆる「泣かせる」シーンがあれば高確率で泣いてしまう。そうではあるのだけど。 でも映画を観ながら「ああ、僕、泣いているな」という、不思議な実感があった。メタ的に客観的に自分のことを捉えているわけではない。納得感を持って心が躍動するような気持ち良さ。 そんな映画「浅田家!」、作品の素晴らしさについて僕は太鼓判を押す。 ── 映画の感想としてはややズレているかもしれないが、ほんの少し感じた