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感想 | ほりそう

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世の中の「もの」「こと」に関して、感じたこと / 想ったことを綴ります。
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#エッセイ

「あいうえお」の本をつくる。

いつか、どこかのタイミングで「あいうえお」の本を作りたい。 言葉が生きているような、そし…

堀聡太
2年前
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息子と読んだ絵本10選(2回目)

2年前に、当時3歳だった息子のこれまでの絵本遍歴をまとめました。 次男が生まれ、嬉しいこと…

堀聡太
2年前
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あなたの人生がイケてない理由は何か?(深沢真太郎『わけるとつなぐ』を読んで)

いきなり喧嘩を売るようなタイトルでごめんなさい。 「あなた」というのはあなたかもしれない…

堀聡太
4年前
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息子と読んだ絵本10選

子どもは遊ぶことが仕事だ。 父親になって3年、そのことを実感する。 ブロックも図鑑もままご…

堀聡太
4年前
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アウトプットすることの怖さ

2013年に『星とビール』という短編小説を書いた。 親しい知人にも言っていなかったので驚かれ…

堀聡太
4年前
7

「逃げ恥」平匡さんに圧倒的共感する私、そしてドラマでは語られなかったことについて…

新春放送のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」を観た。 選択的夫婦別姓、男性育休、LGBT、無痛…

堀聡太
4年前
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2020年に読んだ書籍10選

もしコロナウィルスがなかったら。 東京五輪は予定通り開催されていただろう。 安倍晋三さんは体調を崩さず首相を続けていただろう。 どの業界もそれなりの好況を維持していたかもしれない。 僕たちは2019年の延長線上で、日常を送れていたに違いない。 from positive to negative. そんな文脈で2020年が語られることが多い。 でも僕は「大変だったけど、2020年がこんな年で良かったのかもしれない」と不謹慎にも思っている。 Pause for thoug

急に具合が悪くなったら、僕はどうなるだろう。

哲学者の宮野真生子さん、人類学者の磯野真穂さん共著『急に具合が悪くなる』を読んだ。生死を…

堀聡太
4年前
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買って良かった / 使って良かったもの10点(2020年Ver)

昨年にも増して物欲がなかった。 今年は「良い消費を心掛ける」という目標を掲げ、なるべく意…

堀聡太
4年前
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2020年に読んだnote10選

12月は、今年の振り返りにじっくりと時間を費やす。 昨年の自分を思い出しながら、できるよう…

堀聡太
4年前
18

無力さを感じることの意味(映画「浅田家!」)

久しぶりに映画を観ながら、涙を流した。 確かに僕はそれなりに涙もろい性格なので、いわゆる…

堀聡太
4年前
18

「性教育」という言葉の響き

偏りがない人間は、いない。 年齢、性別、育ってきた環境、学校教育、友人関係などによって36…

堀聡太
4年前
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コンプレックスと関係性(芥川龍之介『鼻』)

僕は小学生のとき「でべそ」に悩んでいた。 今思えば、へそがひょこり膨れているから何なんだ…

堀聡太
4年前
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結露の向こうに見えるもの(永遠のソール・ライター)

2013年に亡くなった写真家ソール・ライターの回顧展に行ってきた。 もともと今年1月から開催されていたものの、新型コロナウィルスのため会期途中で中止となっていた。その一方で、持ち主であるソール・ライター財団の拠点であるニューヨークがロックダウンとなり作品返却が困難になっていた。日本で保管せざるを得なかったことが幸いして(関係者の皆さま、お疲れ様です……)、作品と直接出会うことができた。 ── ソール・ライターはその東10丁目のアパートに、1952年、28歳の年に移り住み