マガジンのカバー画像

感想 | ほりそう

573
世の中の「もの」「こと」に関して、感じたこと / 想ったことを綴ります。
運営しているクリエイター

#podcast

僕も『映画を早送りで観る人たち』と同じかもしれない。

映画を愛する者のひとりとして、非常に興味深い内容の本でした。 「こんなやついるのか……」…

堀聡太
1年前
13

古今東西、逆・順、脱臼(近藤康太郎『三行で撃つ〜〈善く、生きる〉ための文章塾〜』…

クックパッドのレシピ通りに進めれば、だいたいの味の料理が出来上がる。 しかし、それはあく…

堀聡太
1年前
5

怪物×怪物

2020年3月から始めた読書ラジオ「本屋になれなかった僕が」。 今年6月に公開された映画「怪物…

堀聡太
1年前
7

村上春樹も、マティスもミロも。(メイソン・カリー『天才たちの日課』を読んで)

なかなか2023年の目標が定まらない中ですが、数年前に読んだ『天才たちの日課』という本が目に…

堀聡太
2年前
8

「よい読者」であろうと努めているか。(神吉晴夫『編集者、それはペンを持たない作家…

年末に読んだ本の感想を。 戦後、数々のベストセラー書籍を手掛け、「編集者」の定義を変えた…

堀聡太
2年前
6

2022年に読んだ書籍10選

毎年恒例、年間の書籍10選をまとめてみる。 といっても、今年は書籍よりも映画にフォーカスし…

堀聡太
2年前
9

編集も生活も、ずっと続いていくから。(北尾修一『いつもよりも具体的な本づくりの話を。』を読んで)

世の中は、抽象的と具体的なことで構成されている。 ……すごく当たり前のことを堂々と書いているけれど、いわゆるMECEで区分けしづらいのは、人によって感性・感覚が異なるからだ。ゆえに「何が抽象的で、何が具体的なのか」を識別しづらく、コミュニケーションギャップが発生する。 脳内で「これは抽象的で、あれは具体的だ」といった処理を能動的に行なっているわけでもない。だから第三者から「もうちょっと具体例を挙げてほしい」とか「要するに何なの?(もっと抽象度を上げて説明して)」なんて言わ

忙しくしてしまうのは何故だろう(ジュリエット・ファント『WHITE SPACE ホワイトスペ…

タスク管理ツール「Todoist」には、いつだって「期限切れ」のタスクがたっぷり詰まっている。…

堀聡太
2年前
4

名著を読む意味や理由など、ないのかも知れない(秋満吉彦『行く先はいつも名著が教え…

NHK Eテレ「100分 de 名著」のプロデューサー・秋満吉彦さんによる著書。3年前から「100 de 名…

堀聡太
2年前
2

読書ラジオ振り返り(#131〜140)

読書ラジオ振り返り、今回で14回目です。 気付けば読書ラジオの振り返りが滞っていました。今…

堀聡太
2年前
5

読書ラジオ振り返り(#121〜130)

読書ラジオ振り返り、今回で13回目です。 今回は2021年10〜12月に収録された分を振り返ります…

堀聡太
3年前
9

読書ラジオ振り返り(#111〜120)

読書ラジオ振り返り、今回で12回目です。 今回は2021年9〜10月に収録された分を振り返ります…

堀聡太
3年前
1

読書ラジオ振り返り(#101〜110)

読書ラジオ振り返り、今回で11回目です。 前回から間が空いてしまいましたが、今回は2021年8…

堀聡太
3年前
4

読書ラジオ振り返り(#91〜100)

読書ラジオ振り返り、今回で10回目です。 2021年7〜8月に収録された分です。100回目の配信のときは、やっぱり嬉しかったです。 7月は創業準備期間、8月に登記完了ということで、仕事の上でも節目のタイミングでした。なのに(後ほど紹介しますが)、なかなかカロリーの高い本を選んでいるなと自分のことながら感心します。 ということで、今回の振り返りです。 ── #91:100分de名著:レイ・ブラッドベリ『華氏451度』(2021年6月放送、解説:戸田山和久)「本がない世