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【積読の効用】


【積読】

「積読」とは、買った本を読まずに本棚の肥しにする事ではありません。

▶ 本棚や机に積んどくのではなく、一度、読み終わった本を仕事場の一角に積んで(発酵させ)二度三度と読み返すこと。
「読書百遍、意 自ずから通ず。」
p.123より 

▶ 本は二重に読む
① だいじなところ
② おもしろいところ
本に線を入れる/ダーマトグラ
p.124より

【創造的読書】

本を読んでいて閃いた時
p.126より

そうして読み返す時、新しい視点や気づきがある。

言い換えれば「発酵」
つまり、何度も読む事で理解が進む。
また、一度読んだ本を寝かせて違う時に改めて読み返す。そうする事で、新たな気づきがある事があります。 

『知的生産の技術』梅棹忠夫 著
1969年7月21日 第1刷
岩波新書(青版)722

読書百遍とは、昔のように読む本が少なかった時代のこと。

今日(こんにち)のように、本を沢山読まなくてはならない時代にあっては、1冊の本を何度も読む(読み返す)と云う事は、事実上出来はしない。

しかし、何度も読む事で理解が進むことは事実です。

『知的生産の技術』梅棹忠夫 著  
岩波新書 (1969.07.21 第1刷)
2015.06.26 第94刷で改版されました。

【Note】2024.05.23.

2024.11.18.