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【Study Note】ワークショップ
ワークショップについて、あらためて学びなおしてみる。
使用した本は、ワークショップについて 方法論を総合的に解説した 次の本です。
『ワークショップ』木下勇 著
学芸出版社 (2007.01.30)
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【ワークショップ】
参加した人達が、水平的な関係のもとに「経験」や「意見」「情報」を分かち合い、身体の動きを伴った作業を積み重ねる過程において、集団の相互作用による主体の【意識化】がなされ、目標に向かって集団で創造していく方法。
【意識化】ワークショップ理論の中核をなす
【キーワード】
水平・集団・相互作用・意識化・創造
【ことばの増幅】
作業場〜集団〜創造
日本における「ワークショップ」の普及
1979年 ローレンス・ハルプリン 来日
【wikipedia】ローレンス・ハルプリン
『Taking Part』
都市計画やまちづくりの分野で使われる手法「ワークショップ」の源流と言われるローレンス・ハルプリンとジム・バーンズによるアプローチを写真やイラストを交え解説している。1989年に『集団による創造性の開発』という邦題で日本語版も出版。
Taking Part:参画
当初は、農村部の生活改善運動「点検地図づくり」(1980年代)から 次第に都市部へ「世田谷まちづくりセンター」(1992)
【ワークショップに対する誤解】
ワークショップは、合意形成の手法と云う誤解
なぜ今「ワークショップ」か。
疎外感
1) 家庭 → 社会の疎外感
2) 都市 "まち" の疎外感
3) 政治的疎外感 (制度的疎外)
「ワークショップ」
主体が剥がされた(疎外)人々に、再び主体性を呼び起こすため。
個々人の壁を取り払う
「ワークショップ」の中核
【ワークショップのキーワード】
ローレンス・ハルプリン
「螺旋上昇プログラム」
R:Resource 資源 (モノ・ヒト・情報) 経験やイメージを出し合う
S:Score 行動表(行動の指示)
P:Performance 実行
E:Evaluation 評価
S:Share 共有(情報や体験を分け合う)
P:Public relations 広報
A:Active listening 話し合い
D:Dula Tula 詩をドラマ化する
G:Group Dynamics 集団力学
C:Collective Creativity 集団創造
C:Conscientization 意識化
ファシリテーター
プロセスマネージャー
記録係
後方業務
川喜田二郎の【KJ法】
【ワークショップの意味の理解】
ワークショップは、参画の道具・方法である。
ワークショップは、合意形成の道具ではない。
【ワークショップの全体的位置づけ】
ワークショップ + フィールドワーク
ステークホルダーとの関係
参加者の選定と位置づけ
参加者以外への広報活動
ファシリテーターの養成
中間支援組織
ファシリテーターの職能(対価)
積み重ねの成果
その後のフォロー
【参考】
まちづくりの"住民参加"を問い直す
安斎勇樹 @YukiAnzai
【Note】2020.12.01
【Note】2020.10.10.
【Note】2020.10.11.
【Note】2020.10.12.
【Note】2020.09.09.
【参考】
木下勇wikipedia
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%A8%E4%B8%8B%E5%8B%87_(%E6%95%99%E5%93%A1)
学芸出版社 書籍の紹介
2020.12.09.