『文章術のベストセラー100冊』を読む
この本は「文章作法」に関する名著100冊のエッセンスを1冊にマトメたものだそうです。
これまで、何冊か「文章作法」に関する本を読んできました。
体系立てて整理するために読んでみる。
【Note/マガジン】『文章術本』
7つの基本ルール
① 文章は「シンプル」に
「シンプル」と云う意味は、文の長さと思います。
無駄な言葉を省いて、簡潔に書く。
a) 1文の長さの目安は60文字以内
b) ワンセンテンス・ワンメッセージを心がける。
② 伝わる文章には「型」がある
a) 結論 → 説明
b) 結論 → 理由 → 具体例 → 結論
c) 序論 → 本論 → 結論 (論文)
▶ 主題 → 理由 → 具体例 → 提案
③ 文章も「見た目」が大事
a) 余白
b) ひらがな と 漢字のバランス (8対2)
④ 文章は必ず「推敲」する
a) 時間を置く
b) プリントアウトする
c) 音読
d) 他者の目を入れる
推敲:自分で手を加える
添削:他人が手を加える
⑤ わかりやすい言葉に
a) 難解な言葉
b) 専門用語
⑥ 比喩・隠喩・擬人法
a) 比喩:使いやすい
b) 隠喩:より強い印象を与える
c) 擬人法:例える
⑦ 接続詞を正しく使う
a) 順接:理由/原因を あとに述べる
b) 逆説:前に述べた事を否定する
スキルアップのポイント
① 名文を繰り返し読む
② 語彙力をつける
▶ 自分が書きたいジャンルの本を選ぶ
③ アイデアメモ
③ 読み手を意識する
④ 何を書くか?明確に
⑤ 伝える文章から伝わる文章
a) である調:力強さ、キレの良さ
b) ですます調:丁寧で優しい印象
【Youtube】「文章のコツ」
次に 超お薦めの本
『取材・執筆・推敲』を読む
100冊のリストから
『考える技術・書く技術』板坂元/講談社
『知的生産の技術』梅棹忠夫/岩波書店
▶ ダーマトグラフ (線を引く)
▶ つん読 (しばらくしてから読み返す)
▶ 情報カード (鎧兜のコザネ)
▶ ネット時代の情報カード (Evernote)
▶ 発見のための触媒
『日本語の作文技術』本多勝一/朝日新聞出版
【文章を書く】
文章には「文学的な文章」と「事実あるいは実用的な文章」があります。
ここでは「事実あるいは実用的な文章」をテーマにします。
元ジャーナリストの本多勝一氏は、文章を書く技術を考える時の目的は「読む側にとって わかりやすい文章を書くこと」と、言われています。
想いがあふれる時は、かえって文が乱れる。
節や句、詞(言葉)が溢れてくる。
当人にとっては、良いかも知れないが、読む側にとっては はなはだ迷惑である。
なぜか?
回りくどかったり、句読点の位置によって幾通りにも解釈出来るから。
【ポイント】
目的は、ただひとつ。
読む側にとって わかりやすい文章を書くこと。
修飾の順序、句読点のうちかた、助詞のつかい方など、ちゃんとした日本語を書く。
【ブックレビュー】
『noteではじめる 新しいアウトプットの教室』コグレマサト、まつゆう/インプレス
【Note】コピーライターが書いた本
最後に
「ローカルジャーナリスト」
『ローカルジャーナリストガイド』
JCEJ (2018.05.25発行)
ニュースとは(発見) → 取材 → 執筆 → 発信 → 心構え
【Note】2021.02.22.
伝わる文章
1) 冒頭にリード文をつくる
2) 一つの記事に一つのテーマ
3) 10〜15文字で改行 4行程度が読みやすく理解しやすい
4) 文末で要点を
5) 出来上がったら音読してみる
【Note/マガジン】
2021.07.06.