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「ワークショップ」を学び直す ③
「まちづくり系ワークショップ」について学び直す
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『ワークショップ』中野民夫 著
岩波新書 (2001.01.19)
ワークショップの辞書的定義
「講義などの一方的な知識の伝達のスタイルではなく、参加者が自ら 参加・体験して共同で何かを学びあったり 創り出したりする学びと創造のスタイル」
p.11
キーワード
参加・体験・グループ
"まちづくりWS"の参考書
『マチダス』内容紹介
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「まちをつくるひと」のための、まちづくりの現場で使えるノウハウをぎっしり詰め込んだテキストです。
「まちづくりとは?」といったまちづくりの基本的な考え方、まちづくり計画をつくるときの手順「未来デザイン」の進め方、多くの人がともに活動していくための段取りの仕方、ワークショップの企画づくりや手法やファシリテーションなどなど、実践に活かせる内容となっており、確実にあなたのお役立てる1冊です。
【出版案内】
"まちづくりWS"の基本構成
① 基礎情報の共有化
② グループごとに提案をつくる(作業)
③ 全体評価
"まちづくりWS"の利点
市民・事業者・行政など利害の異なる人達が同じテーブルに着く。
人と人が深くつながり、より創造的な合意形成が成される。
ワークショップの実際
身体と心のアプローチ
人間は、ボディ(身体)・マインド(知性)・スピリット(直感)・エモーション(感情)の4つの要素を併せ持っていると言われています。
ワークショップとは、その4つの中心で 安心して成長したり、生まれ変わることが出来る "ゆりかご" だ。
マーガレット・パロマ・パヴェル
マーガレット・パロマ・パヴェル
環境活動家として活躍。カリフォルニア州オークランドのアースハウスの創立者として都市の生活におけるサステナビリティについて世界各地で講演を続ける
ワークショップは「方法」であって「目的」ではない。
ファシリテーターの役割
【対話の場づくり】
人々が集まって自分達の社会問題について話し合う場をつくり、その地域のリーダーシップを引き出すためのファシリテーションを続ける。
【リーダーシップを引き出す】
自分達の社会問題は「誰かが助けてくれる」ものではなく「自分達が持っているモノで変化を起こしていける」と云う意識と行動が重要です。
【必要なスキル】
問いかける力
問をつくる力
【日本ファシリテーション協会】
公式ホームページ
[次回からはファシリテーターについて]
2020.10.12