『「編集手帳」の文章術』を読む
これまで、いろいろと文章作法についての本を読んできました。
たいていは、文章を書く上での心構えが中心に書かれているように思います。
今回、この『「編集手帳」の文章術』から得たモノは【ひらがなと漢字】についてでした。
『「編集手帳」の文章術』
竹内政明 著
文春新書 (2013.01.20)
【ブックレビュー】
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166608966
【書評】
https://books.bunshun.jp/articles/-/1450
第5章 より
【読者からの質問】
「今」や「時」など、そうむずかしくない漢字が ひらがなで書かれている事があります。意識して漢字を避けているのですか?(p.136)
【ポイント】
声に出して読んだ時に間違って読まれそうな字。
【回答例①】
忘れ難い:わすれがたい、わすれにくい
一滴:いってき、ひとしずく
年月:ねんげつ、としつき
歳月:さいげつ、としつき
【回答例②】
「ここではきものをぬげ」
1) ここで履物を脱げ
2) ここでは着物を脱げ
ノート (言葉の引出し)
「うまい表現」「気の利いた言い回し」をコレクションしておく。
言葉の引出し
文章の上達には、良い文章を書き写すことは有効。
2020.03.31