
『移民の経済学』を読む
『移民の経済学』
友原章典(ともはら あきのり) 著
中公新書 (2020.01.25)
【ブックレビュー】
http://www.chuko.co.jp/shinsho/2020/01/102575.html
移民とは:wikipedia
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%BB%E6%B0%91
経済学では、通常「移民」と「市民」に分類されています。
しかし、website では「定住国を変更した人」と云う かなり大まかな説明に留まっています。
この本は、移民の受け入れの影響について、経済学的に考察されています。
先ず、移民が増えると「治安が悪化し、社会不安を招くのか」と云うマイナスイメージ。
第6章 pp.167〜205.
次に「家事代行サービスや育児支援サービスが利用しやすくなり、女性の社会進出が進む(可能性)」と云うプラスイメージ。
第3章 pp.75〜102.
この他
移民が労働市場に与える影響は?
第1章 pp.11〜43.
また、労働力不足が解消するか?
第2章 pp.45〜74.
私達(市民)の税・社会保障問題
第4章 pp.103〜135.
イノベーション(技術革新)の起爆剤になるのか?
第5章 pp.137〜165.
これらを踏まえ 終章では、どんな社会を望むのか。pp.207〜215.
▷ 変化を望むか?現状維持か?
▷ 移民を受け入れる 多文化共生
▷ AIを推進する 技術革新
▷ 得られるモノと失うモノ
さまざまな側面が ふれられています。
2020.01.20