『文章作法事典』中村明 著
まえがきより
この文章読本は 段階別の文章作法を意図されている。
初級にあたる「書く」では、意が明確に伝わる文章を書くための基本的な配慮と方策がマトメられている。
中級にあたる「練る」では、興味深く読ませるための表現技術が紹介されている。
上級にあたる「磨く」では、読み手を引き付けて心地よく揺さぶる多方面な配慮が考えられている。
p.3より
「書く」 文章をはっきりと
わかりやすい表現 読まれなければ始まらない
あいまいな表現 誤解を招く書き方
文の長さ 1つの文章が40文字ぐらいになるよう心がける
ことばの選択 ことばが何をさしすめすか
擬声語•擬態語 使い方 感覚の新鮮さ
修飾語 文章の調味料
句読点
句点「。」 文の終わりに打つ
読点「、」 読みを助けるために打つ
記号類
鉤括弧「 」会話
括弧( )思考内容など
二重鉤括弧 『 』書名など
ダッシュ ― 補足説明など
漢字•ひらがな•カタカナ
文字に思想を なぜ、その表現にひらがなやカタカナを使うのか
読む人への配慮
文章の調子
推敲 一定期間 寝かせておく 時間が経過した時に、もう一度読み返す。
推敲での基本的なこと
① 内容が独りよがりになってないか
② 表現意図がキチンと伝わるか
③ 素直な文章に なっているか
④ 文章に不統一や混乱を招く表現がないか
⑤ 適切な表現や体裁になっているか
pp.130〜133.
その他全般 pp.15〜256.
「練る」 表現をゆたかに
読み手が知りたいと思うような情報をすぐには表現せず、サスペンスを作り出す。
「suspense」意味は 、気がかりな状態。
pp.135〜256.
「磨く」 文体をしなやかに
書き出し
描写
語感
表現の間 など
pp.257〜346.
あとがきより
この本の構成
表現技術
文体
実用
【ベースになっている本】
【シェア】
中村明『文章作法事典』から得た知見
2023.05.20.
2023.05.26. シェア 追記