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火事から再出発!新しい実家への帰省と支援への感謝 〜 Season2 繋がるご縁と小さな幸せ

早いもので今年1月に実家で起きた火事から、まもなく1年が経とうとしています。

あんなに必死に支援に動いていた日々も、落ち着いてしまえば何年も前のことのように感じてしまう不思議。

その後の様子を見に、火事発生から8ヶ月振りとなる2024年9月に実家へ帰省しました。

多くの変化と共に、今振り返って感じることを記録しておきたいと思います。


新居で大活躍する支援物資たち

すっかり生活感溢れる新居になっていました。

Amazon欲しいものリストでいただいた家具・家電たちが大活躍しており、嬉しくて思わず写真を撮ってしまいました。

オーブンレンジ周りの実家感
甥っ子と姪っ子の勉強環境も整っていました
三輪車やチャイルドシートも大活躍!

火事の当時、まだハイハイをしていた甥っ子は三輪車を乗り回すほどに成長していました!

それまで離乳食しか食べていなかったのに、急に始まった避難所生活ですぐに固形食を食べれるようになったり、こどもの環境適応能力と成長スピードはすごいですね。

たくさん支援いただいた、おむつや飲料水もまだまだありました。

大事な生活必需品たち

今なお届くAmazonギフト

帰省した9月にもnote経由のAmazonギフトが届いていました。

火事から半年以上も経ってもこうして支援いただくことは、本当に感謝しかありません。心から感謝申し上げます。

ここで一部紹介させていただきます。

noteやXを見ましたというメッセージが本当に嬉しかったです
幼児用品やAmazonギフトカードのプレゼントもたくさんいただきました

いただいたメッセージもみんなで目を通しています。

そして、note記事へのサポートもいただきました!

ありがたく支援に使わせていただいています

支援いただいた方との初対面

当時、さまざまな支援をいただく中で、知り合いの方が繋いでくださったご縁もありました。

その中で、地元西条市で家探しにご協力くださった方に、ようやく直接ご挨拶ができました。

商店街の電気屋さんだった物件をコワーキングスペースに改装し、運営されていらっしゃる安形真さんです。

高校生当時は通学路でいつも前を通っていた商店街の電気屋さん。

時代を経てコワーキングスペースに代わり、こうやって新しい出会いの場となったことも何だか感慨深かったです。

愛媛県西条市には毎年10月に西条祭りというだんじり祭りがあります。

学校や地元企業はお祭り期間は休みとなる慣習で、海外や全国から担ぎ手が祭りのために戻ってくるような地元では一大行事です。

安形さんは、西条祭りでの交流を通して防災に繋げるというプロジェクト「OMATSU-Reboot CAMP」を始めたばかりとのタイミングでした。

防災って、結局日々の交流やコミュニケーションが大きく結果を左右すると実体験で感じていたので、それを地元のお祭りに繋げるというのは素晴らしい発想だなと感心しました。

今回を機に安形さんが理事を務める「えひめ西条つながり基金」のマンスリーサポーターにも登録させていただきました。

コワーキングスペース「サカエマチHOLIC」にて(一番左:安形真さん)

火事後の価値観の変化

これは個人的な経験ですが、火事以降あまり物を買わなくなりました。

元々、物欲が強い方ではないですが、それがより顕著に出てきた気がします。

心のどこかにいつか燃えてしまうかもしれないモノを増やすより、形に見えない経験やコトにお金や時間を使おうと思う心理から来てる気がします。

その反面、知り合いの方がクラファンをしたり、お祝い事があると、積極的に寄付したりプレゼントする機会が増えました。

他にも幸せを感じるハードルが下がったり、まさに足るを知るが似合う考え方になりました。

家でご飯を家族みんなで食べたり、ただただ時間を一緒に過ごすことを幸せに感じた帰省でした。

私は実際に実家が燃える炎を見ていないので、実際に火事に遭った家族とは経験が違いますが、自分の中でじわじわと価値観が変化していくのを感じています。

夢への道のりはまだ遠い

以前、火事の後始末 Part9で紹介させていただいた私の夢。

火事をきっかけに「万が一火事に遭った人のその後の人生を、いかにより良いものにできるか」いつも考えています。

そして、決して一人で実現できるものではないと感じ、イベント登壇メディアインタビューにも出させていただました。

草の根活動ではありますが露出することで、少しでも火事の後の現実を知ってもらえるように活動してきました。

このnoteをきっかけに、企業へのプレゼンの機会もいただきました。

まだ形にはなっていませんが、機会があれば他にもぜひ提案のチャンスを掴みたいと思っています。

今後は、Season2として同じく火事に遭った方の火事後の体験談のインタビュー取材を行いたいと考えています。

不運にも火事に遭ってしまった時「きっと大丈夫、いつか復活できる!」と希望となる存在の何かを目指して活動していきたい。

その形が防災ノートなのか、取材インタビューなのか、はたまた別の形なのかは模索中ですが、ライフワークとして進めていきます。

何か一緒にできるかもしれないと感じられた方は、ぜひご連絡ください。

horiikemaki@gmail.com


▼堀池実家火災支援のAmazonほしいものリスト

新しい生活に必要なものを選んでいます。

ご支援いただけるととてもありがたいです。

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火事の当事者となり、火事後の行動や手続きについて情報が少ないことを実感しました。

火事に遭ったときに手に取れるガイドブックにしたいです。

そのために、この記事を出版社に持ち込みたいと考えています。

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堀池真希
いただいたサポートは実家の復興支援金として使わせていただきます。