「本気の目標達成の為に必要な思考」の「自由に生きてゆく下準備の為」の提案(5)
43歳からホルンを始めて、たった1年2ヶ月でヨーロッパのナショナルオペラハウスのホルン奏者に就任できた僕の
「リアルに夢を叶える為の思考学」の第15回目で、先回の続きで「自由に生きてゆく下準備の為」の提案(5個目)を書いてゆきたいと思います
まず最初に一言。
僕は今エジプトの地方の田舎の村にポツンと独りで滞在しております。周りはナイル川の恵まれた水のおかげで、窓から外を見たら「ここは、ドイツのバイエルン地方の田舎街?」と勘違いしてしまうほど自然豊かな場所であり、ほとんど人が居ないしテレビなどもないですし、ニュース記事の類は一切見ておらず、やりたい事だけ(+鳩小屋の世話)に集中して生活しておりますので、世の「コロナ状況」というのが、いまいち「ピンと来ない生活」をしておりますので、今の時勢に合わない内容になっているかもしれませんので、次に、大きく6つ目の「提案」は、今は「コロナ」の影響で、生活の状況が変わっていると思われますので、今回書いてある内容も即実践というよりも、状況が変わった時のための「後のアイデア」としてキープしておく部類の内容であるという認識で読んでいただければ幸いです。
※新築4階建ての屋上です。中心の奥に見えるのがナイル川で、一番右の丸っこくてかわいい建物が僕の部屋で、その隣左の四角いレンガの所が「鳩小屋」です。
では、先回書き切れなかった 大きく6つ目の「提案」
「場所を替える」という生き方の「提案」
について書いていこうと思います。
言い替えれば「目標や夢」を叶えられるように
「自分が動く」しかも「何度でも」
という事なのでございますが、これは「場所の移動」だけではなく様々な意味で捉えて「生かす事」ができ、とても大切な事だと思っています。
この「「自分が動く」しかも「何度でも」」の1つ目は、簡単なので書く必要もないくらいですが、一応書いておきますと
シンプルな「場所の移動」です
これを例えると、「釣り」をしたいと思っても、家の中にいては釣りは「バーチャルなゲーム」でしかできませんので、海や川や池などに行かなくてはいけませんし、仮に海に行ったとしても、しばらく釣ってみても食いつきさえないのなら、場所を替えてみる、そこでも釣れないならまた移動
という感じの「シンプルな移動」です。
「自分の目標」が「叶えられる場所」を探して移動しなければいけません。例えば、その目標を達成させるためには「都会」が向いている事なのか「田舎」に向いている事なのか?どこならばいいのか?
「釣り」と逆に例えると、もし「自分が魚」なら活躍できる場所は?陸地にいる場合ではないのは明白ですよね?
もしサッカー選手になりたい場合、自分のポジションで自分より優れていると感じる人が沢山いるところにいても、その方々から学べることも多いでしょうが、実際に試合の出番はなかなかやって来ないですよね?そこに居続けることと、自分のポジションが手薄なチームに移動して、毎回試合に出るのとどっちが自分にとってベストな場所かを判断して「居場所」を確保する事は、とても大切です。
もちろんこれは、僕の「提案」の意図する「自分が動く」なのですが、
2つ目の僕が意図する「自分が動く」の「場所」に値する「言葉」を理解するためには、まず
「自己批判と自己反省も大切、だけど自分以外に原因はないかを確認する事も非常に大切」
という事を日本人の方は「はっきり意識する必要」があると思います。
日本人の方は「自分にも他人にも」両方に対して「厳しい(求めるものが高いという意味)」方が多いですし、特に「言い訳しない・他人のせいにしない」という教えを学校で徹底的にしつけられるので、例えば物事が上手くいかない・何かの上達が遅い時などに「まず自分が悪いだろうから」と自分の非を探す事を美徳とする方も多いと思われます。
もちろん僕も、その考え方には「賛成」の立場の部類の人間ですが、その「自己批判・検証」と同じレベルで「他を疑う」という事」も徹底している点が少し違うかもしれません。
これは、日本では注意しないと、恐らくものすごく「センシティブな問題」を絡ませることになるので「間違った理解」を避けるために、なるべくよく噛み砕いて書いてゆきたいと思います。
遠回りですが、まず最初に次に書く「いくつかの内容」を前もって理解して頂くのは、とても大切だと思います。
遠回りだけど「自己批判・検証」と同じレベルで「他を疑う」という事」を誤解なく理解していただくためですので、書いておきたいと思います。
その「いくつかの内容」の一つ目は、
これは、個人が悪いというのではなく「学校教育のカリキュラム」などをはじめとして、様々な理由が原因であるのですが、
日本人は「まともな議論ができない人が多い」
という点です。その中でも
「我慢するという美徳」と「意見と感情をくっつけてしまう」言い換えれば「意見や行動の否定が人格否定になってしまう」
という点が多きく作用していると思われます。
それが顕著な例を、僕が帰国しているときに体験した話を書いておきます。
ただの体験談ですので「終わり」の表記の所まで飛ばしていただいても本編の内容にはまったく問題がございません。ご自由にどうぞ
数年前に、九州から四国へ渡るフェリーに乗っていたときの話ですが、僕が使ったのは一番安い「だだっ広い大広間を沢山の方々が共同で使う2等室」という一般的な場所だったのですが、各々が静かに入ってきて粛々とばらばらに場所を確保していかれて、さらにその後に来た方々がその隙間に、絶妙な間合いで場所をとるという「日本的な場所取り」が終始静かに行われて、船は出港したのですが、2~3分ほどたった頃僕から離れた逆側の窓辺から
「ちゃんちゃらちゃんちゃんちゃちゃちゃ~~!!」
と、僕だったら「ちょっと聞かれたら恥ずかしい」と思うような安っぽいメロディーの着信音が大音量で鳴り始めたのです。もちろん皆さん
「ん?」
ってかんじで、苦笑いをこらえている感じだったのですが、きっと九州で良い思い出が残せたんでしょうねぇ、その持ち主の方が
「あ~ら○○さん!!今出た所なの、うんうん、ありがとうございました・・・・」
と、大広間のその場所で「妙なメロディーの着信音」よりも「更に大きな声」で通話し始めたのでした。
まわりの方々は、子供が「きょとん」としてその方を見ている以外は、何もなかったかのようにおとなしく「われ意に介せず」といいった感じで過ごされていました。
その方は、ひとしきり日本にありがちな「別れ際のやり取り」を終えると通話が終了して、大広間はまた小さな振動と一緒に微かに聞こえるフェリーのエンジンの音以外は、ほとんど無音の状態が1分ほど過ぎたあたりで、
「ちゃんちゃらちゃんちゃんちゃちゃちゃ~~!!」
と、また例の「安っぽいメロディー」の着信音が鳴り始めたのです。もちろん皆さん
「ん?また?」
ってかんじで、さらに苦笑いや「またかよぉ」という気持ちをこらえている感じだったのですが、その持ち主の方が
「あ~ら△△さん!!いま○○さんからもお電話いただいたところなの、うんうん、そう今出た所、うんうん、ありがとうございましたぁ・・・・」
と、その方は、案の定通話し始めたのでした。どうもその方「随分と人気がある方」のようで、その後もあと1~2回同じようにつづいた何回目かに、近くにいらっしゃった方が、その「人気者さん」が通話中に
「ちょっとあんた!!なに考えてんのよ!!いい加減にしなさいよ!!みんな静かにしてるでしょう!!」
といふうに、怒鳴り始めたのでした。「人気者さん」より大きな声で、しかも長々と。
「こんな事」って、良く周りで起こりませんか?
これが、「我慢するという美徳」と「意見と感情をくっつけてしまう」言い換えれば「意見や行動の否定が人格否定にまでなってしまい」結果、「意見」だけを出し合いぶつけ合う「まともな議論ができない」の典型例です。
「終わり」
そして、次の「遠回りだけど「自己批判・検証」と同じレベルで「他を疑う」という事」を誤解なく理解していただくための「いくつかの内容」」の2つ目は、1つ目の内容が深く絡んでいますが
2つ目に関しては、判り易いと思うので僕の専門分野の「音楽」で例えたいと思います。
それは、
「音楽家として実力がある方々」や「人間として魅力がある方々」を
「素晴らしい先生」だと「本気で勘違いしている点」です。
これは「勘違いしている」だけでなく、1つ目の「感情と意見をまぜてしまう」のと本質的には似ていて、本質を無視して余計なものを「まぜて評価してしまう」という点が似ています。
良く考えて下さい。「素晴らしい先生」と評価されるべき定義は、先生自身の「音楽家としての実力」や「素晴らしい人格」は一切関係ありません、
「生徒を育てられるか、否か」
の1点が本来は「良い先生」として「評価されるべき」なのです。
とはいっても「人格的にも成長しないと・・・」というのは、別の話なのです「音楽の技術指導」とは別の「人間形成」の部類の「目的とは別の付加価値的な部類」の話であって、楽器の指導の先生のメイン指導事項ではありません。
ですから「音楽家として実力がある方々」や「人間として魅力がある方々」というのは「楽器の上達とプロになる」などの目標達成を目的とした「先生」の評価とは
全く関係がありません。
この問題は「先生の指導力の批判や検証がしずらい」という事に直結していて、生徒が「育たない・育ってない」場合「先生は一流の演奏家なのだから、生徒の吸収力が悪い」という方向で片付けられてしまっているのです。
これは、学費がただで半年に一回受験して移動できるドイツで気がついたのですが、どんなに「素晴らしい経歴のプレーヤー」だろうが、関係なく、本気で目標を達成したいと思っている学生は、その先生の下で先に学んできた学生達の結果と、在校生のレベルを参考に「指導力のない」「生徒プロになっていない」と判断したら、そんな先生からは「生徒自らが見切りをつけて」指導力のある「自分の目標を達成させてくれる指導者」のもとに移るのです。
この価値観を「根本的に日本で変える事」は、慣習や文化などがあり「無理」だと感じていますが、
「学ぶ方の個人が各々理解して、それぞれで個人的に変わる事はできる」
と感じています。
ようは、各々が「賢く」なれば良いのです。
念を押しますが、あなたにとっての「目標達成」のための本当の「先生・指導者」は「有名な人」や「素晴らしい人」や「他の人の評価」という「情報」を除いて「単純に」
「自分の目標を達成させてくる人」です。
ここで、大切なのはこの「先生として優れているか否か」というてんも、「人間として素晴らしいか否か」をきちんと除けて評価しないといけない点と、もうひとつ、先にも書きましたが、
先生としての評価を事前に調べるには、自分より先に学んだ人たちを見ればある程度わかる事で、指導を受けた「大半の人たちの結果と自分も同じになる可能性が高い」という事がいえるのと、
指導の仕方が、、例えば「褒めて育てる・叱って育てる」タイプや、それの強弱度などで
自分との「愛称の良し悪しがある」
というのも忘れてはいけません。
ただ、短いスパンでもいいから指導を受けての「結果」が自分はどうなっているか?を、自分のせいだけにせず、上記の事も含めて検証して自分の「目標達成」のための決断に役立ててもらいたいです。
という事で、だから、
自分の「目標や夢」を達成指せる為に、自分にとっての本当の「先生」を探して、「自分が動く」しかも「何度でも」となるのです。
※この「学校」と「教育」と「思考」の問題は、別でまた大きく記事を連載したいと思ってます。
さて、次に「夢や目標」を達成させるための「移動する・自分が動く」の細くとして「目的」が合えば
ドイツ・ジョージアなどに移住して生活する事をお勧めいたします。
自分の叶えたい「夢や目標」が「日本にいないといけない」という絶対的な条件がないなら、ドイツに移住して生活することをお勧めいたします。
言葉は移動してからでも大丈夫です。様々な事を周到に準備してからだと時間ばかりかかってしまって「目標」へは近づけません。
まず「動く」そして、その先での問題はその場所で「ならどうする?思考」で解決してゆく。
です。
さて、ドイツとジョージアになぜお勧めするのかという事を少し書いておきたいと思います、こちらの情報もですが、皆さんの「深堀り」のきっかけ程度に受け止めてくださいませ。
まずはドイツから。
僕は、エジプトに住む前に10年以上ドイツに住んでいましたが、良く「ドイツは日本と似ている」と評されることがありますが、いいえいいえいえ
「似て非なる国」です。
僕の感覚だと、
「大人の国・「本物」の国」がドイツで、
「子供の国・「メッキ」の国」が日本です。
ドイツの方が、断然「個々がのびのびと生き易い社会」ですし、その為の人々の考え方や行動も、
「日本と違って成熟している」と思っています。
ドイツへの移住の利点ですが、簡単に少しだけ書くと
まず、州別に違いがありますが、学費がすべて無料です。
幼稚園・小中学校・高校・大学・職業専門学校 すべてです。
外国人の我々もです。
僕も6年ドイツで大学に通い卒業させて頂きましたが、学費は実質半年に確か1万円程度払っただけで、しかもその1万円払えば、街の公共の乗り物が全部無料で乗れるパスが頂けるので「1万円」で半年の定期を買っていたようなものです。
それ以外にも、ドイツには「低所得でも楽しく生活できるサポート」が沢山ありますが、「受けられるサポート」だけでなく、どんなに「良いシステム」でも、使う側の考え方と行動が「スマート」でないと「良いシステム」は機能しません。その点ドイツに住まれている方の多くは、それぞれの人生に必要・不必要という「取捨選択」が上手く、所得の大小に関係なく
「余裕を持って生きていくことができている」ように思います。
※「ドイツに住む利点」と、この「所得に関係なく余裕を持って生きていく」に関しても、今の日本に大切な考え方だと思うので、また別記事で詳しく書きたいと思っています。
そして、次に、一昔前まではエジプトの「ダハブ」でしたが、最近のバックパッカーの「定番の長期滞在先」ともなっている
ジョージア(グルジア)に住む事の利点
について、少しだけ書いてみたいと思います。
これは、現地で「何をするか?何ができるか?」というより「よく考える時間をとる」や「やりたい事に集中する環境を求めて」といった感じにお勧めです。
※お喜びくださいませ、2023年3月11日現在、福岡市田川郡河原町大字香春2817で、ゲストハウスではなく、「ただの堀江の家」として無料で受け入れ中、いつでもいらしてくださいませ、合い言葉は「オーナー、お箸一個無いっ!!くれっ!!」です(了)
では、ジョージア(グルジア)に住む事の利点の大きく2点
まず1点目が
「長期滞在ビザが超簡単」である。
(※最新の情報は要検索)
これは大きい。気に入った場所が見つかっても、海外だと長期でいる為に大抵困るのは「ビザ」です。
その点、ジョージアは日本人なら何もしないで入国して「丸一年」滞在できますし、1年過ぎる前に安く陸路で隣の国に行き(※わざわざ飛ばなくていいのも素晴らしい)、戻ってくるだけで、また「1年」滞在できます。
そして、2点目は
「酒も飯も上手くて、生活費が安い」です。
ゲストハウスでも「食事とワイン付」の所も多いですし、アパートを借りてシェアして住んでいる方も多いです。
このジョージアに関しては「旅人からの又聞き情報」なので、僕の直接体験でないので、ネットで検索すれば実際に滞在されている方々の直接の情報が沢山出てきますので、
興味が沸いたら「深堀り」してみてくださいませ。
ということで、今回はとりあえず以上です。
次回は、シリーズ「本気の目標達成の為に必要な思考」に自分で何を書いたかを把握する意味もこめて、一旦1~15回までの「目録」を書いておきたいと思っています。
そして、まだ書いていなかった伝えたい事が見つかったら16回目を書きたいと思います。
では、
「千里の道も一歩から」小さな一歩が、結局確かな一歩!!
ということで、最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!!
皆さんの「夢や目標」がリアルに叶いますように!!
堀江努