「三日坊主」になってしまう貴方へ
年齢からの「進歩」とでも言いましょうか、最近は「コツ」を掴んだ事によって、ほとんど「三日坊主」がないので、そのアイデアを皆さんでシェア出来たらと思い書き進めたいと思います。
「目標だけが多い少年の日々」
僕も、幼少の頃から
「朝走る」
「腕立て伏せ・腹筋を毎日する」
「1日に単語1つ覚える」
「1日1つ良い事する」などなど、
数え切れないほどの沢山の「三日坊主歴」がありますし、「三日坊主」どころか「壱日坊主」の方が更に多かったかな?
そんな、「三日坊主」から「永めの坊主」へ移行してきた僕が実践している「克服方」を書いてみたいと思います。
なぜ人は「三日坊主」になってしまうのでしょうか?
その理由を軽く分析してみましょう。
軽く結論から、
「大抵の場合「勘違い」がそもそもの理由である」
です、しかも「4種類もの勘違い」が「三日坊主」に影響している事に気がつきました。
「簡単」な2つと、「言われてみれば」という部類の、あと2つです、
この「勘違い」を理解して「その対応策を講じる事」が、様々な「三日坊主」からの脱却の糸口であると考えています。
「4種の坊主の勘違い」
その1. 「自分はこれくらい出来るはずだ」という「勘違い」
その2. 「自分は「根性」がないから、意欲がないから」という「勘違い」
その3.※この「3つ目の勘違い」は、1・2の解説と共に書き足します
その4.※この「4つ目の勘違い」も、更に先の解説と共に書き足します。
の4つで、「三日坊主」の大抵の場合「理由」が、それぞれに柔道の「一本負け」のように「上の勘違い」のどれかから引き起こされたり、「合わせて一本」のように、この4つの「勘違い」が組み合わさって引き起こされていると思っています。
「その1」と「その2」の混合の場合
まず「自分はこれくらい出来る」と勘違いして
「過大評価」して「目標を設定」
をしてしまい、更に
それが自分で「過大評価である事」に気がつかず
「出来なかった・続かなかった事」に対して
「自分は「根性」がないから、意欲がないから」続けられなかったのだ
とまた「勘違い」してしまっているのです。
要するに、この1と2の「勘違い」は、まとめて評して、
「自己評価」が不正確である。
(※大きく一つの「勘違い」とも言えますなぁ)
という事なのであり、言い換えれば
「自己評価」と「こうであってほしい自分」との境界線がはっきり見えておらず、混ざってしまっている」という事から引き起こされる「勘違い」で、
ですから、この1と2の「勘違い」からくる「三日坊主」にならないためには、
まず「自己分析・自己評価」の「精度を上げていく」
所から始めるのが大切です。
そうすれば、おのずと「自分が出来る事・続けられる事」が段々と「正確に予測」出来るようになり、その結果「三日坊主」になってしまう「設定値を見誤る」事がなくなっていくのです。
ここで登場するのが「3つ目」の厄介な「勘違い」で、
この3つ目の「勘違い」からの脱却は、太宰治の「人間失格」の主人公からの脱却を意味します。それは
「俺はもっと出来るはずだ、こんなレベルの人間ではない」からの脱却で、
言い換えれば、
僕は、現時点で「こんなレベルの人間なんです」
しょうがないんです、それが「今の現実です」と「イーブン」に捉えるだけ、可能であれば「よしよし、立ち位置把握」と「ポジティブ」に捉えれるようになる事を意味します。
そうです、「3つ目の勘違い」とは、
「現実の出来ない自分」の「出来ない」という事を「悪い事・良くない事」と捕らえてしまっている。
という「勘違い」なのです。
現時点で「こんなレベルの人間なんです」というのは「決して悪いことではありません」ただ単に「現状の状態」というだけで、そこをイーブンに認めて、そこから「ならどうする?」だけを考えて克服してゆけばいいだけなんです。
例えば「現実の出来ない自分」の「出来ない」というのは、単純に「まだ出来ない」というだけで、この「勘違い」を言い換えれば
「大阪」から「東京」に行くのに、今は「名古屋にいる」というだけなのに、
なぜだか「ただ今は名古屋にいるだけの事」を「悪い事」だと勘違いしているのと一緒の「必要の無い勘違い」なのです。
ここで「勘違い」の「アシスト役」として出てくるのが、
自分の中の様々な「評価基準」を「他との比較重視」で設定にしてしまっている点です。
考え方の「真ん中」をどこに置くかを意味します。場所の例えをそのまま引用すると、真ん中を「東京」にして自分のいる「名古屋」遠くにおいて自分は遠くにいると感じるか、「真ん中」を自分のいる「名古屋」にして、自分をいつも中心に据えて「東京はあっちの方ね」と捉えるかの違いです。
ここも気がついていない方は多いのではないでしょうか?
では、以上のことをベースに、「自己評価がずれている場合」の「三日坊主」にならないための「適正な目標設定を探す方法」について書きたいと思います。
「適正な目標設定を探す方法」
簡単は方法は、続く続かないはこの時点で置いておいて、いったん「これくらいだったら絶対出来るだろう、続けられるだろう」という「設定」まずを決めて実行してみます。
仮に、続かなかったら、
それは単純に「基準が自分に合ってなかった」
だけで、
その設定を「合ってなかった具合」を考慮しつつ少し下げてトライしてみます、それでも続かないならまた下げ、それでも続かないなら更に下げる、
この作業を「続けられる設定値」が見つかるまでやります。
逆に「足りない場合」もしかりです。
で、その作業で見つかった「続けられる設定値」が、
自分の「現状」であり「本当の自分」なのです。
「○○ちゃんは、あれも出来る」とかは全く関係ないのです。
そして、この時点でもしかしたら、
「この設定値を見つける作業」すら続かない
という方がいらしゃるかもしれません、
その場合も「根性が無い・出来ない」のではなく
「勘違いしてはいけません」
ここで出てくるのが「4つ目の勘違い」で、
「根性が無い・出来ない」のではなく
「本当にやりたいとは思っていないのに、やりたいと思っている」
という「勘違い」です。
そもそも、そこが既に根本的な「勘違い」なのです。
「してみたい」と簡単に思う事の大半は実は
「本当はやりたいとは別に思っていない事」
なのです。
例えば、僕にとっては「スカイダイビング・バンジージャンプ」の部類でしょうかねぇ。
「やてみたいけどねぇ~」とい程度のレベルのやつで、
実際に「出来るチャンス」がきても、結局やらない部類の類です。
どうでしたでしょうか?「4種類の勘違い」は?
「坊主の四違い」
その1. 「自分はこれくらい出来るはずだ」という「勘違い」
その2. 「自分は「根性」がないから、意欲がないから」という「勘違い」
その3. 「出来ない」という事を「悪い事・良くない事」と「勘違い」
その4. 「やりたいと思っている」という「勘違い」
では、最後に僕の最近の「三日坊主」にならない為の策の具体例を書いておきたいと思います。今後の「設定」の参考にしていただければと思います。
僕も46歳になり健康な体を維持する為に「毎日腕立て伏せをする」という目標を今年の半ばに立てました。
で、僕の「体力と気力」そして「やる気」を総合判断しての
最初の「絶対に続けられる」初日の設定回数はっ!!
「1日0回!!」です!!
「しかし条件付き」です。
僕は普段運動をしておらず「適正回数が見当がつかない」し、過去にも「毎日腕立て伏せをする」という目標は、何度も負け勝負をしている「続かない典型」の「できたらいいなぁ」の部類の目標でしたので、過去と今の自分とを見比べても、確実に続けられる物にするには
「設定値」は「自ずと低く見積もる必要」がありました。
ですから「続かない事を前提」に最低からのスタートで、初日は0回。明日からやろうも含め「甘甘な状態から徐々に増やしていく」というスタイルを採用し決行させて頂きました。
例えるなら「朝走る」に対して初日は「朝、とりあえず目を覚ます」というのを初日の課題にし、次の日は「布団に下半身入れたまま体を起こしてみる」その次の日は「起き上がってコーヒー沸かしてみる」などと「朝走る行為」へと移行してゆくプロセスを少しづつ増やしてゆく感じです。
「決めたその日から走る事」より「どうすれば無理なく始められて、更に続けられるか」に重点を置いた決断です。
さて、一旦少し話はそれますが、
僕が小学校の時(昭和)に大流行した漫画の「忍者ハットリ君」からの「忍者ブーム」の中、当時学校で流れていた噂で
「忍者は発芽して生長する木の芽を毎日飛び越える事でジャンプ力をつけるんだ!!最後は家を飛び越せちゃうくらい飛べたんだぜ!!」
というのもがあって、これを信じて本気で毎日チャレンジしていた子供が沢山いたのでした。他人の家の垣根を飛び越えては飛び損じたりして怒られる少年続出といった事もあったりなかったりと、
自分を含め、最後までやり通した少年には会ってませんが、いや、探せば未だに人里離れた山奥とかで、チューリップの球根とかを相手に何十年も自分を信じて続けておられる方がいらっしゃるかもしれませんね。
そして、若い頃のその「忍者の高飛び」のアイデアからのアイデアで「腕立て伏せを毎日1回づつ増やしてゆく」というのを考案して、もう何回もトライして来ましたが、
これも、出来そうで出来なかった、続いた事がなかった。
思えば今までの「腕立て伏せ」チャレンジの時は「適正値をみつけて続ける」という考えは無く「目的」が「毎日一回増やしてゆく」という「チャレンジ」の方にばかり気がとられていましたね、
毎日一回増えていくって、僕には結構早いんですよねペースが、
ですから、今回は更に難易度を下げて、
「その数字の回数だけ日数こなして、いけそうだったらもう1つ増やす」
というスタイルにしてみました。
0回、1回(1日)、2回(2日間)、3回(3日間)です、
これは、1回増えるごとに「体を慣らす日にちも1日増える」ので、ペース的に僕にぴったりで、今現在14回の初日で、14日後に15回にするか決めることになります。
しかも、別の「マイルール」を破ったときには、その日は「腕立て伏せを倍にする」という「ペナルティー」とミックスさせており、ベースの腕立て伏せが1回増えると、必然的にペナルティーは2回増える事になるので
「自己規制」にはもってこいの「マイルール」となっております。
そして「別な理由との混合」で、寝起きにこの「腕立て伏せ」と「股あげ100回」をコンビでやってから「顔を洗う」という一連の流れをルーティーンにしていて、
これが僕にとってはとても「効果」が高く、
寝起きは頭がボーっとしているので、この適度な運動をする事によって目が完全に覚めるので、その後の作業にすぐに取り掛かれるので「一挙両得」なのです。
もし、興味があったらお試しあれ!!
最後まで読んでいただいてありがとうございました!!
皆さんにとって「ちょうど良い坊主」と、めぐり合えますように!!
堀江努
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