スマブラSPにムカついた話

スマブラSPというゲームを、VIP入り(※)を目標にして200時間ぐらいプレイしていたが、ムカついてやめた。そういうこともたまにはあるかと思うが、あまりにも不愉快なのでついでに書き起こしておく。書きたくて書いてるだけの負け犬の遠吠えです。

※VIP入り…上位5%のボーダーのこと。スト5でいうとたぶんダイヤぐらい。

手触りが悪い

オンライン対戦では、デフォルトで5~6Fの入力遅延が設定されていると言われている。また、先行入力の猶予もかなり大きく幅を取ってある。これらの仕様のせいでとにかく単純に操作が気持ちよくできなかった。

具体的にはこういった現象が頻繁に起きていた。

  • 走って台から降りるだけのつもりが着地後もスティックが入りっぱなしと認識されて地上を走ってしまう

  • ダッシュガードや空中回避を入れているはずなのに発生せず殴られている

  • 入れていないはずの回避や派生が出る

やってないはずのことが出てやってるはずのことが出ない、というのは、アクションゲームとしては最悪の体験だった。どのゲームでも大なり小なりそういう部分はあるとは思うが、あまりにも頻度が多すぎて、遊んでいてただただ楽しくない。

明らかにガン待ちされてるのが分かってても操作ができないと咎められなかったり、とにかく操作の精度を求めてくるゲーム性だと思っていて、それに対してこの操作感というのは、あまりにもやる気が起きない。趣味でゲームをやっているのに不快な時間のほうが長くてどうするんだ?という思いがずっと頭から離れなかった。

トレーニングモードが不便すぎる

スマブラに限った話ではないと思うが、対戦ゲームには対処方法が分かっていないと返せない技というのが多数存在する。スマブラはキャラクター数が多いので、その数も自然と多くなる。

その場合、トレーニングモードで対策を調べることが大事になるが、スマブラSPのトレモは明らかに機能が不足しており、CPUに特定の技を出させることすらできない。なんなら、ガードを張ってもらうことすらできない。

確定反撃や技相性の研究をしたくてもひとりでは本当にどうにもならない。調べ物ができないから、相手が繰り出す厄介な技の対処法が永遠に分からず、対戦で食らい続けることになる。これは純粋なストレスだった。

そもそも、トレモとネット対戦の往復自体に時間がかかり、かなりのストレスになった。「ながら対戦待ち」という機能はあるが、マッチングを一時的にオフにすることができないので、(本来ありがたいことだが)一瞬でマッチングしてしまうスマブラではあまり意味がなかった。

個人的なことをいうと、基本的に操作が下手なのでアクション部分で相手を出し抜くことが難しく、ひとつずつ対策していくというある種の「真面目さ」で差をつけるしかないと思っているので、この部分の不便さは本当に致命的だった。

対戦相手の通信品質を選べない

ネット対戦をするうえで、通信品質が悪くラグい相手と当たることはある程度しょうがないことだと思っているが、このゲームではあまりにも多すぎるように感じた。

Switchというハードの性質もあり、恐らく無線接続であろうプレイヤーが多いことは仕方がないが、品質が悪い相手をフィルタリングするような機能もない。それはただの不親切だろうと思う。

少しラグいだけならともかく、2~3秒ごとに1秒止まるようなレベルのラグの相手とどう遊べばいいのだろうか。何を持ってこんな仕様にしているのか正直分からなかった。

対戦ルールを選べない

これもラグと同じような話ではあるが、優先ルールを設定していても時折ほかのルールでプレイさせられることがある。これも本来はマッチングとトレードオフなんじゃないかと思うので、マッチングが遅くなっていいから自分が望んだルールのみで遊びたい。

「アイテムなし1on1だけがスマブラではない」という思想なのだろうというのは分かる。分かるが、1on1で真剣にやっていたところで突然「アイテムあり・ステージギミックあり・切り札あり・4人乱闘」に突っ込まれると、さすがにため息も出る。

トレモの部分といい、製作者がこちら側を向いていないように感じられる箇所が多いと、自分はお客さんではないんだろうという気持ちになって真面目にやる気も失せてくる。

ガノンドロフとカズヤに勝てない

これは個人的な相性の話でしかないが、こいつらにはもう本当にとにかく勝てない。

当たるときと当たらないときで戦闘力推移の差が激しすぎる。まさかランクマッチだと思っていたものがその実ガチャだったとはびっくりした。どうすればよかったのか。

まとめ

ゲームは楽しくやりたい。

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