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私のカメラリグの組み方 | SIGMA fp

現状で私が組んでいるカメラリグの紹介します。

【最終更新】2024/01/20 : 組んでる様子を動画にしてみました。


SSD の取り付け方は未だに悩んでいるところです。

組んだ形状を残しておく自分用のメモも兼ねて。
稚拙な物撮り写真である点は目を瞑ってください。


SmallRig, NYCEYRIG, Falcam など、各社のリグパーツを使い、
撮影目的に合わせ随時拡張していきます。

私は六角やプラスのネジ穴をすぐ潰してしまいます。
そのため、最近は専ら Falcam のクイックリリースです。


リグ組みに掲げたテーマは、
 ① 組んだ状態で持ち運ぶ場合と、
   現場で組む場合でリグを組み分ける。
 ② 現場で組む場合、簡単に組み立てられる。

現在、映像も撮れるミラーレス一眼カメラとして、
『SIGMA fp L』『LUMIX S5』を主に使用しており、
組んだリグは基本、どちらにも流用できます。




SIGMA fp / fp L

写真ベース

まずはボディ単体。写真撮影がメインのスタイル。
SIGMA 純正グリップ (HAND GRIP HG-11) と KAKTUSさんの縦吊りマウント、両サイドに Falcam F22 プレート、底面に Falcam F32 プレートを標準装備。

ここから、映像も撮りやすいに拡張していきます。

スナップはこのスタイルで散歩しています。


▷SAMSUNG SSD T5

まずは外部収録を拡張。
CinemaDNG UHD 12bit で記録できるようになります。
Falcam F22 に NATOレール付きロッドクランプ (Smallrig 3011) を取り付け、
そこに SAMSUNG T5 SSD 専用ホルダー (SmallRig 2245B) を追加。

SSD が横に浮いてる?印象


▷外部マイク

Falcam F22 に NATOレール付きロッドクランプ (Smallrig 3011) 、
SSD ホルダーを SmallRig BSH2343 に変更してを取り付け、
その上部に コールドシューアダプター (SmallRig 1241) を追加。
そこへ外部マイクを取り付けます。

クイックリリースやロッドクランプのぶん、
横に厚くなる点が気になります。
これは風防が大きすぎますね。。
以降の写真はマイクを省略しております。


▷フォローフォーカス

ロッドを通して、ミニフォローフォーカス (SmallRig 3010) を追加。

私個人としては、
動画撮影はマニュアルフォーカスではありますが、
あまりフォローフォーカスは使わないです。

普段使わないからって、取り付け方が雑過ぎでは?


▷ハーフケージ

Ulanzi の折りたたみハーフケージ (Falcam 3809) に装着。
折りたためるため、持ち運びには困りません。
形状や取り付ける方向を変えることで、多様な使い方ができます。
F22, F38 のクイックリリースにより脱着も容易で、拡張性も増します。

ハーフケージスタイル
コンパクトな SIGMA fp / fp L なら、
上部をトップハンドル代わりに持つこともできます。
L字ブラケットスタイル

まだまだ使い道を模索できそう


▷トップハンドル

トップハンドルに Ulanzi Falcam 2550 を使用します。


▷Portkeys LEYE を使用する場合

Portykeys LEYE の使用例。
Portykeys LEYE などのモニターに給電する目的で、
Vマウントバッテリーも追加します。
LEYE II や III など後継機は、Canon の LP-E6 を本体に付けられるようです。
バッテリー用プレートに SmallRig 3016 や SmallRig 4064B を使っています。

SmallRig 3016 を使用した例
SmallRig 4064B を使用した例
以降の写真もケーブル繋ぎ忘れてます


SmallRig 4064B は折りたためる Vマウントバッテリー用のプレート です。
以下は Falcam 3809 と SmallRig 4064B の比較動画ですが、それぞれの使い方の参考になりますね。


▷外部モニターを使用する場合

ATOMOS SHINOBI の使用例。
Blackmagic Design Video Assist 5" 12G HDR も持っていますが、
SSD に CinemaDNG で記録する場合と BRAW で記録する場合で使い分けます。


▷番外 : LCD VIEWFINDER LVF-11

番外として、SIGMA純正の LCD VIEWFINDER LVF-11 を追加した場合。

一応、グリップを付けて8mmフィルム風にもできます。

トップハンドルでも使っている Ulanzi Falcam 2550
ちょっと持ち手が長い?


映像ベース

上記は、写真ベースで SIGMA fp / fp L を運用し、
動画撮影時に即座に組み立てることを念頭に置いたスタイルです。

次の写真は、映像メインの撮影で、
リグを組んだ状態で持ち運べることを前提に組みました。

右手グリップ側が見えない。。
もっと写真を撮っておくべきでした。


SIGMA 監修の SmallRig Cage for SIGMA fp series 3211 をベースに、
 ・ミニマッドボックス (SmallRig 3196)
 ・バッテリープレート (SmallRig 3498)
 ・右手用の木製サイドハンドル (SmallRig 3324)
が特徴です。

また、長時間の運用を想定して、
カメラのバッテリーも、カプラーでVマウントバッテリーから供給します。



LUMIX S5

LUMIX S5 は、 SIGMA fp / fp L 用に組んだリグを転用します。

違ってくる点として、
XLRマイクロホンアダプタ― DMW-XLR1 を使用する場合があることです。
主にトップハンドル周りにパーツが追加されます。



まとめ

現状、このようにリグを組んでおります。

どのように運用したいか、なにを重視するかによって、リグの組み方は人それぞれ変わってくるかと思います。

しかし、リグを組み始めると
「実際に組んでみたところ、何かしっくりこない」
「パーツ同士が干渉して組めない」
「パーツとケーブルの端子が干渉する」
などの理由で、どんどん買い足してしまいがちです。


散財した私個人の結論として、
盛り過ぎないこと妥協割り切りが大切と思います。


例えば、今回の写真ベースから組んだ場合は、
カメラへの電源供給はしていません。

理由として、すぐに写真撮影スタイルに戻るのに、
カプラーとバッテリーを交換する手間が増えるためです。

加えて、外部モニター使用時には、
モニター用にバッテリーを用意するか、
カメラも共に外部給電するなら、D-Tapの口が2つ必要になります。

以上から、あくまで写真ベースであると割り切って、
カメラは本体のバッテリーで運用しています。


また、左サイドグリップを付けたパターンを紹介していません。
マニュアルフォーカスのレンズ操作時に邪魔になるため、基本使いません。

ただし、カメラを肩に乗せる場合や、ワイヤレスフォローフォーカスを使いたい状況などでは、SmallRig MagicFIZ 3782 を左手のサイドハンドルとして取り付けることもあります。


あくまで、私の使用上の問題ですので、
参考程度にしていただければ幸いです。

リグに限らず、沼にハマると散財待ったなしです。
皆さまも散財にはお気をつけて。



今回の使用しているリグパーツ一覧


写真ベース

カメラやモニターに取り付けるプレート


SSD ホルダー



フォローフォーカス


ハーフケージ


トップハンドル


バッテリープレート





映像ベース



SIGMA fp / fp L 専用ケージ


LUMIX S5 専用ケージ


ATOMOS SHINOBI 専用ケージ


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