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vol.2 南アジアの学生と交流
2024年3月8日(金)、JENESYS(外務省の事業 対日理解促進プログラム)で余市に来ていた南アジア(バングラデシュ、インド、モルディブ、ネパール、パキスタン、スリランカ、ブータン)の高校生から大学生相当の年齢の学生25名が北星余市高校を訪問してくれました。
迎える側の私たち北星余市高校の生徒は、「せっかく日本に来てくれるのだから、日本らしい企画を立てたいね」ということで、3つの企画を準備しました。
柔道・浴衣の着付けと白玉団子づくり・書道をベースに、時間が余ったら折り紙を加えました。
来てくれた南アジアの学生は、日本語が全く通じないということです。さてさてどのような展開になるのか、という不安はありましたが、事前に打ち合わせをしたコーディネーターさんとも「同じような年齢だし、きっとなんとかなるでしょう。うまく会話ができなくても、それも一つの経験だし、そういうのを思い出にしてもらえたら」と、前向きな開き直りで当日を迎えようとなりました。
で、当日。蓋を開けば、生徒たちの逞しいこと。
カタコトの英語で話しかけ、通じた時には笑顔でやり取りを楽しんでいました。
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なんとか伝えたいという思いが叶った時の嬉しさが強いようで、そばにいる人にも助けてもらいながら一生懸命コミュニケーションを図っていました。そういう経験がとっても新鮮で、一つ一つの会話が刺激的だったようです。
スタッフに入っていたある生徒に関しては、サポートに入っていた教師が驚くほど積極的な姿勢で楽しんでいました。これは意外な発見でした。
最後に調理室で、白玉団子を食べました。
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「またこんな企画ある? あるなら絶対参加する!」
「めっちゃ楽しかった。2時間って短くない?」
そんな感想が生徒たちから聞けました。
アジアの学生さんたちからも
「こんなに楽しめたのは初めて」
「みんなが笑顔で迎えてくれて、とってもいい思い出になりました」
と感想をもらっています。
大変だったけど、お互いの学生がこんなに喜んでもらえたようで、よかったです。
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