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黄昏る新宿、風の吹き 東京は夢を見る そこにある寓話 河は大河となり やがて薫風 そこにある…
迷ったら直観に頼る 原始の時代からの 天気予報が無かったころからの 「直観』に頼る 「それ…
『手毬唄』 手毬唄の世界に潜む 妖なる物 子どもたちが まっとうに育つように 伝説が潜り込み…
『朝の詩』 朝焼けの街 時が羽ばたき 行き交うのは 犬の散歩の女性 道路を掃除している人 急…
1.消息不明 2.悪いけど 3.初出勤の日 4.窒息寸前 5.じっちゃんと坊主の会話/死ぬほ…
「おい、タヌキ」 「んだよ。また、おまえか」 「詩を書くとき、何に注意したらいい?」 「…
都庁ビルの壁に次は何をすればいい? こんなに立派なカマと心を持っているのだから、何かをすべきだと カマキリは残り時間を知っていた あまり悩んでいても仕方がない たとえ、傷ついたとしても、それも悪くないとカマキリはうなずいた 自慢のカマを曲げて折り畳み カマキリは飛んで行った そして、空を右に曲がった 信号すらない交差点を右へ曲がる #寓話
秋の河原で少年とすれ違った まだ夏の香りが残る少年 「おじさん!この辺に、ヨシの大群があ…
美術展覧会の作品の中に秘められた作者の意図を汲み取って感想文を書きなさい ----はぁ無理で…
黒沼から、河童がひっそりとヤマユリを見ている 私「僕のこと、呼んだ?」 河童「呼んだよ。…
「じっちゃん!柿の木から1個とって食べたら、べーだった」 「それは、渋柿というんだ」 「…
「じいちゃん!俺さ、いつもかけっこであいつに負けるんだ。勝つ方法を教えて。」 「坊主、こ…
「じっちゃん!庭を掃除してたら、カブトムシのサナギを見つけた!」 「それは凄いぞ、坊主。…
何の運命か知らないけど、街角を右に曲がったら、サソリがいた サソリは、あの世界一有名は尻尾を上に上げて、針を僕に向けていた 出直すことも考えたけれど、サソリに負けるの悔しいので 石でも投げて、威嚇してみるか、と小石を探したが、アスファルト道路の上は何もない 誰かに聞いても「サソリは前例がありませんので」とか言うに決まっている ふん、今に見てれよ!と言って、逃げてみた 誰も追いかけてこない サソリ、何、やってんだよ、大事なときに 追いかけてこいよ と 捨てセリフ 判定で