フライングですが、2019年の主な仕事まとめました(&これまでの主な仕事歴)
まだ師走に入って間もないですが年内の仕事もほぼなくなったので(笑)、今年やった仕事のうち主なものをまとめておきます。
ファンでいてくださる方はオラシオ・ワークのチェックに。オラシオに仕事を依頼してみようかな、という方は発注前のご参考に。
ライナー執筆
毎年だいたい同じくらいの枚数なのですが、今年も4枚のライナーを書きました。どれも素晴らしい作品で、そういうものに書かせていただけるのは音楽ライターとして幸せだよな、と感じています。
ハニャ・ラニ『エーシャ』
ハニャ・ラニ&ドブラヴァ・チョヘル『ビャワ・フラガ(白い旗)』
先日The Piano Era 2019での初来日演奏も話題になったポーランドの女性ピアニスト。今のところアルバムリリースは2枚だけなのですが、その双方が国内盤化されました。エーシャのほうはイギリスの気鋭レーベルGondwanaが原盤です。
e.s.t.(エスビョルン・スヴェンソン・トリオ)『ライヴ・イン・イェーテボリ』
こちらはリーダーが亡くなって11年経つスウェーデンの伝説的ピアノトリオの未発表ライヴ録音。僕が書いたにしては評論っぽい内容かも。
横山起朗『SHE WAS THE SEA』
かつてワルシャワにも留学していた若手日本人コンポーザー・ピアニストの2ndアルバム。こちら↑はリリースレーベルのインパートメントさんから依頼されて執筆したオフィシャルのweb公開ライナーノートです。
執筆・連載
エッセイ連載「図書館ウォーカー」
地元青森県で発行されている新聞「陸奥新報」に毎週火曜掲載のエッセイです。今年の11/12にスタート。最低1年は続けます。「旅と図書館」をテーマにしたゆるいエッセイです。この連載のテーマについては↓をどうぞ
りんごPRサイト「りんご大学」のエッセイ連載「りんごと音楽」
弘前市にある弘果総合研究開発株式会社さんが運営するサイトに、りんごと音楽をテーマにしたエッセイを連載しています。時々ものすごくインターバルが開きますので、いちおう「不定期」連載ということになると思います。
リレーエッセイ「日々想」1月~3月分
こちらは前出「陸奥新報」さんに全6回半年間という期間限定で書いていました。去年の10月スタートでしたので、今年は後半3ヵ月分書きました。音楽ともポーランドにもほとんど触れない、お手軽読み物でした。
めご太郎第二巻にエッセイ「一目惚れしない街あおもり」を寄稿
第一弾が青森県内でベストセラーに輝いた新タイプの青森トラベル本の第二弾。間もなく発売です。僕も第一弾に引き続きエッセイを寄稿。内容は「どこかの街に住む」ということと僕なりの恋愛観をミックスさせたものです。今回は八戸出身の大谷能生さんも参戦! 全国のみなさまにオススメです。
映画「COLD WAR あの歌、2つの心」パンフレットに寄稿
劇中で流れるジャズや民族音楽が大変に話題になったポーランド映画の音楽解説コラムを、劇場販売用パンフレットに掲載していただきました。
その他、音楽雑誌ラティーナでスイスのルツィア・カドッチュやポーランドのハニャ・ラニのインタヴュー記事も手がけました。奇しくも二人とも女性アーティストでしたね。
トーク出演
ドキュメンタリー映画「コメダ・コメダ」上映後解説トーク
NHK-FM「ウィークエンドサンシャイン」にゲスト出演
「ポーランド音楽を知る会#2」に出演
青森県中泊町主催のトークイベントに出演
真ん中2つはピーター・バラカンさんとの共演でした。知る会は昨年に続き2回目なのですが、2回とも予約が瞬殺でいっぱいになる人気イベント?になっちゃってます。さすがバラカンさん。
中泊のトークは、僕のキャリアでは二度目の地方自治体からのご依頼でした。県内自治体のみなさま(もちろん県外でも)、ご検討お願いします!
いちおう「トークもできます」系ライターです。声は良いと言われます。基本、笑いをとりつつ和やかに進める系のトークです。個人的には「図書館旅」について講演ご依頼をお待ち申し上げております(笑)
なくなった仕事
大変残念なことですが、誌面の縮小や休刊などの事情によりご依頼がストップしたお仕事もあります。フリーのライター稼業の浮き沈みの一例として記しておきます。
Jazz Perspective連載(誌面リニューアル)
CDジャーナルのレビューや海外取材、インタビュー(年内発行刊数縮小)
会員制俳誌「白茅」の連載エッセイ(休刊)
一昨年以前の主な仕事
中央ヨーロッパ現在進行形ミュージックシーン・ディスクガイド
監修と共著してます。2014年DU BOOKSから刊行されました。おそらくほぼ世界初の、90年代以降の中欧(ポーランド、チェコ、スロヴァキア、ハンガリー)の音楽全般(クラシック以外)を紹介した本です。アニメや民話など各カルチャーについて触れたコラムも音楽本としては画期的です。
ポーランド・ピアニズム&ポーランド・リリシズム
近年のポーランドのジャズに特化した、世界でも珍しいコンピレーションCDです。選曲&解説執筆しました。ピアニズムのほうは発売日に追加プレスが決まり、JALの国際線機内エンターテイントプログラムにも選ばれました。
図書館へ行こう!!
親会社の宝島社への吸収合併&解散が報道された洋泉社から出版されたポップな図書館ガイドブック。図書館に関するQ&Aなど計6ページ執筆しています。これはとても売れたと記憶しています。
その他CDライナー&レヴュー、映画パンフレット寄稿、トークイベントやDJイベント、メディア出演、映画字幕監修、編集協力などなどいろんな種類のお仕事しています。
お仕事ご依頼について
ご依頼はaladyhasnoname(a)yahoo.co.jpまでお願いいたします。(a)は@に替えてください。FBのメッセンジャーやツイッターを通してご相談くださった場合でも、改めて上記メルアドへのメールをお願いするので、メルアド直のほうがシンプルです。