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子供にとっての〝初めて”は大人が思っているより、ずっとすごいことだった。

 6ヶ月になる息子は今まで、ベビーバスに入っていた。ベビーバスとは、生後1ヶ月頃までの赤ちゃんが入るバスタブである。と言うわけで、6ヶ月の息子には、もちろん狭い。キュウキュウ・・・と言うよりパツパツ・・・。

 そんな時期までベビーバスだったのは、手術の後が膿んでしまったりした関係で、、そのあたりのことについてはこちらの記事に↓ちょっと病み気味記事ですが、、よければ

https://note.com/hoppegaochiru/n/nd5e7d100bf07

 そんな息子が主治医の先生の許可がでて、いよいよ大人のお風呂に!やったぁ!!

 この日のために、お風呂で遊ぶアヒルのおもちゃも買っているし、お風呂もピカピカに磨いているし、こちらの準備は万端♪

 息子はお風呂が好きで、小さくなったベビーバスのなかでは手足をバタつかせ、水をばちゃばちゃ。少々顔に水がかかってもへっちゃらで、楽しそう。

 さらに、最近いたずらということに目覚めてきた息子は、水をこちらに飛ばして、きゃーと騒がれることを楽しんだり、、

 これは生理現象かもしれないが、おしっこを噴水のように飛ばして、ウギャアとこちらの悲鳴を楽しんだり、、

 我が物顔で、ベビーバスを制覇している息子。そんな息子が、大きなお風呂に入ったら、きっと喜ぶぞ、、るんるん♪

 楽しみな気持ちがとまらない!そんな様子を見て、だんなさんも初めてのお風呂はわたしに入れる役を譲ってくれた。(だんなさんがいる時は、お風呂後の保湿ケアや綿棒、服を着せる作業がめんどくさくて、入れる役はだんなさん、風呂上がりのケアはわたしになっている。。。)

 いざ!入水!!!

 さあ!今までつっかえてた足も手も思う存分伸ばせるよ!!

 あれっ。

 あれっ??

 身体の曲がられる関節を全部曲げて、小さく固まっている。こんな小さくなれるんだ。お腹のなか以来のくるまりかたではないか。

 今まで小さなベビーバスで、身体を支えるネットもあって、身体のどこかがバスに当たっていて、安心感この上ない状態で入っていたのだ。もっと安心させてあげないと!

 息子の身体をガッチリと支え、足や手をさする。「大丈夫だょ。リラックスリラックス。」無表情に固まったまま、一点を見つめ続ける息子。そのまま初めての入浴は終わった。

 そうか。そうだよね。大人は単純に広くなったから喜ぶと思うけど。それは大人の感覚だよね。

 初めてのことって怖いよね。ビックリするよねをビビっちゃうよね。

 大人の大きなお風呂で、また君が手足をバタバタ動かして楽しむ時を気を長くして待ってるね!

 

 

 

 



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