ほっぺ

アラフォー母になる!奮闘中→育児。好き→旅、食事、花、開放的。他愛のないことを記していますが、よければ読んでみてください!

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最近の記事

台所に立つ母の後ろ姿はスーパーサイア人

 母は仕事が忙しい人だった。毎朝わたしよりも早くに家を出て、夜遅くに嵐のように帰って来る人だった。仕事での殺気を残したまま帰宅する母。母の車の音が聞こえると、帰って来てくれた嬉しさよりも、少し緊張していたのを今でも覚えている。  母は帰宅すると、どこにも座ることなく台所へ向かう。そしてそのまますごい勢いで夕食作りを始める。その後ろ姿からはドラゴンボールのスーパーサイア人のようなオーラみたいな、湯気みたいなものが、たっているように見えていた。こういう時には話しかけてはいけない

    • この仕事は“生きとる”と感じられるんよ

       当時わたしは報道記者を目指し、あるテレビ局の報道局でバイトをしていた。そこはいつも戦場のようだった。最新の情報、よりインパクトのあるネタを追い求め、ギラギラバタバタ、まさに臨場感のある場所だった。記者の方たちはみなさんプライドをもっていてかっこよかった。そして、なにもできないバイトではあるが、そんな場所に一緒にいる自分に初めは満足していた。  バイトにも慣れてくると、周りも見えてくる。より大きい記事にするために、色んな手を使って行う取材。どこよりも早くネタを仕入れるために

      • 砂場の縁に座っていたら新しい自分が顔を出す

         “生き急いでる“と言われていたほど、予定を詰めこんで、効率的に動きたかった、、いや、じっとしていられなかった。そんなわたしが、今日も誰もいない公園へ来て、砂場の縁に腰かけてかれこれ40分ほどが経つ。  1歳の息子は今、砂場から大好きな石をせっせとすべり台の着地点に並べている。時々石をすべり台に落とし、ステンレスのカランという、耳につく高い音を聞いて笑ってみたり。石に顔を近づけて「うぉー!?」と言ってみたり。とにかく楽しそうな後ろ姿が見える。  石並べの前に遊んでいた、砂

        • 終わりなき戦い

           3年前、夫婦生活が始まって初めての夏。どうしても、扇風機が欲しいと言う彼。わたしは正直あまり置きたくなかったが、彼の情熱に根負けし購入した。羽がついていない物がわたしはよかったのだが、羽がないとあまり涼しくないという販売員さんの意見を聞き、涼しさを求める彼と、部屋の雰囲気を壊したくないわたしの折衷案的な扇風機を購入した。全体はブラウンの、ちょっと高級感のある質感。スイッチはあまり目立たないようにフラットになっており、電源がはいると青い控えめなランプが光る。完全に見た目で選ん

          紫陽花の季節がやってきた

           去年はいろんなところへ紫陽花を見に行った。今までの人生のなかで1番紫陽花を見た!と言ったら、、大袈裟か⁉︎笑  去年の今ごろは息子がお腹のなかからなかなか出てこなくて、毎日どきどき、やきもきしながら気を紛らわして散歩をしまくっていた。3日、5日、、1週間、、出てくる気配なし!粘ったねー我が息子!!結局促進剤で出産ということになったのですが。  そんなことを思い出しながら見る今年の紫陽花。そんなことを思い出しながら、もう自分で立って一歩二歩と歩き出そうとしている目の前の息

          紫陽花の季節がやってきた

          ほらできたでしょ!うん、できたね!!

           絶賛つかまり立ちがしたい息子ちゃん。テレビ台に清浄機、椅子に棚、挙句タッチしているお友達のスタイを掴んで立とうと、、、「それは無理!!危ないー!!!」と回り込むことに半分ぐらいは成功するが、あとはゴロンと倒れて頭をぶつける。その様子を見ていた先輩ママをしている友達が、よく見る頭ガードのハチさんをくれた。  嫌がるかなと思ったが息子ちゃん、特に気にせずつけている。ちょっとした親の安心の為だが、嫌でないならつけてもらおう!  これをつけることにより、マットレスの上でのつかま

          ほらできたでしょ!うん、できたね!!

          これは試練なのか!?いや、もう絶対そうやん!!泣

           一昨日noteにかっこいいことを書いた。春から前向きに生きたい!宣言だ。そして、書いた次の日体調を崩した。泣。  「本当に前向きに乗り越えられるんか?しんどい時こそ本性でるんじゃないの?」  なにかが、わたしに囁いている感じがする。  大丈夫大丈夫  なにがかは分からないが、魔法の言葉のように心のなかで言ってみる。自分を落ち着かせるためというか、大丈夫であってほしいという願いのような呟きになった。  だんなさんが帰って来て、わたしの顔色を見て、「調子悪いん?」

          これは試練なのか!?いや、もう絶対そうやん!!泣

          胸を張って歩くこと!毎日ひとつ自分を認めること!

           昔から背が高く、集団の中にいても目立ってしまう自分が嫌で、背中を丸めて歩いていた。母にいつも「猫背になってるよ!背筋ピッ」とか言われて、でも思春期のわたしはみんなから飛び出るのが嫌だった。  大人になり、信頼できる友達ができ、恋人ができた。仕事もやりがいがあり、海外へだって一人で行ってしまうようになった。自分で自分を認められるように、胸を張り、背の高い自分を大事にできた。きっと自信もついたのだろう。  ところが、今の自分はまた丸い背中に戻っている。自信がもてず、少しのこ

          胸を張って歩くこと!毎日ひとつ自分を認めること!

          息子からのサイン!うんちが出ないと苦しいょ。

           久しぶりにうんちが出た。5日ぶりだ。8ヶ月になる息子はうんちを溜めがちBabyであり、平均4日ぐらいためる。機嫌も悪くならないので、大丈夫なのかなーと思い、、それよりも!きばっている時の顔、右頬を引き攣らせて、今出しています!って顔、応援しながら、可愛いなあと呑気に思っていた。  オムツを開くと、わぁ!さすがの量!!そして刺激臭!おしりを拭いていると、むにゅむにゅむにゅとおしりから更なるうんち。つまり“追ウンチ‘’が始まった。それも終わりの方「ん?」赤いものが混じっている

          息子からのサイン!うんちが出ないと苦しいょ。

          淡白な息子よ。母は別に悲しくはないんだょ。別にね、、

           8ヶ月になる息子は母、つまりわたしに対してあまり執着がない。  先日、友達、息子、私の3人で大型スーパーへ出かけた時のことだ。息子はまだ3度ほどしか会っていない、久しぶりに会う友達に抱かれてご機嫌でエレベーターに乗った。そこで、ご年配の夫婦と一緒になり、おじさまが息子に「かわいいねぇ。」と顔を近づけた。驚いた息子は ギャー と泣き始める。はいはい、母の出番ですね。こういう時は、母を求めますよね。と、わたし。得意げに息子に手を伸ばすと、息子はわたしの手なんて無視して、友

          淡白な息子よ。母は別に悲しくはないんだょ。別にね、、

          予想外のライバル登場!お母さんvsむーさん

           「あだだだだー」8ヶ月になる息子がなにか言い出した。そうなってくるとどこの家庭でも話題になるのは、〝初めて喋る言葉“だ。  わたしは安心していた。かねてから旦那さんは息子に「初めて喋る言葉は、お母さんにしろよ。」と、早々に戦線離脱していたからだ。  そんなこんなで安心しきっていたわたしに予想外のライバルが現れた!わたしの母、息子の祖母だ!!母はおばあちゃんと呼ばれるのが嫌で、名前で呼んでもらおう♪と言っていた。ところが最近頭文字だけで、むーさん。と言い出したのだ。その理

          予想外のライバル登場!お母さんvsむーさん

          メガネが折れたのは誰のせい…?

           昨日の夜、7ヶ月の息子を膝の上で立たせて遊んでいた。キャハキャハ興奮した息子は身体を反り返らせ、後頭部が私にガツン!ヘッドロックされて、かけていたメガネが折れた。  あっ!  今まで和気あいあい。ラブラブムードが一瞬ピリッ。  わたしの切羽詰まった声で息子もあれっ。  まず息子の頭が切れていないか確認し、その後だをわたしはどんな反応をしたら良いか迷った。  最近息子は抱かれている時や、膝に乗せている時、身体をよく反らせて遊ぶ。大人が慌てて、「もぉ危ない!」と言うの

          メガネが折れたのは誰のせい…?

          君の離乳食が始まって2ヶ月。ふと手を見るとマメが出来てるではないか!

           右の手のひらに5つゴツゴツとマメが出来た。こんなところにマメが出来たのは小学校低学年の頃、鉄棒やうんてい、吊り輪に夢中になっていた頃以来だ。  こんな歳になってまさかマメができるなんて。でも、フフッ。なんだかにやけてしまう私。  このマメの原因は、息子の離乳食を作る時に、必死になって毎日すり鉢を使っているからだ。  まだ、米粒がつぶれきっていない。  まだ、繊維が残っている。  なかなかかたまりが潰れない。  ゴリゴリゴリゴリ。ガリガリ。毎日まいにち。  たぶ

          君の離乳食が始まって2ヶ月。ふと手を見るとマメが出来てるではないか!

          子供にとっての〝初めて”は大人が思っているより、ずっとすごいことだった。

           6ヶ月になる息子は今まで、ベビーバスに入っていた。ベビーバスとは、生後1ヶ月頃までの赤ちゃんが入るバスタブである。と言うわけで、6ヶ月の息子には、もちろん狭い。キュウキュウ・・・と言うよりパツパツ・・・。  そんな時期までベビーバスだったのは、手術の後が膿んでしまったりした関係で、、そのあたりのことについてはこちらの記事に↓ちょっと病み気味記事ですが、、よければ https://note.com/hoppegaochiru/n/nd5e7d100bf07  そんな息子

          子供にとっての〝初めて”は大人が思っているより、ずっとすごいことだった。

          目をつむって、額に朝日を浴びるとパワーもらえるんです。と、出勤中の後輩に教えてもらった。

           朝の7時半出勤中。身体も足も重たい。歩道橋の真ん中で後輩が、目をつむって朝日を浴びている。何をしているのか声をかけると、  「額の眉間のあたりに朝日を当てると、パワーがもらえるんです。」  私も横に並んで、朝日のパワーをもらう。なんだか身体が温かくなってきて力が湧いてくるように感じた。  これは5.6年前必死に働いていた時の話だ。今朝とても天気が良くて、のんびり洗濯物を干しているときにふと思い出した。あの頃はよくやっていた。最近はとんとやっていない。  あの頃は太陽

          目をつむって、額に朝日を浴びるとパワーもらえるんです。と、出勤中の後輩に教えてもらった。

          共感できることが1番強い!でも、共感出来ないからと諦めたくはない。。

           「職場の後輩が、プロジェクトの終盤で産休の期間に入るから抜けるって言うの。産休期間ってちょっとずらしたりできないの?」  職場の先輩が出産祝いもこめて、会いに来てくれた。サバっとしていて、人情深い、仕事一筋で生きている先輩だ。  先輩の話によると、プロジェクトの終盤で、チームのひとりの後輩が産休期間になるからと、休みに入ったらしい。その代わりの人は充てられず、他のメンバーで仕事を分け合うことになったようだ。先輩によると、その抜け方がなんともスルッと去って行ったようで…。

          共感できることが1番強い!でも、共感出来ないからと諦めたくはない。。