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クリーンに愉しむモカ~Ethiopia Yirgacheffee G1 KONGA Natural~

エチオピアのイルガチェフェ、といえば、スペシャルティコーヒーシーンをけん引してきた代表的な豆の産地のひとつ。華やかなベリー香とチョコレート感で、この豆がきっかけでスペシャルティコーヒーにはまる人が多く、私はクラフトビール好きな方にコーヒーのご案内をする際には「コーヒー界のIPAです」と表現しています。

当店の定番のイルガチェフェともまた違う表情を持つ、イルガチェフェ地区のコンガ農協のナチュラルは、クリーンなりんごのような花のような香りにすっとした酸が心地よい、滑らかなマウスフィールの豆です。
香りで五感が活性化するところから、口に含めばシンプルな酸と甘味で落ち着いた飲み心地にいたるまで、リフレッシュするにはとても乗りやすい味わいを持ったフルーティーな1杯に、何度も飲みたくなってしまうこと間違いなしです。

エチオピア イルガチェフェ G1 コンガ農協 ナチュラル
〈地域 / 農園〉 エチオピア イルガチェフェ地区
〈標高〉2,500m
〈品種〉 原生品種
〈精製方法〉ナチュラル
〈テイスティングノート〉ブルーベリー、リンゴ、チョコレート、レーズン、はちみつ、レモン、洗双糖

▶︎コーヒー豆をビール瓶で保存する理由

その味わいを出すために、当店では、
・焦げ味が出ないように焙煎し(焦がさない焙煎)
・焙煎直後から耐圧容器内で圧をかけて保存する(加圧熟成)
ことで、さらにまろやかな味が持続することを目指しています。
味の定着には、二酸化炭素で圧をかけて酸素に触れない環境下(ビール瓶内)でエイジング(コンディショニング)を行います。
様々なコーヒーの持ち味が、バラバラではなく角がとれてまろやかにまとまり、3〜4ヶ月が経過した後からさらに味わいの変化をお愉しみいただけます。
賞味期限は未開封で2年。開栓後は1〜2ヶ月は美味しく召し上がっていただけます。
開栓後も瓶のまま蓋をしっかりと閉めて保存していただければ、さらに味は変化していきますので、お客様のお手元で、是非コーヒーの成長をお楽しみいただければと思います。


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