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終の日までの(森浩美・双葉社)を読んで
終の日までの、に続く言葉があるとすれば、物語か思い出といったところだろう。
いろんな人生の幕の引き方があるが、本書を読んで感じた事は、悲壮感をあまり感じなかった事です。
病の床に臥す話も出てくるけど、死ぬまで何かしらの可能性を感じる。
また、終活に励む話や老いても後進に道を諭す話だったり、元気な老人の話は気持ちを明るくさせてくれる。
でも、現実の多くの老人は違う。人付き合いも減り、ひっそりと寂しく死んでいく人が多いのではないかと思った。
そういう意味で、本書の物語は理想の話と言えよう。
名言:
才能がないやつほど、背伸びしたがる
身体に合う服を選ぶんじゃなくて、着たい服に自分の体を合わせる