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君が夏を走らせる(瀬尾まいこ・新潮社)を読んで

16歳のヤンキー高校生が、2歳の女の子の世話をするバイトをすることになった。
予想通り、最初は怖がられて悪戦苦闘だけど、そのうち自然と慣れていく。
子供はわがままでやんちゃだけど、それを今までの自分と対比させたりして、ヤンキーも大人になっていく。
仲良くなついてしまって、最後の別れはどうなるんだろうと言うのが、気になったが、最後の別れはあっけなかった。
2歳の女の子は何も覚えていないだろうけど、ヤンキーも子供の世話を通して成長できて良かった。
ヤンキーは走るのが得意だから、また走りに目覚めて欲しいと思った。

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