シアワセなお金の使い方(南野忠晴・岩波ジュニア新書)を読んで
高校生向けに書かれているので、非常に読みやすかった。
まず、お金は絶対、必要かと始まる。お金がなければ生活出来ないのだから、何が無くてもお金があれば安心と、思うのだが、例えば認知症になってお金を管理できなくなれば、お金は不要となる。
そうは言っても、普通に生活していくためには、やっぱり、お金は必要だ。お金と言えば、買い物が真っ先に来る。
自分の欲しいものをお得に買えれば幸せ、と思いたくなるが、本書では、自分のためだけでなく、みんなのためになる使い方を推奨している。
大手スーパーで買うのではなく、例えば、道の駅だったりで地元の人からのものを買う。そうすれば、地元も潤う。また、地元の安全な食品なら健康にもいい。
(その他)
・自分らしさ、を決めるのは些細な事からそうでもない大きな事まで、毎日の生活の中で行う絶え間ない、選択です
・レコーディング・ダイエット法
日々の体重と食べたものを記録するだけというダイエット法
自分が食べたものを記録していくうちに、食べ過ぎや栄養のバランスの悪さなどが見えてきて、自然と食べ物に気を付けるようになり、いつの間にか適正体重に近づいてくるというダイエット法
・本当にやりたい事があるなら、お金があってもなくても、とにかくやり始めなければならない。お金さえあれば、というのは、しないための言い訳に過ぎない
・人間以外の動物は、食べ物に調味料は加えない。素材そのものを体に取り入れ、健康を維持している