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虹色のパズル(天川栄人・文研出版)を読んで

琴子は、ルービックキューブが好きな女子中学生だ。人付き合いが苦手で、理数が得意だ。まわりには、そういった女子は少ない。少数派として生き辛さを感じている。
琴子は、ゲイであるおじさん圭一郎と出会って、最初は違和感を覚えたけど、そんな生き方もあるのかと思うようになる。
おじさんもLGBTとして少数派の生き辛さを感じているのではないか。
まだまだ、そういった少数派の人への社会の理解は浸透していない。
そういった人たちも平等に生きられる社会になる事を本書では願って締めている。

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