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よだかの片想い(島本理生・集英社)を読んで
島本理生さんの恋愛小説では、よく飲みに行くシーンが出てくる。都会だとそうなってしまうのかな。
恋愛小説をいくつか読んできたが、人が成長していくというのは、何となく中途半端だなと思った。
ああでもない、こうでもない、と右往左往して、見苦しいくらい人間臭いところが、読者を物語に惹きつけるのだろう。
よだか、とは宮沢賢治のよだかの星、という物語から、きている。アイコは小さいころから顔にアザがあって、随分と嫌な想いもしただろうし、コンプレックスにも感じていただろう。
それでも力強く生きていくというサクセスストーリーの物語だと思った。
名言:
唯一価値のあるものは直感である