
おっぱいエール(本山聖子・光文社)を読んで
3人の若くして乳がんになった女性の物語となっている。
ドロドロとした闘病生活というより、どこか爽やかに語られている。
実際には、ホルモン治療とか抗がん剤とか、いろいろと大変な思いをしているのだろうけど、そういった苦労は、語られていない。
未婚、既婚、子持ちと三者三様だが、3人とも乳房を切除して大変だ。
1人では、心細くもなるだろう。
SNSを通じて知り合った3人プラス1人が一緒に旅行をする。
辛い思いをしたり、楽しい想いをしたり、神様は私達をどうしたいのか、と言っているが、なるようにしかならない、あるがままを受け入れるという事だろう。
それと、輪島の朝市で5千万の重箱が売られているのはビックリした。