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潮風に流れる歌(関口尚・徳間書店)を読んで

何と言っても読後感が爽やかだ。
ハッピーエンドで終わる物語は読んでいて気持ちがいい。
美玲はわがままな女だけど、物語の終わりの方では、善良な人に変わっていたように思う。
美玲は、この街にいるのが嫌で、必死になって勉強して東京の大学へ行くが、わがままな性格のままだったら、どこへ行っても一緒だと、最初は思っていたが、改心したようなので、多分大丈夫だろう。
何をきっかけに人は変わるか、人に感化されるものだと、強く感じた物語だった。

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