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思い出は満たされないまま(乾緑郎・集英社)を読んで

とある団地の半径500mのような狭い範囲でいろんな人が訳アリのエピソードを語る。
どことなくノスタルジックでファンタジーだ。
特に、団地近くの神社で神隠しにあうという話が最も多く語られている。
登場人物が少人数で何度も出てくるから親近感がある。
どこにでもありそうな団地だが、語られる話はミステリーで数奇だった。

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