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ハーモニー(伊藤計劃・早川書房)を読んで
ミステリーに属するのだろうか。
独特の世界観がある。
出てくる人の名前も独特で、例えば、御冷ミャハ、霧恵トァン、零下堂キアンなど。最初は覚えるのに時間がかかった。
隣人に優しい平和な社会で、突然、誰かを殺さないと、自分が自殺で死んでしまうとなったら、社会とどうなるだろう。
怖くて、人は家に閉じ籠るだろう。
社会が大混乱するのは間違いない。
そうさせている犯人を見つけて殺してしまって、問題解決となるのだが、人に優しい社会がそんなに悪いのか、ちょっと考えさせられる物語でした。