決定力！（チップ・ハース＆ダン・ハース著、早川書房）を読んで

正解を導く４つのプロセス、という副題がついている。
４つのプロセスとは、

選択肢を広げる
仮説の現実性を確かめる
決断の前に距離を置く
謝りに備える

そして、それらのプロセスを実行するために、細かい手段（ツール）が紹介されている。
感情が判断や選択をする時の一番の障害になる。その場の感情に流されない事が一番大事だ。

誰が正しいかより、この選択が正解であるためには、どのような条件が必要かを考えるという発想が勉強になった。

本書に出て来た名言：

・再婚とは希望が経験に勝つことである

・直感が正確なのは十分な訓練を受けた分野だけだ

・多くの選択肢を比較検討する経営者ほど決断が早い

・一時的な感情の奴隷になってはいけない