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イケメンと美女は世界を救う

「みなさま、急遽、弁論大会に参加される方がいらっしゃいました。
先ほど弁論大会を行なったららみぃたんの実の妹です。
なんでも姉がイケメンについて語ったことに触発され、参戦することになったらしいのです。
もし、よろしければご覧になっていただけたら嬉しく思います。」


というわけで、noteで文化祭ステージコーナーにまたまた参戦いたします‼️

やふーさん。
またまたよろしくお願いしますね🥰



イケメンと美女は世界を救う

         2年C組 ららみぃたん妹

「あなたはイケメンは好きですか?」

 あなたはこの問いに対して、すぐに答えることはできますか?


 1年前の私ならこう答えていたことでしょう。
「カッコいい人が私に近づいてくるなら、何か狙いがあるに違いない。騙されてしまう。あの顔の裏には何かがあるはずだ」

 これは、女性に対しても言うことができます。

「あの美しい人が私に優しくなんてしてくれるはずがない。心のどこかで私を馬鹿にして鼻で笑ってるんだ」

 そしてどちらにしても結論はこうです。

「だから不細工で太ってて一重で小っちゃくて、何の取り柄もないアラフォーの私が好きだの近づきたいだの言ってはいけない。あの人達は、私とは無縁の世界だ」

 そう思ってずっと、学生時代から過ごしてきましたし、それは永遠に続くものだ、諸行無常のようなものだと思い込んでいました。

 しかし、果たして、そうなのでしょうか。

 旅行や観光、ドライブや温泉巡り。
 華やかなランチ会や飲み会、講演会など、人数や規模が大きければ大きいほど成功と見られてきましたが、コロナで世界は一変しました。

 ステイホーム。
 家にいることこそ善。
 ノーマスクノーライフ。
 不要不急の外出は控え、他県お断り、旅行に出掛けるなんて以ての外…。
 なんてこともありましたね。

 まさかリアルからオンラインにこんなに急激に移行するとは思いも寄りませんでした。
 これは、コロナ禍におけるメリットともいえると思います。
 強制的に出られなくなっても、人々は違う娯楽を、世界と繋がり合えるツールを使えるようになったのです。

全ては陰陽でできている。

 であるならば、イケメンと美女だけを毛嫌いすることこそ、失礼なのではないでしょうか。


 高校時代、私はSMAPのファンでした。
いえ、大ファンでした。
 でもそれは、あくまでファンであり、あの方々は私には遠い存在であることで、ネガティブな私は自分の領域を侵されない安心感があったからだと思います。

 リアルな人間関係は時に、必要以上に恋愛依存や期待が生まれ、私は器用な方では無いので勉学や日常生活にも支障をきたすほどでした。
 しかも、惚れてしまうのは、世で言うダメンズでございましたから。
 これが私がイケメン好きを非公表にするきっかけになったものと思われます。

 思い起こせば、コロナ第一波の時も、3月末に家族で東京旅行を計画していて、それさえ自分が旅行だと浮かれたからだと、今思えば素晴らしい自分責めの名人です。

 話が逸れてしまいましたので本題に戻します。

 私が変わるきっかけになったのは、潜在意識を学んでからでした。

 自分の心と向き合い、ノートにひたすら書きました。
 初期の頃は特にブラックノートやデスノートに近く、とてもお見せできるものではありません。

 罵詈雑言、他者への批判や世間への不満。
 身近な人や物、環境、全てにおいてとにかく陰性感情ばかりでした。

 でも、陰性感情から本質が見えてきました。
 私も本当はこうなってみたい、憧れたり私がしてみたいことを行動している人に対して特に反応していることに気づいてしまったのです。

 そこで、次にしたことは、その本質に気づいたことを言葉や態度にしてみよう、ということです。

 そこで、冒頭のイケメンは好きかに繋がります。
 好きと最初に言う時は本当は勇気が要りました。あの人おかしい、あんな顔してあの年で何様?など後ろ指を刺されるのでは無いか。

 でも、40年隠してきた(永遠の28歳だと個人的には思ってますが)イケメン好きを思い切って友達に話してみました。
 そしたら、「知ってたよ」
 ええ?私が隠してきたと思っていたのに、相手には伝わっていたのです。

 一人に伝えると、ハードルがどんどん下がっていきました。
 今では私のオンライン繋がり友達はもちろん、リアル友達にも知れ渡っています。

 そして私は気付きました。

 イケメンの話をする時は皆が皆、笑顔になるということを!美女に対してもそうです。

 どんな人がいい?
 じゃあ、あの人は?
 そこでワイワイキャピキャピしていると、真剣にともすると眉間に皺を寄せたり腕組みしたり溜息をついてしまいそうになる日常の中で、オアシスの存在なのではないか。

 そうしたら、世の中には笑顔がどんどん溢れてきます。

 私の周りにはありがたいことに、イケメンが沢山います。
 これは、この前の自分からは想像もつかない現象です。

 これを話す時に必ず出てくる言葉があります。
「私の周りにはイケメンがいない」
果たしてそうでしょうか。

 世の中には富士山が好きな人がいるように、岩手山を好きな人もいます。
 立山連峰に魅せられる人がいるように、箱根が好きな人もいます。
 季節によっても違いますし、近場の高原が好きな人もいらっしゃることでしょう。

 この理論が、イケメン好きにも共通するのです。

 そうすると、こういうメリットが生まれます。

 あの人は無愛想だと思っていたけれど、いつか笑顔を見てみたい。

 なので私から微笑んでいつかあの人の笑顔を見たい。
 そう思って宅配の方を見ると、すでに重い荷物を運んで下さったプラス笑顔、はいイケメン認定です。

 買い物多くしちゃった、荷物重い、けど持てなくもない時にアルバイトの男の子が言います。
手伝いましょうか?
はい、イケメンです。

 この応用編としては、自分から手伝ってもらってもいいですか?と声を掛けること。
 これはイケメンと会話のチャンスにもなります。

 他にも色々ありますが、知りたい方にはこっそり教えます。

 もちろん旦那さんに恋心でさらに愛情を深めてもいいと思います。

 とにかく私が言いたいことは、日常にイケメンは溢れているのに、見ていないだけで、下ばかり向いていたらもったいないです。

 美女にも目を背けないで、自分も美しくあろうと思ってもいいと自分に許可して行動することです。

 馬鹿にする人もいるかも知れません。

 でも、それがなんだって言うんですか。

 その人の価値観や基準はあなたにとって重要なのですか。

 私は問います。

 あの人と同じでなくていい。

 元々特別なオンリーワン。

以上、わたしの弁論を終わります。

ご清聴ありがとうございました。

 


突然すみませんでした。

これは、実際に妹がLINEで書いて送ってくれた弁論大会の原稿です。

私の前回の弁論大会の記事を読んだら「私も書いてみたい‼️」と言って、小2時間くらいで書いて送ってくれた物です。

改行などは私が行ないましたが、妹の原文ままです。

小2時間で書けちゃう妹が凄いんですけど…。

私、なんやかんやで4時間以上かかったもの…💧


というわけで、「リアル妹に『イケメンについて思うこと』の記事を見せたら、妹もイケメンについての論文を書いちゃったってよ」編でした😆


妹に対してコメントなどしていただけたら嬉しいです❣️


最後までお読みいただきありがとうございます😊


幸せをありがとうございます💖

心にイケメンを💖

うちなる平和を💕
シュカポン🐼


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