やっと書くぜ『下剋上球児』
書こうと思いながらも断捨離記事を優先していて、なかなか書けず、書く書く詐欺になっていた私。
この時にも後で書くなんて書いていたし。
ってな感じで、私は1話から順番に観ていなくて、いきなり4話を観てから1話、2話、3話…と観て行ったの。
日曜9時×鈴木亮平=胸熱❤️🔥
と思って、日曜の夜に熱くなるのも…なんて思ってためらっていた私…。
殴ってやりたい…。
1話からちゃんと観てれば、4話のあのシーンのあの場面をもっともっと胸熱な気持ちで、
「な、お前、な…なんで…😭3年間1人で頑張ってきたやろ。試合に出んとか、ありえんやろ」
と、だおだおと泣いて観ただろうに…。
ホント、過去の私、殴ってやりたい。
「お姉ちゃん、観て‼️」と言ってくれた妹ありがとう。
「よーしよしよし」と、ぐしゃぐしゃしながら撫でてあげたい。
そんな私なので、1話からちゃんとガッツリ観て胸が熱々な人よりは勢いがないかもしれないけど、私なりの下剋上を書いちゃうわよ〜。
ネタバレありきですので、録画していてまだ観ていない方で、ネタバレが嫌な方はそっと閉じてくださいねぇ。
10年連続初戦敗退する弱小チームが甲子園に出場するというのは、本当にあった話ではあるものの、ほぼフィクションのようです。
先生も『無免許』だったり『偽装』してたわけではないらしいので、その辺は話を盛り上げるための作り話なんですね。
これに関しては賛否両論あるみたいですけど、私としては話の構成としてアリだと思ってます。
「ちゃんとした先生じゃないから監督は引き受けられない」
「目の前で頑張っている球児たちを見ていたらつい熱くなって指導してしまう」
「手を引かなきゃ」
「俺のせいでみんなに迷惑かけられない」
「こんなにも野球って面白かったのか」
「俺は罪を犯しているんだ」
「この子たちは強くなる」
そんな南雲先生の葛藤がより一層胸を熱くさせる。
しかも見ている方は1話、2話は、何で監督を断っているのか、何を抱えているのかわからないから、なおさら惹きつけられる。
南雲先生に何があったの?って思いながら見ちゃうしね。
南雲先生が自首して、色んな人たちに偽物の先生と言われたけれど、生徒たちはずっと「先生」って呼んでいた。
求めていた。
先生、戻って来てくれ。
僕たちに指導してくれ。
先生じゃなきゃダメなんだ。
免許を持っていなくたって先生は、先生なんだ。
そんな想いが伝わってくる。
「どーせ、俺なんて」
と、最初から諦めていたり、
「自分にはムリ」
そう思って何もせず
「ダメだった時恥ずかしいし」
なんて思ってしまうのか、何かに一生懸命になることにためらってきた子たち。
そんな感じの子たちが南雲先生に出会い、南雲先生の指導を受けた時に、野球の面白さを知り、自分たちの中にある可能性を知り、頑張る力が湧いてきたんだと思う。
県内で一番対戦したくない“荒れた高校”と言われているけど、いい子たちばかり。
結局は、荒れていたというよりも頑張り方を知らなかっただけなのかもしれない。
試合で負けちゃった時にもいつもコールド負けしてた彼らは初めてコールドではなく、9回までやれたと喜んでいた。
練習試合で負けた時にも不貞腐れたり、笑って誤魔化すことなく、
「この後練習しようぜ」と、ちゃんと練習をする。
素晴らしい。
私の中の“荒れた高校“っていう基準が『スクール・ウォーズ 』だからだろうか…。
監督から「お前たちはコールドの人間なのか‼️」
「今から俺はお前たちを殴る‼️」なんてことを言われなくてもちゃんと軌道修正出来ている子たちだ。
なんていい子たちなんだ。
スクール・ウォーズ には、サブタイに~泣き虫先生の7年戦争~ とある。
あの話は7年もかかるほど荒れていた。
こちらは、甲子園までの道のりは3年だ。
素直な子たちは伸びる‼️
で、この子たちって、一応俳優さんではあるものの、私の中では知っている方は少ないので、何となく本当の球児みたいな感じで見ちゃうんですよね。
いい意味で素人感みたいな、素朴ないい子…みたいな。
方言がこれまたいい演出にもなってるわけで。
さすが『最愛』を手がけたプロデューサーさんと演出家さん。
素人感があるのに、みんな、演技が上手い。
みんな演技が上手いから本当の球児のように見えるのか⁉️
これ、本当に凄いことです。
TVerには、この球児たちのオーディション風景が載っているのをご存知ですか?
チラッとだけなんですけどね、これもまた胸熱ですよ。
野球のプレーや演技を見てオーディションするんですよ。
上手いからいいってわけでもないし。
何かしら人を惹きつけるものを持っている人が選ばれている気がする。
その1人が、日沖誠役の菅生新樹くん。
彼は野球が得意という感じでもなく、エラーも多かったけれど、周りの人から応援されたり、本人も声を出すなどしていい雰囲気を出していた。
そんなところを評価されて、下手でもたった1人でも練習しているキャプテン役にピッタリという感じで選ばれたようだ。
彼の演技は、お兄さんの菅田将暉さんに似て、人を惹きつけるものを持っているように思う。
『初恋の悪魔』でも観ているこちらにゾクッとさせて記憶の中に印象深く残っている。
いい役者さんだと思う。
オーディション風景をやっているのを観ると色んな感情がそこに入るので、つい応援したくなる。
ほら、NiziUとかBE:FIRSTとかのオーディション風景を見ちゃうとめっちゃ応援したくなる…みたいな…。
そんなところでも心を鷲掴みにされちゃう。
演出というか、宣伝というか、そういうのがとても上手いと感じる。
ってかね、あの野球の試合のシーン。
これ、右下に点数とか、アウトの数とかのアレが出てるでしょ。
ナレーションみたいなのも解説者みたいなのが入るし。
あれがね、本当の高校野球の試合を見ている気になっちゃうわけですよ。
これ、マジで演出うまいわ。
私、今まで野球題材のドラマとかちゃんと見たことなかったから、他のドラマもこういうふうになってるのかもしれないけど、この右下にあるやつのせいで、余計力を入れて応援して見ちゃうんじゃないかな?と、思ったんですよ。
だから、この間の6話の2塁と3塁で挟んでタッチアウトするところなんて、手に汗握って応援しちゃったし、タッチした瞬間「よっしゃ〜」とガッツポーズしちゃったよね。
その場面ではその右下のやつは映ってないし、スローになってるし、挿入歌がかかってるから、普通の高校野球を見ているのとは違うってのはわかるんだけどね。
なんか、力入っちゃったよね。
あぁ〜、で、この後の山住先生演じる黒木華さんの「よ〜し‼️」がよかったよねぇ。
私、こういう一言でグッと人の心を掴む役者さん、大好き💖
で、みんなで見に来てくれていた南雲先生に向かって
「先生〜」って行くところは、もう、号泣ポイントだよねぇ。
「気持ち切らすなよ」
「次も負けんな」って答えるところもね。
あぁ、その前の生徒が先生を見つけて
「先生」
「先生」
ってみんなが声をかけて、そこに山住先生がガッツポーズして、それに南雲先生も答えた時に、生徒たちが気合い入ってガッツポーズしたところとかもグッときたなぁ。
そうそう。このシーンの前も号泣ポイントはあった。
先生として働いていないのに、先生の家に、みんなが集まることがあった。
「うちは合宿所じゃねーぞ」なんて言いながら喜んでみんなを歓迎しておもてなししてた。
あのシーンで、みんながバクバク食べてるところを見て、南雲先生が思わず涙ぐんじゃうところ。
あの唇をぷるぷるぷるって、震わすところなんか、かーっ❗️鈴木亮平、やっぱりいい演技するよねぇって、思ったよねぇ。
続いて生徒の久我原くんももらい泣きしたところは「え?あんた、そういうキャラなの?」ってびっくりもしたし。
あ、びっくりしたといえば、根室くん役の兵頭功海くん。
この子、メガネ取ったらイケメンってことに驚いた。
調べてみたら『リュウソウジャー』っていう戦隊モノをやってたみたいですね。
リュウソウゴールドだったみたい。
なるほど〜。
アミューズだし、イケメン枠なのね😆
この子と犬塚翔くんの間でピッチャーとしての何かしらもありそうで、今後楽しみですね。
犬塚翔くんのおじい役の小日向さんの目も気になるし。
今夜も楽しみです。
最後までお読みいただきありがとうございます😊
しあわせをありがとうございます💖
うちなる平和を💕
シュカポン🐼