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娘新たな門出話

ウーリーと黒い獣たち』を書いてる途中だけど、現実話を書いてちょっと休憩。

頭の中に思い描いていることを文字に書くって楽しいけど難しい。
私に文才と集中力をください…。


17日は娘の引越しの片づけや車を売る手伝いをするためダンナと私と息子で向かった。

新しい娘のアパートは、家から前住んでいたところより高速道路で30分くらい近くなった。

今までは3時間くらいかかっていたけど、2時間半くらいで着く距離になった。

10時に娘の新しいアパートの近くのスーパーで待ち合わせ。
少し余裕を持って早めに朝6時に家を出発。

行きの高速では、台風の影響もなく、雨風に当たらず娘のところに行けた。

娘にスーパーに着いたことをLINEで伝えると水しか出ないシャワーに悪戦苦闘しているという返信がきた。

洗面所のお湯は出るからガスは来ているはずなのに、なぜかお風呂場のシャワーだけお湯が出ないという。

ヒーヒー、ギャーギャー言いながらシャワー浴びてんだけど…というLINEに笑ってはいけないと思いつつ笑ってしまう薄情な母。私…。

何とかガス屋さんに連絡して適切なやり方を聞き温かいお湯が出るようになり、温かいお湯でシャワーを浴びた娘。

そんなハプニングもあったので、若干遅れてスーパーにやってきた。

まずは、引越しの際に運びきれなかった荷物を娘の車からダンナの車に移して娘のアパートへ。

駐車場がないアパートだけど、たまたま隣に空き地があり、そこに車を置かせていただき、荷物を運び入れる。

娘の部屋のドアを開けると、ものすごい数の段ボール。

何からどう手をつけていいのかわからないくらいの物たちで溢れていた。


前住んでいたアパートよりかなり狭くなったので、本棚などは持って行って欲しいとのことだったけど、本棚を運び出すための動線を作らないことには出す物も出せない。

何とか動線を作り出し運び出すと、時間は車屋さんに行く約束の時間が迫っていた。

今回の娘の引越しは、娘が所属する部署が部署ごと勤務地が移動するための引越し。

その場所は車があまり必要ない場所なので、維持費などを考えて娘は車を手放すことを決めた。

田舎に住む私たちからしたら車は必須。

ダンナは車を売ること、手放すことを反対していたけど、娘からのLINEで
「車屋さんに舐められたくないからお父さんに一緒にきてもらいたい」という言葉が効いたのか、あーだこーだと口を出すことなく、黙って車屋に付き合ってくれた。


娘には事前に何社かに見積もりを取るように私は指示していた。

娘の車は娘が就職する際、中古で約4年前に買った。

結構年数が経っていた車だったけど、走行距離は20,000キロも行っていなくて、お買い得だった。

娘が4年乗り、走行距離も10万キロはいっていないにしろ型も古い。

人気のある車種でもない。
高く売れるとは到底思えなかった。

娘は引越しの忙しい合間にちゃんと車の査定を何社かに頼んでいて、その結果を教えてくれた。

するとものすごく高い査定をつけてくれている会社が一社あった。

私とダンナはその金額に驚きつつ、とりあえず約束していた車屋に行くことに。

そこは、車を買った系列のお店。

そこで、その高く査定してもらった一社からの金額を見てもらうと、そこの車屋さんも驚いていた。


その金額は、他では絶対示さない金額だという。
通常の倍くらい高い買取り値だ。

が、うち(系列)から買っていただいたし、何とかうちで買い取らせてもらいたいから頑張らせて欲しいと言ってくださり、色々なところに確認を取ったり、色んな方に交渉して動いてくださった。

そして、色々頑張ってくださり、1番高い金額と同じ金額で買い取ってくれることになった。
1時間半待った甲斐があった。

もしここで買い取ってくれなかったら、違う車屋に私と娘は行きたいと思っていたし、ダンナは少しくらい安くなったとしてもここで売った方がいいだろ的なことを言っていたので、そこの意見の違いに、モヤモヤが残る案件となっていただろう。


この金額がどのくらい凄いのかわかっていない娘はそれほど驚くことも感動してる様子もなかったが、私とダンナは事あるごとに
「いやぁ、まさかあの金額で買い取ってくれるとわねぇ」
「凄いなぁ」
「娘、ラッキーガールだなぁ」と、何度も何度も言って喜びを噛み締めていた。

ホントそのくらい凄い金額。

お気づきの方もいるかもしれないが、今回の車屋さんでの査定交渉、舐められないためにダンナがついて行ったが、ほぼほぼ何もしていない。
なんなら車屋さんが大事な話をする時に限ってタバコを吸いに外に出ていたくらいだ。

…全ては、高く買い取ってくれそうな査定をつけてくれた車屋さんに娘が連絡をしたからだ。

けれど、そんなことは一切言えないし、言わない。
家族みんなで車屋に行ったからこそいい結果になったのだろう。
そう思う。
そう信じてる。

娘の誕生日ということもあったし、ダンナも私も喜びと感動が大きく、気も大きくなっていたため、お昼は近くにあった牛タンのお店へ。

娘はあまり牛タンが好きではないので、ネットで見たはらこ飯にしようと思ったら、なぜかメニューになく、結局牛タンシチューにした。

自信の表れと言われるほどの厚みのある牛タンは、炭火ではないけど、やはり美味かった。

お会計はぶったまげたけど…。
美味かった。

お昼時に行ったにも関わらず、私たちがお店に入った時はガラガラで、人気のないお店かと思いきや私たちが帰る時には待ちの人がたくさんいたので、これまた娘のラッキーガールが成せる技だったのかもしれない。

美味しいものを食べて再び娘の部屋に行き、片づけの続きを。
そう思っていたら、娘が前のアパートに、Wi-Fiの線があり、それがどうしても抜けなかったからお父さんに来てほしいと言ってきた。

ちょっと予定外だったけど、そちらに向かうことに。

途中で、ダンナにミニストップのソフトが食べたいと言われて私がお店に買いに行き、車に戻ろうとしたら、ここで土砂降りに遭遇。

バケツをひっくり返したような大雨。
ソフトが濡れないように庇いながら車へ。
一瞬で濡れる私。

娘の前のアパートに着き、Wi-Fiの線を抜き、さらにちょっとした細々とした物を雨の中、雨に濡れないように車に運び出した。

娘はその間電話をかけていた。
電話をかけ終わって娘が車に乗り込む時には雨も上がり晴れてきた。

ここでも娘、ラッキーガール。

そしてその帰り道、大きな虹が出てきた。

そういえば、以前の引越しの時も大きな虹が出たような気がする。

娘の引越し祝いと、誕生日のお祝いをしてもらった気分だ。

少し手狭になったし、新たな土地での暮らしは娘にとっては希望としていない不本意なものではあるけれど、何となくいい門出のような気がする。

この引越しを機に元カレとの思い出の物や携帯に残していた物も消してサッパリもしたって言ってたし。

きっといいことが待っているさ。

新しいアパートに着き、片づけの続きを。

完璧に片づけることは出来なかったけど、ある程度物を出し、所定の位置に置き、空いた段ボールを畳んでいく。

もう娘には車がないので、出来るだけ段ボールなどの捨てにくいものなどから運び出した。

夜になり、ある程度片づいたので夜ご飯を食べに行くことに。

娘は「お寿司食べたい!」と。

おお…。
お昼は牛タン、夜はお寿司…。
誕生日だしな。
引越し祝いだしな。
ちょっと震えるけど、いいぞ。

売った車の代金を娘が早く私に返済してくれることを祈る。

こうして娘の引越しを終えて、夜11時半頃家に着いた。

娘は明日から新居地で働き出す。

ちょっと駅まで遠いけど、娘にとってはそのくらいなんともない距離らしい。

マクドナルドはめっちゃ近くにあったけど、そこに通いすぎたらますますおデブちゃんになっちゃうからその誘惑にはどうにか勝ってもらいたい。


最後までお読みいただきありがとうございます😊

このあとゆるゆると『ウーリーと黒い獣たち』を書いていきたいと思います♪

今日中に仕上げられるかな?

しあわせをありがとうございます💖
うちなる平和を💕
シュカポン🐼

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