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ドラマ『95』観ないと損かも

今期のドラマは豊作で、気になるドラマが目白押し。

リアタイとTVerのみで参戦している私には、ちょいとキツイ。

だけど、これだけは外せないドラマ。
それは『95』

King & Princeの髙橋海人担の私としては、これは絶対に観なきゃいけないドラマの1つ。

テレビ東京なので私はTVerで視聴


ドラマを観るのって、何を基準で選ぶのか。

この役者さんが出るから。
この脚本家だから。
原作が好きだから。
話が面白そうだから。
なんとなく。

人それぞれの理由で観ると思う。

何気なくつけていたテレビを何となく観ていたら、案外面白くてそこからずっと観るようになったとかもあるし。

巷で話題になってるから観てみたとかね。

好きな役者さんが出ていても好きな脚本家さんが書いていてもどうしても話についていけなかったり、自分好みじゃない場合もある。

1話だけ観て「あ、これはムリ」って思って辞めてしまう場合や、何話か観てるうちに心が離れてしまうドラマもあったりする。

ドラマを観て「あー、わかるわぁ」とか「うわぁ、こういうことありそうだなぁ」とか、何かしら自分の中に引っかかるものがあると、共感しながらだとか、自分の知らない世界を画面を通して垣間見ることが出来たりするんだと思う。

で。
今回の『95』

第68回日本推理作家協会賞受賞の早見和真による同名小説が原作。阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件、ノストラダムスの大予言、「ウィンドウズ95」発売、そんな1995年に渋谷という街を生きた高校生たちの熱き青春群像劇。
1995年3月20日、成績優秀で品行方正な高校生だった秋久(高橋海人)は、地下鉄サリン事件をきっかけに人の死に直面し、動揺する。世界は本当に終わってしまうのか。言いようのない感情を抱え、持て余していたときに、これまで話したことのなかった同級生・鈴木翔太郎に突然呼び出される。「ぼんやり大人になって、ぼんやり死んで、お前は満足なんだな?」悶々とした気持ちを焚き付けられ、強制的にチーム(仲間)に誘われる。

混沌と狂熱が入り混じった1995年、時には道を踏み外しながら心の赴くままに少年たちが駆け巡る。

<公式サイトより>

と、公式サイトに書いてある。

この内容だけ見ると、私、きっとこのドラマ、海人くんが出てなかったら観てなかった気がする。

共感要素とか少ないし。
世代も違うし。

1995年といえば、私はもうすでに働いていた。

海人くんはまだ生まれてもいないというのに…😓
(こんなにも歳の差があるのね…と思い知らされる…)

ポケベル世代でもない。
厚底ブーツは履いたことあるけど、アムラーではなかった。
ルーズソックスも履いたことなんかなかった。
ましてやギャルなんかじゃなかった。

渋谷とか関係なく生きてた。

だから、1995年にそれほどの思い入れはないわけで…。

この年のサリン事件は覚えていて、弟がその年の4月に修学旅行でディズニーランドに行く時だった。
先生や親との間で、行かせる、行かせないの話し合いが行われて、結局、行くことになり、ディズニーランドがめちゃくちゃ空いててラッキーだったと弟が言っていたことは覚えている。
(ラッキーという言葉が不適切で不快に感じる方がいたらすみません)

このドラマを観ていると、要所要所にその時の流行りの歌が流れてくるので
「あぁ、これカラオケで歌ったなぁ」とか
「あれ?この歌が流行ってるってことは、あのドラマの主題歌だったから、この時期に放送してたのかぁ」
みたいなことを思い出したりはするけど、その程度だ。

なんなら、カツアゲされる海人くんを見て「東京っておっかね〜なぁ。渋谷になんて絶対行けないじゃん」ってなことも思う次第で。


熱い想い、がむしゃらだったあの頃っていう思い出はない。

カラオケには行きまくっていたけど…。

だから、私のように海人くんのファンやその他出演者のファンの人、原作ファン以外、1995年に思い入れがない人は、このドラマ観ようとは思わないで、素通りしちゃうんじゃない?
って思っている。

しかもテレビ東京だし。
地方にいる方はわざわざTVerで観るほどのものではないんじゃない?って思いそうだし。

それこそ今期は見たくなるようなドラマが目白押しだし。(あくまでも私個人調べによるものだけど)

このドラマをチョイスしなくてもいっかぁとなりそうなわけで…。

だけど、それは非常にもったいない‼️と、私は思っている。

ここからは、私の海人びいき、熱強め、愛濃いめ、オタク丸出しでお送りしますので、そういうのがムリな方はそっと閉じてくださって大丈夫です。

が、ドラマだけは観て欲しい‼️
なぜって、もうね、役者髙橋海人が凄いから‼️

え?あなた、ホントにアイドル髙橋海人ですか?って思うようなキラキラオーラを一切封印し、もっさりとして、ダッサイ感じで、イケてない三軍高校生を見事に演じているから。

このドラマのために、ここ数ヶ月海人くんは髪を伸ばしていた。

私的にはまぁまぁ好きなビジュアルではあったものの、私の友だちには不評で、
「なんか髪がもっさりして、ちょっと…ねぇ…」と言われた。

ドラマではもっともっさり。
寝癖ついててお姉ちゃんには「あんたが弟って、恥ずかしいんだけど」と言われるほど、身だしなみに気を使うわけでもなく、見た目も中身もダサダサ高校生。

お姉ちゃん弟に厳しめ

勉強は出来るけど、冴えない。
1人で本を読んでるタイプ。

ギャルを怖がってる。

それは、朝のバス停でのシーンでもわかること。

バス停のベンチに座って本を読んでいてもギャルたちが来ると、サッと立ち、その場からさりげなく避けてギャルたちとの距離を取るくらい。

親の言われた通りのことをやって、それに対してさほど疑問を持つこともなく、反抗心も持つこともなく、きた普通の男の子って感じ。

普通というより、クラスにいたらあまり話しかけたくないか、話しかけていいのかわかんないくらい存在感も薄い感じの子。

寝癖直してるけどもっさ

海人くんのひとつひとつの仕草、表情がホントにイケてない感を出しているのがよくわかるんだけど、1番私がそう感じたのはここ!

中川大志くん演じる翔(鈴木翔太郎)のアジトに行った時の1場面。

たぶん、海人くん演じるQ(広重秋久)は、勉強ばかりしていて、人とのコミュニケーションはあまり取ってこなかったタイプ。
率先して誰かと深く仲良くなることはなかったような、そんな感じ。

だから、人と話す時の距離感、テンション、ボリュームがちょっと下手くそなんだと思う。

だから、翔が「かっこいい大人になる」の言葉を受けて
「その前に、人が死んでるんですけど‼️」って言うんだけど、その言い方‼️

このボリュームとテンションは、自分の考えを人に言ったことがあまりない、人とあまり関わってこなかった人にありがちな返し方なんじゃないかな?って私は思ってて。

なのでその後の
「まずは、悲しもうよ…」で、声のボリューム下げて、あ、さっきの言い方は、言いすぎた?いや、けど僕間違ってないよね…みたいな感じで返す。


これは演出なのかもしれないけど、それを見事に自然に演じた髙橋海人は、天才としか思えない。

天才髙橋海人は、ここ以外にもたくさんある。

書き出したらものすごいボリュームになるので、厳選して書くよ。

またまたアジトでの場面なんだけど、チームに入らないか?と誘われて、断っていたQ。
前に呼び出された時、嬉しかったこととかその時の気持ちを話すシーン。

これね。
何気ないシーンのようだけど、いやいや、あの感じを出すのって、マジで天才だと思うわけですよ。

「正直、電話で呼び出された時は嬉しかった。あ、これは、行かなきゃって思った」っていうセリフ。
この言い方も天才としか言いようがない。

このセリフは、本心とも思えるけど、そうではなくて、そしてそれは翔にとったら1番シラけるセリフ。

嬉しかったとか、そんな感想じゃなくて、チームに入るか入らないか。
やるかやらないのか。
グダグダ御託並べる前に、嬉しいと思ったら、その気持ちのまま、心のまま行動に移せよって思うわけで。

この時の言い方がね。
いや、ホント上手かったのよ。

三軍が、一軍から仲間になれよって言われたらそりゃ喜ぶよね。
けど、いやいや、このメンツに自分入れるわけないじゃん。
浮かれるなよ自分。
勘違いすんなよ自分。
こんな自分に何が出来る?出来ないっしょ。
釣り合うわけないじゃん。
みたいな、やらない理由を並べたくなるわけで。

無下に断るのも悪いから言葉を選びながら丁重に断るんだけど、それもまた翔からしたら心底ダッセェって思うわけで。

その温度差がめっちゃわかる場面だった。

さらにうわっうまっ!って思ったシーンが、お家でのシーン。

テーブルの上にあった雑誌を見て、そこに載ってたイケてる男子のマネをしてて、お姉ちゃんに見られた時の反応。

誰もいないと思ってやってたのに、見られてて、
ビクッッッ‼️ってなるシーン。
これが見事に上手かった‼️

「キモっ」って言われてビクッッッってなる

これ、声かけられるのわかってるのに(ドラマだからね)わからないフリして、ビクッッッってなるのって相当難しいと思うだよね。

このビクッが、ほんとナチュラルだった。

でもって、最高潮に髙橋海人、
マジで天才‼️‼️‼️って思ったシーンが、カラオケ店でのシーン。

翔の仲間たちのギャルがQがバイトを始めたばかりのカラオケ店にやってきた。

ジュースを運んで行ったQに、ギャルたちが絡む。

この時のやり取りが、凄かった。


カラオケ店でギャルに
「あ、この間の〜」なんて言われて絡まれる。

ギャルから肩に手を回され、色々言われ、それに対してグダグダのダサダサの回答をするQ。

そのうち興奮してくるQ。
持ってたお盆で隠してたけど、それに気づくギャル。

お盆を取られて咄嗟にエプロンで隠す
アイドルとしてありえない表情…

この時ギャルたちに
「童貞」だとか「包茎」だとか「性病」だとか言われて、煽られ、からかわれるんだけど、その時の返しが、これまた隠キャそのものって感じで。

女子たちとも慣れてないし、ましてやギャルだし、けど頑張っていたって普通を装っている感満載だし。

イジられてるのを嫌がっている風も出しながら、言い返すんだけど、それが絶妙に、オタクっぽい。
内心ちょっと嬉しくて、でもにやけ顔にならないように気をつけながら「はあ?違います〜。冤罪です〜」なんて言って返したり。

最後に何か一言言って返したいと思ったのに、言い慣れてないからその一言が出てこない間も見事だったし。

ホントにこれがあのアイドル髙橋海人と同じ人なの⁉️って思うくらい、キモイのよ。
いい意味で。

これが不思議なもんでね。

キラキラオーラ封印してるし、お目目からもビーム出してないし、それどころかオドオドキョドッてるし。

オードリー若林が俗に言うこっち側の人間ってやつだ。
いや、それよりももっと隠キャで根暗っぽい。
こっち側のもっと端の方。

全然カッコよくない姿をガンガン出してくる。
そんなのを見たら、今で言う『カエル化』現象が起こりそうなもんだ。

スーンを超えて、なんか嫌ぁ〜😖ってなりそうなもんなのに、これが全くならん。

ならんどころか、その演技にめっちゃ吸い込まれて、こういう隠キャやらせたら右に出る者はいないんじゃないか?ってくらいめちゃくちゃ似合ってて。

昔、キムタクがドラマ『俺たちに明日はある』をやった時に、カッコ悪い役とか、ダサい役っていうウリで最初番宣してたけど、いざ蓋を開けてみたら、何をどうやったって、キムタクはカッコよくて。
むしろそのカッコ悪い感じが返ってカッコよくなっちゃってて…って感じになってたけど、それともまた違う。

海人くんは、マジでそういうカッコ良ささえも消し去って、なのに、私の心を掴んで離さない。

キラキラしてなくても私の心を掴んで離さない髙橋海人は、一体どういうことなんだ?
何がどうなってるんだ?
と、思いながらこれまた沼にハマってしまうわけで…。


この話の中で、友だちがこれ見て勉強しろとか言って渡した少女漫画を渡すんだけど、
最初は『花より男子』で、次に教室で渡したのが『ホットロード』だった。

私の青春の一冊(これは断捨離出来ない)



ドラマを観てて、海人くんが手に取った漫画本の表紙を見た瞬間
「え?別マのマーク?え?ホットロードじゃね?」と思って、次の日TVerで見返したらやっぱりホットロードだった時には大興奮した。

あぁ、私の青春と、ドラマでの海人くんの青春が繋がった…と、何とも気持ちの悪い思いが浮かび、1人で浮かれた。

あぁ、こんな気持ち悪い思考の記事を書き、気づいたら5000文字近くになってしまった…。

すみません💦
後もう少しだけ。
(まだあるんかい‼️)

このドラマの中で、海人くんは、どんどん垢抜けていく感じになる。
雑誌に取り上げられるくらいだからね。

髪を切ったり(まだもっさりはしてるけど)
服装も変わってきたり。
行動も変わってきたり。

それもまたこのドラマの見どころなんだと思う。

あ、あともう一つ☝️
(しつこい?ごめんなさいね💦)

海人くんの走る姿‼️

これがまたいいのよ‼️
走る姿かっこいい‼️

前々回のドラマ『ボーイフレンド降臨』の時にその走る姿が綺麗だなとは思っていた。

今回も海人くんの走る姿を見ることが出来て私的には嬉しい限り🥰

ドラマの見どころというより、海人くんの見どころばかり書いてしまったけど、この演技力、たくさんの人に見て欲しいと、母のような想いで見守っているららみぃなのでした…。


最後までお読みいただきありがとうございます😊

しあわせをありがとうございます💖
推しがいるしあわせをありがとう💖

うちなる平和を💕
シュカポン🐼

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