スピンオフ〜ゲーン王国に巫女たちがやってきた〜コチョリーもいるよ編
今日は、休み。
明日は休日出勤だけど、今日は、休み‼️
息子の部活も休み😊
外は雨☔️
ゆっくりと起きた朝🥱
こんな日はのんびりして、妄想して、現実逃避しちゃうぞぉ〜😁
ってなわけで、今回もうりもさんのスタエフから生まれた
『ウーリーと黒い獣たち』
のスピンオフを書きたいと思います。
こちら様々な人たちがそれぞれの妄想によって作られていく物語。
うりもさんのマガジンを貼り付けさせていただきます。
私が今まで書いたお話。
今回のお話は、私が書いたスピンオフの巫女3人と、コチョリー、そしてゲーン王国のゲーン王のこと。
ちょっと関係のあるチョコさんの記事も貼っておきます😊
loveheartさんの記事と彩夏さんの記事とたねさんの記事もちょっぴり関係あるのでペタペタペタリ。
それぞれの特徴が色濃く出ている妄想物語。
核心に迫る内容は私には書けないので、やっぱりスピンオフ。
スピンオフってなかなかいいのよねぇ。
『踊る大捜査線』も今年は室井慎次のスピンオフを2本上映するしね。
楽しみだわぁ。
ではでは、私の描く『ウーリーと黒い獣たち』のスピンオフをどうぞ。
〜ゲーン王国に巫女たちがやってきた〜コチョリーもいるよ編
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わしはこの城の主人ゲーン。
この国の王や。
今日もよう晴れとる。
ここ数週間雨が降らず、世間は大変なことになってるけどもわしはやっぱり晴れた日が好きやねんな。
朝日を浴びながら、自分で淹れたコーヒーを眺めのいいバルコニーで飲むのがほんますっきやねん。
鳥のさえずり。
澄んだ空気。
草花の匂い。
コーヒーの匂い。
そして、たこ焼きの匂い…。
ん?たこ焼きの匂い?
なんでや⁉️
なに?
なんでたこ焼きの匂いなんかすんねん‼️
匂いの元を探すためクンクンしながら周りを見渡した。
すると室内に、巫女のミーラー、フーヤ、ヤーパ、そして、コチョリーがいた。
「な!なんでおんねん!」
「だってここ、ピンポンもないし、コンコンしても全然出てこないし」
「叫んでも誰もこないしね」
「まぁ、ここにはわししかおらへんからな」
「だから、直接ここまで上がってきました」
「あぁ、まぁそういうことになるかぁ。ってか、わしの城のセキュリティ甘ない?」
「それは、そっちの都合だし」
「まぁ…そうやけども…」
戸惑っているゲーン王に
「あ、これ」
と言ってヤーパがたこ焼きを差し出した。
「昨日、外でタコパーをしたんです」
と言うフーヤの言葉を聞いて
「あぁ、双眼鏡で見とったわ」と思ったゲーン王だったが、それは口には出さず
「余りもんかいな」
とつぶやいた。
「余りものと言えば余りものだけど、やたらコチョリーが『ゲーン王に持って行こうよぉ〜』って言うから」
と、ミーラーが言うと、ゲーン王は少し喜んでいるように見えた。
「ってか、なんでコチョリーは、ゲーン王にたこ焼き持って行こうって言ったの?」
ヤーパの言葉にコチョリーとゲーン王の顔が一瞬だけ曇ったように見えた。
ん?と言う顔でみんなでコチョリーを見ると
「そ、そ、そんなことより‼️ゲーン王‼️せっかく持ってきたんですからたこ焼き食べてくださいよぉ〜」
と、視線をたこ焼きとゲーン王に向かせるコチョリー。
みんなが視線をたこ焼きとゲーン王に向いた時にコチョリーは、
「大丈夫!私たちの秘密は言ってないから!」の意味を込めて、ゲーン王にウインクをした。
実はこの2人は裏で繋がっていたのだ。
コチョリーに、雨乞いの様子とウーリーの様子を見て来るように指示していたのはゲーン王だった。
そのことに、この巫女3人は知る由もなく、中学までの同級生で、仲の良かったミーラーでさえも知らないことだった。
ウインクをするコチョリーだったが、コチョリーは、ウインクがとにかく下手だった。
やたらと口を開け、なぜか舌が出てしまい、右のほっぺを引きつらせ、半目状態のコチョリーの顔は、笑いを取りに来てるとしか見えず、ゲーン王がコチョリーの意図を汲み取るとこは出来なかった。
コチョリーは何をしてるんだと?マジマジと見ているゲーン王の顔もだんだんコチョリーと同じような表情になってきていた。
戸惑う巫女3人。
再び視線をコチョリーの方にやろうとした瞬間
「ゲーン王!コーヒーも冷めてしまいますし、早く食べてください」
と再びゲーン王に視線を集めさせるコチョリー。
「あぁ…、けど、朝からたこ焼きて…」
「あ、もしかして、こちらのゲーン王国では、朝からたこ焼きを食べてはいけないという法律があるのですか?」
フーヤが真面目に言う。
「いや、そんな法律はないけどもやなぁ」
「それは良かったです。安心いたしました。ならば、どうぞお召し上がりください」
爪楊枝を渡すフーヤ。
爪楊枝を受け取り、たこ焼きに刺して取り出すゲーン王。
「いやいやいや、たこ焼きを朝から食べるとかって…」
「いいから食べてみなって」
「しかもたこ焼き言うたら熱々を食べるのがええんやないか」
「冷めても美味しいんだって」
「まずは食べてみてください。朝から食べられるたこ焼き風たこ焼き。そして、冷めても美味しいたこ焼き風たこ焼きですから」
と、丁寧に説明するフーヤ。
「たこ焼き風たこ焼きは、もはやたこ焼きやないかい」
「本当に美味しいから」
「そんなわけあるかいな」
「いいから、食べなよ」
「いやいや、たこ焼き言うたら熱々で、ビールのお供として、夜食べるから美味いのであってやなぁ…」
「ごちゃごちゃ言ってないで早く食べなって」
「あのなぁ。こんな冷めたたこ焼きが美味いわけ…」
パクッ。
「ホンマや‼️美味いがな‼️」
「良かったです」
「なんやこれ‼️冷めててもめちゃくちゃ美味いやんけ!ほんでなんやこれ‼️ふわふわっとして、中はとろっとしてて、口当たりも良く、全然重くもないから、朝から全然食べれるやんけ」
「だから、そう言ってんじゃん」
「ってか、めっちゃ食レポ上手いんだけど。ウケる」
「コーヒーもどうぞ」
コチョリーが勧める。
「コーヒーとたこ焼きって…」
「合うから」
「合うわけないやろ…」
ゴクン。
「ホンマや‼️」
「ちょーウケるんだけど」
ヤーパはゲーンの言動にちょいちょいツボっていた。
「ええっ‼️なんで⁉️なんで、コーヒーにも合うねん‼️どないなってんの⁉️」
ゲラゲラ笑い出すヤーパ。
「それは、たこ焼きを作る時に波DO水を使っているからです」
フーヤが説明した。
「ゲーン王のコーヒーには、波DO水を使っているから、さらに合うんですよ」
コチョリーが付け加えて説明した。
「さらに、たこ焼きの粉にも秘密があります」
これまた丁寧に説明をするフーヤ。
「えー?なになに?秘密があんのー?なんなん?知りたいわぁ」
「それは言えません」
キッパリ断るフーヤ。
「うわぁ。言えないとなったらますます聞きたいやんけ。ますます知りとうなるやん。えー?教えられへんのぉ〜?なんやろ?なんなんやろなぁ。美味さの秘密…」
「いやぁ、ほんま美味いわぁこのたこ焼き。しかも食べてるとしあわせな気持ちになるなぁ」
「美味いなぁ」
「美味いなぁ」
何度も言いながらパクパクたこ焼きを食べるゲーン王。
1パックあっという間に平らげてしまった。
「いやぁ、ほんま疑ってしもうて、すまんかったなぁ」
「いいんですよ。冷めたたこ焼き風たこ焼きが美味いわけないって思うのは当然ですから」
フォローするフーヤ。
「今日はなに?わしの固定概念を覆すために君ら来たんか?」
「まさか、たこ焼きをわしに食べさすためだけに、ここに来たわけちゃうやろ」
「あ、それもありますが、ウーリーがようやく出発したということもあり、ウーリーがここへ来た時にゲーン王は、どのように協力するのかを伺いたいと思いまして」
と、コチョリーがいつもより真面目に伝えた。
「それやねん。わしに協力して欲しいとか、わしのとこに来るのはええけど、わし、何したらええねん」
「ってか、なかなか来ないけどねぇ」
痛いところを突くヤーパ。
「まぁ、あの男は昔っからビビりなとこがあるし、『怖い怖い』言うて、なかなか進まへんからな」
「え?昔から?ゲーン王は、ウーリーのこと知ってるんですか?」
ミーラーが聞くと
「あぁ、まぁ知らんこともないっちゅうかなぁ…」
と、濁しながら答えるゲーン王。
そこへ
「にゃー」と、ネッコがやってきた。
「可愛い〜」
巫女3人とコチョリーがネッコに駆け寄る。
「あぁ、気ぃ、つけなはれや。セイちゃんは、清楚な顔しとるけど、よく噛むねん」
「セイちゃんって言うんだぁ」
「セイちゃ〜ん」
「可愛いねぇ」
「クンクンしてきたぁ〜」
思い思いに声をかけてなでなでする4人。
ゴロゴロ喉を鳴らし始めるネッコのセイちゃん。
「噛まへんねんなぁ…」
複雑な表情と思いになるゲーン王。
「ってか、清楚っぽいってなに?」
「ネッコに清楚とかある?」
「確かに可愛いけど清楚とかわかんないよねぇ」
「あぁ、まぁ、せやなぁ。素人にはわからへんよなぁ。けど、セイちゃんは清楚やねん」
「素人ってなに?」
「清楚を見分けるプロとかいんの?」
「意味わかんなくね?」
「全くもってわかりませんね」
セイちゃんをなでなでしながら、ゲーン王を見ることもなく、口々に言う4人。
「セイちゃんは、にゃーって鳴くだけちゃうねんで。なんと、『せいそー』って鳴くことが出来んねん」
威張って言うゲーン王。
「は?」
「んなけないじゃん」
「あれじゃね?イッヌが『ごわん』って言ってるって、飼い主が「ご飯って言います」って、言い張るみたいな」
「あー、それな」
「ワンって言ってるけど、何となくご飯って言ってるように聞こえるみたいな…」
「聞こえないみたいな」
「けど『せいそ』はないでしょ」
「ないよね。にゃーんがせいそーでしょ」
「ないない!」
口々に言う3人の巫女たち。
「言うんやって。セイちゃん、いつものように『せいそー』って鳴いてみぃ」
「せいそー。せいそー」
そう言って近づくゲーン王だったが
「痛っ‼️」
セイちゃんは鳴くどころかゲーン王の手をかじった。
「ホントだぁ」
「かじるんだねぇ」
「せいそって鳴かないけど、かじるのはホントだったねぇ」
「おてんばさんだねぇ」
「いや、ホンマなんやって…」
「まぁ、ええわ。セイちゃんと出会ったのは、今から7年くらい前やったかなぁ。ターリキィ王国で出会ったんや」
かじられた手をスリスリしながらゲーン王が話し出した。
「え?なに?急に昔話話し出したんだけど。ウケる」
そんなヤーパの言葉を気にすることもなく、ゲーン王は、話を続けた。
「あの日もこんな晴れた日やった。わしはあの頃ようターリキィに散歩に行ってたんや。
お前たちは、ラブコを知っとるか?」
「あぁ、確か、ウーリーの育ての母とかって…」
ミーラーの言葉に
「風の噂では聞いたことがあります」
と、フーヤが付け加えた。
「ラブコは、偉いでぇ。自分の子ユッキーとキッキーを育てながらウーリーのことまで育てはったからなぁ。ホンマあれは誰にでもできることではないでぇ。ウーリーは、そのことわかってちゃんと感謝しとるんかいな?」
「え?なに?ラブコさんの話?」
「え?ってか、いつセイちゃんとの出会いがあんの?」
「あぁ、せやった。ラブコの話やなくて、セイちゃんとの出会いの話やった」
「ほんでな。ある日、ラブコがなんや…『清楚…清楚…』って、ぶつぶつ呟きながら町中を歩き回っている日があってな…」
「…ってか、ゲーン王、ラブコのことめっちゃ詳しくない?」
「だよね。なんか怖いんだけど…」
ミーラーとヤーパは小さな声で言っていた。
「あれやで。これは、ストーカーちゃうからな。ラブコがウーリーを引き取ることになった原因、言うんかな?モト、言うんかな?キッカケみたいな日ぃに、たまたまわしは出くわしたってこともあってな。なんや、他人事思えんくて、色々気にかけてたいうんもあんねん」
「いや。てか、完全に他人だけどね」
「マジちょっと怖くて引くわぁ」
「いや、だからちゃうねんって。これには深い訳があんねんって」
「ん?なんか、ラブコさんとの出会いになってない?」
「ってか、この話を聞く限りでは、ラブコさんとは直接出会ってはいない感じも受けますね」
「ねー。マジウケる」
「それで、セイちゃんと出会ったんですね」
「いや、この話のどこにセイちゃんとの出会いがあったん?言うてみい!コチョリー!」
「ちゃうねん。あんなぁ。あの日、ポニーテールをしたカイサーが走っててなぁ」
「捨てられていたまだ小さかったセイちゃんを踏みそうになってん」
「カイサーは、セイちゃんを抱き上げて『後で迎えに来るからね』言うてまた走って行ったんや」「けど、その後、ラブコに会ったカイサーは『あなた清楚ね』なんてことを言われて、言われるがまま、ラブコの家に招かれてやなぁ」
「なんや、このままじゃあ、日ぃ暮れるわ思うて、わし、セイちゃんを自分の城に連れてきたんや」
「次の日セイちゃんを連れてそこに行ったけど、カイサーは現れへんかった」
「次の日も次の日もカイサーは来ぇへんかった」「そうしてるうちにウーリーとの結婚が決まってしもてな」
「わしも腹括ってセイちゃんを我が子として迎い入れることにしたんや」
「…って!お前ら聞いてへんのかいな‼️」
コチョリー以外3人の巫女たちはみんな床やソファ、椅子など各々の場所で寝ていた。
「夜通しタコパーをしていたので、疲れて寝てしまったと思われます」
コチョリーがフォローする。
「まぁ、ええねんけどな。別に…」
「あ、ゲーン王、私雨乞いのあと、ボーチャの夫に会いに行ったんですよ。言われた通り、ショウギーを挑んできました」
小さな声で話し出すコチョリー。
「おお!そうか。それで、どうやった?」
「それがですね…」
「おう」
「いやぁ、噂通り、強かったですねぇ」
「え?」
「ショーギー。めちゃくちゃ強くて、1度も勝てませんでした」
「いやいや、勝敗はどうでもええねん。何か有力な情報は得たのか?っちゅう話や」
「そんなもんはありませんよ」
「はぁ?」
「ショーギーをしながら他の話なんて出来ません。勝つか負けるかの勝負の世界。しかもショーギーは、なかなか頭を使いますからねぇ」
「いや、お前は何しに行ってん!」
「ゲーン王にショーギーせい言われたから、ショーギーしたのに、なんなんですか!その言い方は!」
「いや、ちゃうがな。わしは、ショーギーをしながら有力な情報を得て来い言うたんや」
「そんなこと言いました〜?」
「言うたて」
「すんません。そんなこととは思わず、ショーギーに夢中になってしまってました」
「まぁ、しゃあないわな…」
「ショーギーの試合は脳を使うので、結構カロリーを消費するんですよ。なので、途中、ボーチャからの差し入れをいただいてました」
「ほう。何を差し入れしてもろたんや?」
「波DO水や脳を鍛えるという飴、勝負に強くなる菖蒲ご飯など…他にもいっぱいありましたが、忘れました」
「なんや、その怪しいけど買いたくなるような物の数々は」
「もちろん、べしゃり屋で売っているものですよ」
「やはりそうか」
「あの商品は、どこから仕入れてるんやろな」
「詳しくはわからないですけど、ボーチャの夫が言うには、何やらリケーン王国から買ってるみたいですけどねぇ」
「なに?ホンマかいな?」
「いや、わかんないですけど、あそこの店にあるほとんどの物はリケーン王国から仕入れてるとかって。あ、ツボと波DO水は確実にリケーン王国からの物ですね」
「なんやと!」
「リケーン王国は、なんや暗い感じがするけど、栄えとるなぁ思っとったけど、そういうことやったんや」
「コチョリー、なかなかええ情報を持ってたやないかい」
「え?これが?こんなんでいいんですか?」
「ええよ。ええよ。ええ情報や」
「そうなんだぁ…」
「あ、ゲーン王も波DO水購入して飲んでますよね」
「そや。べしゃり屋から定期購入してんねん」
「1回試しに買うてみたら、ハマってしもうて、そこからずっと定期購入やねん」
「うーん…」
背伸びしながら目を覚ますミーラー。
「え?ゲーン王って、波DO水定期購入してるの?」
「お、起きてたんかいな」
一瞬焦ったものの落ち着いた口調で話すゲーン王。
「いや、今目が覚めたら、波DO水定期購入って聞こえたから」
「あぁ、せやねん。定期購入してんねん」
「えーっ!なんでぇ?私なかなか手に入れること出来ないのにぃ〜!どういうこと?」
「ミーラーは、水を司る巫女なのに、あまり水に縁がないですよ」
「そうなんや」
「マジかぁ。定期購入だと手に入れやすいのかぁ…。あぁ、けど、私には安定した収入がないからローンも組めないしなぁ」
「それだとボーチャはなかなか売ってくれないかもしれませんね」
「そうかぁ」
そんな会話をしているうちに他の2人も目を覚ました。
「で、ウーリーが来た時どうするか考えたの?」
目を覚ましてすぐにヤーパが言った。
「いや、なんも考えてへん」
「じゃあさぁ、雨乞いを教えたらどう?」
「はあ?わしが?」
「そう」
「ウーリーに?」
「そう。ウーリーに」
「なんでや?」
「え?だって、他に何か協力できる事ってある?」
「いや…まだ思いつかへんけど…」
「だから、雨乞いじゃん!」
「ええっ。わし、巫女でもないのにぃ〜?」
「大丈夫。私たちが教えるよ」
「いや、そういうことやなくて…」
「え?もしかしてこの国では巫女でない者が雨乞いをしてはいけないという法律でもあるのですか?」
「いや、だから、そんな法律はないけどやなぁ」
「それは良かったです。安心いたしました。ならば、どうぞ雨乞いダンスを踊ってみましょう」
「え?ヤバッ」
「なんかまた少しループしてるよね?」
「若干、デジャヴしちゃってますねぇ」
「しちゃってるねぇ」
「イェーイ‼️」
「ふぅ〜‼️」
巫女3人たちは訳のわからないノリで訳の分からないダンスを各々踊り出した。
「ズンチャッチャズンチャッチャ」
「カッキーン」
「くるくるくる〜」
「みんなバラバラやがな」
「この雨乞いのどこをどう覚えたらええっちゅうねん」
そんな中
「みんな復習はしてきたぁ?」
「じゃあ、ミュージック、スタート!」
「はーい。調子はどう?」
「レッツラゴー」
「素敵な笑顔ね、チャーミング👍」
「ファッショングー👍」
「スタイルグー👍」
「あなたはグー👍」
「私もグー👍」
「今夜はコンパでダンシング👍」
突然エド・はるみのグーグーグーダンスを踊り出すコチョリー。
「グーグーグーグーグーグー👍」
「ホップ、ステップ、ジャンピングー👍」
「グーグーグーグーグーグーグ👍」
「私はアンチエイジング👍」
「グーグーグーググググ👍」
「コー‼️」
「なんで今エド・はるみやねん‼️」
最後まで踊り切ってからツッコむ優しいゲーン王。
この日は朝から雨乞いダンスをゲーン王国で踊っていたが、ゲーン王が雨乞いダンスを覚えることもなく、雨もまた降らず、ウーリーも来ないまま日は暮れていった。
一体どうなるのだろうか…。
誰かに続く…はず…。
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朝から妄想しながらのんびりしていたら、もうこんな時間に‼️
しかもなかなかの長文になってしまった‼️
(ずっと携帯をいじっていたわけじゃないですよ)
1日の大半を妄想の中で過ごしてしまったららみぃでした。
最後までお読みいただきありがとうございます😊