ハチワレと一緒に変わる時
変わる時、そう。人の機嫌が変わるとき
気分が変わる、想いが変わる
目を見ていると場の空気まで読めてくる
物理的に目の色が確認できないとき
人の声色や口調の遅速、沈黙で読む
読めないときは自分が黙る
耳を澄まし、的確な間で相槌を打つ
文やコメントだと感情が測りにくい
わたし自身
文章や文脈だけで感情を伝えるのは本当に難しい
不特定多数の感受性を配慮するのも難関で
どこかで「分かりません」
開き直り、割り切り
わたしらしさを放出していく
いま対人面で、自分への課題が『配慮』
主に黙っているのが配慮だとして
受動的な態度を心がけている
沈黙は金でやり過ごすことが増えて
表現の自由は無かったことにして
早めに忘れちゃおうと距離を置いて
首を90度曲げたら景色は変わる
一昨日、活けたばかりの深紅のバラと
清楚なクリーム色のフリージア
もみじ饅頭を抱えるハチワレを握りしめ
行動しながら、運が変わる時を待つ