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見立てが正しいまねきネコ

振り返ることばかりの1週間だった
1年前の昨日、21日は
「noteが株式上場したけど、今後どうなるかな」

22日は、夕方18時半頃
「今日の記事も良かった」

最期のLINEは解熱しないのか、21時過ぎ
「オッサン、早よ寝ろ」
もっと優しい言葉をかければ良かった

翌日6時頃に他界されたと、訃報が入った
同日夕方、緘口令が敷かれたとき
「本当に亡くなった」声を上げて泣いた

明日23日
『まねき師匠』こと、まねきさんの一周忌

どんな会話をしていたか、次第に忘れて行く

まねきさんは元出版社の編集者だった
でも、わたしは文章について学ばず
時事ネタを、オッサンがくだらない笑いにするから
わたしは大笑いしていた

noterへは友好的で、ランチ記事をやるぐらいなので
人を悪く言わなかった

だが、悲しんでいるnoterへ一緒に悲しんで
これは印象に残っている

Mさんがnoteを辞めた
電話の向こうでは
彼女がまねきさんへ宛てたメールを読み直し
まねきさんはMさんに起こった理不尽を怒り
Mさんの優れた人柄を語ってくれた

まねきさんが鬼籍に入り
わたしがピンチの時、助けてくれたのは
再びnoteを開始した、Mさんだった
Mさんへわたしは頭が上がらない
そして、まねきさんの見立ては正しかった

生前のまねきさんは方々へ
「本物は残る」そう言っていた
Mさんは姿勢を立て直して、今日もnoteにいる

やっぱり、まねきさんの見立ては正しかった

#シロクマ文芸部
#小牧幸助さん