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昨夕テレビをつけると
日本大学理事長、林真理子氏の会見があった

そこで記者からの質問が5分以上続き
大学や学生の在り方云々より
前置きが長く、取り止めのない質問に嫌気がした

質問する側も、回答者のことを考えよう
「思いやりを持て」ではなく
回答者は、要点が見えにくい質問に
真実を語ろうにも、言葉が出なくなる

言葉尻を捕まえて叩かれるのだから
回答者は慎重さを持っている
それ以前に、慣れない出来事へ対応する回答者は
長い前置きがあると、質問の主旨が飛んでいく

聞いて咀嚼するだけで労力を使う
答えようによっては
嘘はついてなくとも、嘘だと言われかねない

林真理子氏は
「言質を取られないように」と言われたが
そう受け取られても仕方ない

わたしは日大や林真理子氏の関係者じゃない
だが
質問者=ジャーナリストは
林真理子氏がボロを出すように仕向けている
そんな悪意さえ感じた

長々と話す相手は、こちらへ隙を与えない
誰にでも、いつでも、話が長く
相手の反応を見ず、思いつきで纏まりがない

林真理子氏に質問したジャーナリストは
ただ話しベタか
名前を売るために長い話をするのか知らんが
少なくとも、場に合わせた簡潔さがない

まずは簡潔に話し、少しずつ補っても
対話はスムーズに進むもの
真摯に話せば、人はちゃんと聞いてくれる

ヒトラーの長い演説は、大衆を熱狂させ
“舞台芸術のパフォーマンス”と言っていい
国民の胸に秘めた不満や言ってほしい希望を
計算された力強さ、抑揚とリズムで人を魅了させた

長々と話すなら、これぐらいやってみせたらいい