詩ってなあに 2
詩ってなあに〜
と
まるで小さな女の子が
ブランコを漕ぎながら
叫んでいるけれど
それは誰にも
わからないだろうな
私は
叫んでいる彼女自体が
詩なのだと思うから
でもね
それを
どう表現するかは
やっぱり
無防備では
いけないのかもしれない
ギジュツとか
コウセイとか
むかし
ノートに板書したようなことが
そこにも必要なのかもしれない
詩を習うけれど
心に板書をするけれど
ただ
ブランコで叫んでいるだけの
瞬間が 好きです
と ほんとうは 言いたい
でも
それでは
ある一つの場所から
ずっと出られないのかもしれない
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