過去、30数年ずっと硬い殻をつけて生きてきたインナーチャイルドの癒し〜心と向き合う
こんにちは。
ほっこりんりんです。
あなたは、インナーチャイルドという言葉を知っていますか?
そんなもの聞いたことない、と思われたらきっとステキな人生を送ってこられたのかもしれませんね。
人って不思議ですね。
自分が困っていると、それを解決してくれる出来事を引き寄せてくれる、そんな力があるように思えます。
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私は、知らないけど20代の後半ぐらいから通販で、「癒し」の本を買うようになっていた。
犬と猫の絵がのっている絵本のようなものだ。
"今日は、ポチが昼寝をして、タマがごはんをあげて、みんなでのんびり、ゆったり それでいい、それがいい"
みたいなことが書かれてある本を当時次から次に買った。
そして、もうご老人だけど、休日は、海外でボートに乗ったり、彼女とデートをしたりと人生を謳歌されているらしいセレブの人が出版している本を心の励みに買っていた。
その方の本は、人生は心の持ちよう、言葉の使いようで良くなるとか、なんとか書かれてあって、お花畑の脳の私は、フワフワとその甘い言葉の世界についていき、そのおじいちゃんの本をこれまた何冊も買って熟読していた。
そのおじいちゃんが、サプリを飲んで体の細胞を若々しく保っているということを書いていたら、同じようにマネして、ドラッグストアでサプリメントを買ってしばらく飲み続けたり、毎朝ジョギングをしていると書いてあれば、真似して朝5時に起きてジョギングをしていた。
アファーメーションの本もあり、「自分の可能性は無限大」とか、「私は美人で魅力的」などの言葉がたくさん書かれてある、まあ普通の人が見たら笑っちゃうぐらい地に足をつけて生きなよ、と言われそうな夢を見させる本の内容だったけど、私は本気で、そのおじいちゃんにあこがれ、「ああ、こんな生活ステキ〜! だって、自家用ジェット機もクルーザーも持っている〜! 私もいつか白馬の王子様と結婚して、そのうちクルーズね! 」と息巻いていた。
そんなふうにこの頃から心が楽な方を求め出していた。
メンターが言われるには、「人生には、2つ大事な日があって、一つは誕生日で、もう一つは自分が何のために生まれたかを気付いた日」というお言葉がある。
私は、この頃から自分の使命に少しずつ目覚めていたように思う。
当時は、まだはっきりとした意識はなかった。
それから、結婚してからも、心理学や神経言語プログラミング(NLP)、脳科学などの自分が分かる程度の本をコツコツと読んでいた。
私は、頭がいいほうでもないから、本を読むのもすごーく時間がかかって、数日たってやっと1冊を読み終わる感じだったが、それでも自分のペースで自己啓発系の本はたくさん読んでいた。
それから、心理学の資格を取り、
YouTubeで潜在意識の動画を毎日見るようになった。
本当にこの流れに理由はない。
なんとなく、私自身が辛かったから、私自身が楽になりたかったから、救いを求める思いで自己啓発にすがっていた。
そうして、カウンセラーを受けたり、相談所の人に相談したりする中で、YouTubeで見つけた潜在意識の教材を生まれて初めて購入した。
そこに「怪しい、詐欺だ」という疑いは1ミリもなかった。
吸い寄せられるように、教材を買っており、毎日聴きながらノートにメモをとっていた。
今考えれば、よく借金地獄に陥る方行に進まなかったなあ、と思えるぐらい精神状態が不安だったのだから、まともな教材にあたって本当に運が良かったと思う。
当時は、幼少期に両親の激しいけんかのために氷ついた心で思考停止状態だったせいか、購入した音声の内容が深く私に入ってくることはなかったのだけど、その時なりに紙に書いたりして一生懸命に勉強した。
それから、またYouTubeを見ていると、流暢に話す潜在意識の人たちがたくさん出てきた。
私は、その中からまた2人ぐらいの人から、お教材を購入した。
不思議なことに、この時に使うお金はもったいないという感覚は、なかった。
どうしても人生を変えたい、どうしても今の現状から脱出したい、そんな気持ちのほうが強かった。
そして、そのお教材が私の心の支えにもなっていた。
当時の孤独な私の「唯一のお友達」だったとも言える。
そしてその鍵が潜在意識を書き換えることであるように、感覚レベルで感じていた。
私が購入した人のお教材の中に、人生を変えるのには、
”両親との和解が必須”と言っていた。
2種類ぐらい買ったのだが、どちらのお教材にも、両親との真理的な和解が人生を好転させる鍵となる、と書かれてあった。
そして、両親に手紙を書いたらいい、ということが書いてあったので、私は言われるまま両親に手紙を書いてみた。
もちろん、その手紙は自分の中で閉まっていたが、当時は愛に飢えていたので、ほとんど両親に対する感謝という文章ではなく、
「あの時、もっと私を見て欲しかった。私をかわいがって欲しかった。認めて欲しかった」などの攻撃的、批判的な内容だった。
そして、教材の中でよく出てきたのが、「インナーチャイルドを癒すこと」が人生をチェンジさせる最も重要なこと、という言葉だった。
なぜなら、インナーチャイルドは、幼少期に傷ついた気持ちだから、その傷つきがあらゆる行動にブロックをかけて、可能性を制限しているらしい
よく言われる「無意識の部分=潜在意識の部分」にインナーチャイルドが含まれているらしい。
この潜在意識が、人生をつくるから、ここに根付いているインナーチャイルドを癒してあげると、潜在意識が変わる、つまり、人生が変わるというのだ。
例えば、「お金、お金っていう子は卑しい」と言われ続けて育ったら、お金に対して過度に敏感になり、お金をもつことが悪いと無意識で思ってしまって、お金持ちになれないらしい。
「インナーチャイルド」とは、今までに生きてきた中で傷ついた気持ち、と言ったら分かりやすかな。
いろんな表現があるが、だいたい15才くらいまでに受けた心の傷を紙に書き出して、当時を思い出しその頃の私に戻って、今の大人の私とお話する。
そして、昔の私に
「辛かったね、
頑張ったね、
でも、もう大丈夫だよ、あなたは一人じゃないよ
これからは、(今の)私が守ってあげるから、もう肩の力を抜いて楽になっていいよ
今まで守ってくれてありがとう」
などと小さな私をいたわり全身で包んであげて、感情を感じて癒してあげたら終わり、というワークだった。
私は小さい頃、
✓ 両親の叫び声、
✓ 家屋が刃物で壊された後、木と木がズタズタになった残骸
✓ ガラスが割れて、「キャー」というつんざくような声、それと同時に母の足から血がスタスタ落ちた場面
✓ まっとうな愛情をもらえず、私の話を聞いてもらえず今日あった楽しかったこと、悲しかったこと、くやしかったことなどを親に話した記憶がないこと
✓ 橋の下で捨てられていたと言われたこと
✓ 頭が良くて、容姿のいいお兄ちゃんをみんなで重宝していたこと
✓ 私に注目してもらえなかったこと
✓ 私は価値のない人間だ、自分の意志がない、ダメだという言葉を言われていたこと
✓ 毎日怒鳴り合い、叫び合いの激しい喧嘩の中で恐怖しか感じず、感覚がなくなり声が出なくなったこと
✓ 学校で一人ぼっちだったこと
✓ 青春なんてなかったこと
✓ 家にも外にも、ホッと安心できる場所がなかったこと
✓ 記憶がないこと・・・
たくさん、たくさん心の傷を書いた。
そして、何回か、このインナーチャイルドの癒しをした。
最初の数回は、当時の感情がせき止められていたダムのようにあふれ、涙が出て涙が出て、鼻水と涙で顔と髪がぐちゃぐちゃになった。
お布団の上でやっていたから、シーツもグチョグチョになった。
ドバーッと感情があふれてきて、
本当によくここまで頑張ったなあ、
本当にごめんね、ごめんね、いっつも否定して、ごめんねと自分で自分に言っていた。
そういえば、お教材の音声で
”感情は、エネルギーだから、醜いと思うものもしっかりと感じて共感して外に流してあげれば0になる、
それを心の中で、止めているから苦しいし、ブロックとなって人生がうまくいかないんだよ”と言っていた。
不思議なもので、それから日がたつたびに、本当に薄い紙を1枚1枚めくるように、自分の心が軽くなっていた。
そして、人が怖いと思う気持ち、例えば、スーパーのレジの店員さんでさえも、きつい感じの人がいると以前は、心臓がドキドキしてミスをしないようにと緊張していたり、怖いから、ずっと下を向いて、そそくさと足早に通りすぎたり、
人に認められるように自分をきれいに着飾って、一生懸命テンションを上げて会話をしよう
という私の変な心の縛りが、少しずつ薄れていっていた。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
今日もあなたにとってステキな1日でありますように。愛を込めて