ボーッとのんびりしていると、次元上昇して望む世界に行ける
日本人は「頑張れ、頑張れ!」と言って体にムチ打って、ふりしぼるように行動をすることを美徳のようにいう傾向があります。
あきらかに休んだほうがいいのに、「ここで負けるなんて男じゃない」とか言って死ぬ気で頑張っている人が多いです。
まるで何かの宗教のようです。
よくテレビでもマラソン大会で、足をひきずりながらゴールする人をみんなで涙して拍手をしながら「頑張れ〜、もうちょっと〜、負けるなあ!!!」と言って讃えるシーンがありますが、足をひきずる前に手当てをしたほうが賢明です。
だって素人がみてもそんなに無理をしたら、その足の治りが悪くなって結局くるしむのは、本人なのです。
一瞬の賞賛のために1週間も、2週間も体を痛めるのです。
そこに何の意味があるのでしょう?
もちろん自分の限界のためにチャレンジする姿を否定はしませんし、できる方はカッコイイと思いますが、問題なのはその価値観を全員に押し付ける風潮があることです。
今日は、「頑張る」ことがすべての願望実現のために必要ではない、むしろ体をゆるめながらのんびり過ごすことこそが、最短の願望実現につながる、というお話をしていきます。
「頑張る」生きざまがカッコイイという思い込みを捨てる
あなたには、夢や目標がありますか?
守りたい人がいますか?
その夢や目標に向かって、もしくは会社員のかたなら家族を養うため、生きるために「頑張る」「死ぬ気で頑張る」という精神をお持ちの方も多いと思います。
そんな無理をした結果、ここ数年うつ病患者や自殺者の数は増え続けています。
これは「頑張る」という価値観がもたらした弊害なのです。
え? だって頑張らないとしょうがないじゃないですか〜、と思われると思います。
確かに現時点で生きるために働かなければならない状況の場合もあると思いますが、どうしてもその環境から抜け出せないのなら、その環境の中で少しずつ手を抜く、ということをしていってほしいのです。
お仕事の場合でしたら、あなたの代わりはいくらでもいますが、あなたの体が故障した時に保証してくれる人はあなたしかいません。
病気になる前に、病気にならないようにすること、それが手を抜くことです。
あなたがリラックスすることで、だれも何も困りません。
ちょっとずつやってみるのです。
最初は怒られるんじゃないかと怖かったりすますが、ちょっとずつ手を抜いていくとコツを覚えてきます。
そうやってご自分をリラックスさせてください。
そもそも頑張ったところで、お給料はこの先上がりません。
税金は上がるのに、仕事は増えるのです。
そんな波に何も考えずに乗っていたら、一部のエリートを除いて確実に病気になってしまいます。
頑張りを手放して体をゆるませることが大切です。
不思議なもので、頑張れば頑張るほど、頑張らないといけないような現実がやってくるのがこの宇宙の法則なのです。
だから、ちょっとずつ手を抜くのです。
楽をするのです。
楽をすることをご自分に許可してあげるのです。
「楽をしていいよ〜」って。
そうすると、ゆるく甘〜い現実がちょっとずつ訪れてきます。
不思議なんですが・・・、そんなもんです。
よく何も立派な仕事をしてないけど、許される子ってかわいがられる子っていますよね、
逆に真面目にやっているのに、なぜか怒られる人もいます。
それは、その人が発している雰囲気が呼び寄せているのです。
この人それぞれがもっている雰囲気を”波動”ともいいます。
そんなこと言っても理不尽に聞こえますが、この宇宙は似たような波動を呼び寄せるのです。
波動同調の法則です。
だからこそ、波動の法則を知ったあなたは自分はかわいがられていい、楽をしていい、と少しずつ今までの頑張りを手放していってください。
私も昔事務職をしていた頃、きちんとやっていた方が上司の褒められて、もしかしたら昇給するかもと思い、「頑張って」きびきびと仕事をこなしたり、言い方もカッコよくキビキビとしたしゃべり方をしていましたが、その私のキビキビした態度に似て上司もイライラしていました。
お互いに緊張を与えあっていたのですね。
もともと私はのんびりやさんなので、
「ああ、もう疲れた、かっこいい女性を演じるのや〜めた、頑張るのや〜めた、のんびりいこう」
と決めて、ゆるゆるに仕事をしだしたら、かえって上司の機嫌がよくなって、上司の顔もゆるんでいきました。
鏡の法則ですね。
そうやってゆるゆるやった方が、精神的にも肉体的も疲れがたまらず、快適な時間を過ごせるようになれました。
だから、頑張らないってとっても大切なことなのです。
意識状態が現実を創っている
多くの人は結果が出ないと不安になって、
「まだまだ、努力が足りないんだ!
もっともっと頑張らなければ!!」と
頑張って、頭に鉢巻をして眉間にシワをよらせて、目をランランとさせて頑張ろうとします。
でも、先ほども言いましたように、いじわるなことにそんな時はいくら頑張ってもいい結果は出ません。
これはその時の意識状態が関係しているからです。
なぜなら、あなたの意識が
「頑張らねばならない」
つまり、
「○○でなければならない」
となっている足りない、欠けている、不足の状態だからです。
ということは、
「〇〇で、ないから」と、
ないことに意識がフォーカスしているのです。
このようにないものを意識しているうちは、「ない」現実が作られます。
なぜなら前提が「ない」状態だからです。
あなたの意識が現実を創るからです。
じゃあ、どうすればいいのか?というと、頑張ることを止めるのです。
止めるというと、今までの行動を放棄するように思われますが、そうではなく今まで続けてきた行動をいったんやめてみる、何もしないで、心と体を休めてみるのです。
海や山に言ってボーッとするのもいいでしょう。
好きな音楽を聴くもいいでしょう。
あなたが楽しいなあ、と感じることをやってみてください。
あなたがリラックスして「ああ、楽しい」という満足した状態にいると、あなたのエネルギーが上がっていきます。
エネルギーが上がって気分がよくなった時に行動すれば、いい結果がついてきます。
「満足」とは、「足りないものが満たされる」と書きます。
つまり満たされた世界がやってくるのです。
繰り返しますが、あなたの状態・意識があなたの世界を作ります。
あなたの作り出す世界は、あなたと同じ波動のものしか現れないからです。
宇宙の法則です。
メンターもいつも「ゆる〜く、楽〜にいてください」と言われてます。
だから、ぜひ疲れたら休んでエネルギーをあげてご自分の周波数を整えてくださいね。