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イギリス王室を描いた豪華ドラマ〜「ザ・クラウン」

私はイギリス王室や貴族の映画やドラマが大好き。

今日はNetflixのドラマ「ザ・クラウン」の魅力をお伝えします。

英国君主、エリザベス2世。政界実力者との確執、王室のロマンス、そして20世紀後半を彩る歴史的事件の影で葛藤する、生身の女王の姿を重厚に描いた大作ドラマ。


クオリティが他のドラマとは別格なんですよね。

一場面ごとの映像が豪華。たっぷりの間を取りながら、静かに厳かに進むドラマ展開。


🥀エリザベス女王


父親ジョージ6世死後、26歳で即位したエリザベス。
いくつもの困難を乗り越え、国の君主となる過程が
丁寧に描かれています。

妻や母親、娘としての感情を封印し、

公人として
国のことを第一に考えて生きていく力強さに
心を打たれます。

公の場でのコメントでも自分の気持ちはグッと飲み込む。感情抑えすぎて、涙を流すことも出来なくなる女王。切なくて苦しくなってしまいます。

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🥀女王の夫・フィリップ殿下


もともと破天荒でやんちゃなフィリップには、
「女王の夫」という肩書きが我慢できない。
自分らしく生きて、賞賛を浴びたり、
認められたりしたい。
しかし、自分を押し殺し、
女王を立てなくてはいけない。

夫婦の間に様々な悶着もありましたが、
一生女王に仕え、影で支える
と心に決めたフィリップが素敵なのです。


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🥀女王の妹・マーガレット王女


マーガレット王女は、女王の妹であるが故に
愛する人とも結婚できなかった。
引き裂かれた2人。傷ついた心は一生癒えない。

しかし、静かに姉を女王を受け入れ、
女王の妹として生きていくのです。

不器用な姉に比べ、社交的で前に出るのが好きな彼女。でもそれも絶対に許されない。
女王は一人。代わりは不要。
自分を押し殺して生きる悲しみを背負った人が
ここにもいます。

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🥀女王の息子・チャールズ皇太子

チャールズ!この世で最も哀れな人。
大人しくて気弱なチャールズ。
両親は、猛獣が我が子を崖から突き落とすかの様な教育をします。

皇太子としての彼の将来を案じる気持ちが
強すぎるのです。
愛情はあるけど、一般家庭とは種類の違う愛情。
厳しすぎて寂しくなります。
女王は国のお仕事に熱心なあまり、
子育てにはあまり関わっていないご様子。
母と息子はどこか距離があるのも寂しい。

チャールズの心に寄り添ってくれる人は
一人もいません。
カミラが、唯一胸のうちを話せる相手でした。
しかし、
カミラとの交際は王室一堂から思い切り反対されて、
二人は引き裂かれてしまいます。

あー、この時に一緒にしてあげていたら、ダイアナの人生も違ったものになっていたのにと悲しくなりますね。

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ダイアナのことは、後日第二弾で書きま〜す。


🥀まとめ


とにかくみんな我慢を強いられてて、
王室に幸せな人なんて一人もいないよね
と言うのが率直な感想です😅

女王の身内であるが故の苦悩が
とても丁寧に描かれています。

見応えは十分過ぎるほどありますので、ぜひおすすめします。



最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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